■ユーロ/米ドルは1.14ドル台が高値か
一方のユーロ/米ドルですが、こちらは、1.14ドル台にまで上昇する過程の中で、これまでのユーロのショートポジションが、かなり解消されてきました。
(詳しくはこちら → 経済指標/金利:シカゴIMM通貨先物ポジションの推移)
そういう状況になった途端に、300pips程度、急落する動きとなりました。
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 4時間足)
ポジション動向をしっかりとチェックしておくことの重要性を改めて感じる動きとなっています。
おそらく、今後は、この1.14ドル台が高値となって、若干レンジを形成した後、またどこかの段階で少し下落していくというようなイメージを持っています。
■ギリシャ問題が決着しても、市場への影響は大きくないか
ギリシャの問題は、最終段階に入っています。
市場関係者の中では、ほぼどこかで、何らかの妥協案で落ち着くのではないかという受け止め方になってきていると思います。
そのため、決着をみたとしても、それほど市場に大きな影響はでないのではないかと考えています。
いずれにしても、しばらく方向感のない相場となりそうなので、レンジを決めて、レンジ取引をするなどの工夫が必要ではないでしょうか。
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