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米ドルを買うなら対円よりも対ユーロで！

2015年11月26日(木)17:59公開 (2015年11月26日(木)17:59更新)

今井雅人

■下がり方がゆっくりなので、ユーロ/円はじり安が続くかも

そこで、ユーロ/円のチャートを見てみましょう。

10月９日（金）に、136.955円をつけたあと、136円程度でもみ合っていたユーロ/円は、10月下旬から下落を始め、ジリジリと下がってきています。

そして、11月25日（水）には一時、129.77円まで下落し、130円割れの展開となっています。2015年４月の126円台までは、まだ４円ほどありますが、かなり下がってきたことは事実です。

ユーロ/円週足

（リアルタイムチャートはこちら → FXチャート＆レート：ユーロ/円週足）

下がり方がゆっくりであるので、まだこんな感じのじり安の展開が続くのかもしれません。

ユーロ/米ドルですが、やはり、３月16日（月）につけた安値（米ドルの高値）1.0457ドルというレベルをみんなは、意識しているようです。

ユーロ/米ドル週足

11月26日（木）現在の水準（1.06ドル台）から、もう200ポイント程度しか下がないわけですから、なかなかチャレンジして売ろうという意欲が出てこない状況だということでしょう。

それと、もう１つは時期的な問題です。

本日、米国は感謝祭で休場となっています。感謝祭は実家に帰って、ターキーを食べながら、ゆっくりと過ごすため、明日11月27日（金）も連休を取っている人がたくさんいます。

11月末が決算のヘッジファンドも多くあることなどから、この時期は取引が鈍りがち。そういう状況からも、なかなか動きがとれなくなっているのではないでしょうか。

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