■GMOクリック証券とDMM.com証券の取引高1位争い続く
次に、ここ数年、FX取引高世界1位を巡って、デッドヒートを繰り広げているGMOクリック証券とDMM.com証券について、紹介していきましょう。
2015年に12月にはNZドル/円、英ポンド/米ドル、豪ドル/米ドルといった準主要通貨ペアで、DMM.com証券がスプレッドを縮小すると、すかさずGMOクリック証券が追随するというスプレッド競争が久々に見られました。
【参考記事】
●DMM縮小の翌日にGMOも縮小! 因縁のスプレッド競争再燃でNZドル/円は混戦!
相変わらずスプレッドは両社、同水準をキープしたままで、互いに一歩も譲らずといった印象です。
また、テレビCMでも、この両社はそれぞれ、新垣結衣さんやローラさんなどの有名タレントを起用し、プロモーションの場でも熱戦を繰り広げています。
ファイナンス・マグネイト(旧フォレックス・マグネイト)によると、FX取引高世界第1位は、3年連続でGMOクリック証券がキープしているのですが、2015年5月には、DMM.com証券が、同じくファイナンス・マグネイト(旧フォレックス・マグネイト)の調査データを根拠として、FX取引高世界第1位になったと発表!
【参考記事】
●また、GMOクリック証券が王座を守った!2015年上半期FX取引高世界第1位に輝く
●【動画付き】DMM FXが1位になったって!?新TVCMにローラのお兄ちゃん清原も登場
●DMM縮小の翌日にGMOも縮小!因縁のスプレッド競争再燃でNZドル/円は混戦!
FX取引高世界第1位を名乗る会社が、なぜか2社もある! という摩訶不思議な状態となりましたが、その背景には、実はGMOクリック証券とDMM.com証券が採用した「取引高の調査期間に違いがある」というカラクリがありました。
対象期間が違うだけで順位が入れ替わるということは、それだけ両社の取引高が接近しているという証拠ではありますが、なんともお騒がせな出来事でした…。
【参考記事】
●FX取引高世界第1位をめぐるミステリー。DMMとGMOはどちらが世界一なのか?(1)
実際、DMM.com証券が1位になったー! と、ローラさんや元野球選手の清原さん、柔道家の小川さんが登場する豪華テレビCMが放映されたのも束の間、すぐに「やっぱり2位でした…」と新バージョンのテレビCMが放映されたのです。
DMM.com証券が、なぜこのようにGMOクリック証券と期間が異なる取引高データを使ってまで1位と名乗ったのか、その真意はナゾのままですが、もしかしたら、以下の【参考記事】で紹介した「やっぱり2位でした…」のテレビCMへ落とし込むためのフリだったのかも、なんて想像してしまいます…。
【参考記事】
●【動画付き】仕込まれたオチだったのか!?ガビ~ン! DMM.com証券がまた2位に!
■仁義なきグルメ戦争、戦線拡大の予感?
また、GMOクリック証券とDMM.com証券は、キャンペーン面でも注目したいFX会社。それも、グルメキャンペーンで…。
もともとグルメキャンペーンと言えば、食い倒れの街、大阪に本社を置くFX会社、ヒロセ通商の代名詞。ヒロセ通商は、これまで「爆益トレード乙カレー」や「上昇トレンドリア」など、ダジャレを効かせた数々の名キャンペーン賞品を世に送り出してきました。
ここ数年、そんなヒロセ通商に習ってなのか? グルメをキャンペーン賞品に導入するFX会社は増加傾向にありましたが、ついに2014年頃には、清純派女優の新垣結衣さんをイメージキャラクターに擁するGMOクリック証券が、まさかのグルメキャンペーン参入。
【参考記事】
●FX業界に衝撃!? GMOクリック証券とヒロセ通商に第1次グルメ戦争勃発か!?
それも、第一弾のプレゼント賞品は「モウカレー」…。次いで「モウカルビ丼」や「モウカルボナーラ」などを経て、2015年夏頃からは「料理の鉄人」たちを起用した「味にこだわる料理人監修シリーズ」を展開しています。
まさかのダジャレでスタートしたグルメキャンペーンでしたが、「味にこだわる料理人監修シリーズ」になってから、GMOクリック証券は、ダジャレから離れたようです。
ちなみに、2015年12月現在は、「第3弾 鉄人 石鍋裕シェフ監修のビーフストロガノフ」がもらえるキャンペーンを実施中。
GMOクリック証券[FXネオ]で新規10万通貨以上の取引をすると、取引量に応じて最大5食分のビーフストロガノフがもらえますので、興味のある方はチェックを。
ここまで取引高でも…
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)