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FXのスワップ派に朗報! GMOクリック証券「FXネオ」に登場した東欧通貨でスワップ派におすすめの取引戦略を検証したら、驚きの結果に! 東欧通貨ならではの魅力とは?

2025年06月09日(月)13:00公開 (2025年06月09日(月)13:00更新)
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 業界トップ水準の取引環境で、ザイFX!読者にも圧倒的人気のGMOクリック証券「FXネオ」が、2025年3月17日(月)からハンガリーフォリント/円(HUF/JPY)、チェココルナ/円(CZK/JPY)、ポーランドズロチ/円(PLN/JPY)、豪ドル/ニュージーランドドル(AUD/NZD)の4通貨ペアの取り扱いを開始した。

GMOクリック証券「FXネオ」が4通貨ペアを追加!

 このうち豪ドル/ニュージーランドドルは、どちらもオセアニア地域に属しているオーストラリアとニュージーランドの通貨が組み合わさった通貨ペア。地理的な要因などもあり、豪ドルとニュージーランドドルは他の主要通貨に対して似たような動きになることが多く、豪ドル/ニュージーランドドルは一定の値幅で上下を繰り返す傾向が強い、レンジトレードに向いている通貨ペアとして知られている。

 では、東欧通貨と日本円が組み合わさったハンガリーフォリント/円、チェココルナ/円、ポーランドズロチ/円は、どんな特徴のある通貨ペアなのだろうか?

 GMOクリック証券の担当者に聞くと、これらはスワップポイント(スワップ金利)狙いにも向いている通貨ペアで、特に、取引証拠金の小ささと投下資金に対するスワップ収益の良さが際立つハンガリーフォリント/円は、リリース直後からGMOクリック証券の予想を上回るペースで取引されているそうだ。
【※関連記事はこちら!】
FXのスワップポイントを狙ったトレード手法に新たな選択肢が登場!トルコリラなどの高金利通貨3兄弟に代わる注目株、「東欧通貨3兄弟」の魅力やおすすめの戦略を紹介

 これはメキシコペソ/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円の高金利通貨ペアに資金の一部を振り分け、スワップ狙いのトレードを実践している記者にとっても非常に気になるトピックと言える。なぜなら、最近これらの通貨ペアの値動きが芳しくないからだ。代わりとなる通貨ペアがあるなら、ぜひ詳しく知りたい!

GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら!

 そもそも、「FXネオ」の取り扱い通貨ペア数は今回の4ペア導入で24種類(※)に拡大したが、主要なFX口座の中では決して多いほうではない。しかし、それはGMOクリック証券がトレーダーにとってトレードしやすく、魅力のある通貨ペアを厳選しているからにほかならない(※そのほかラージ銘柄として6ペアも取引可能)

 そんなGMOクリック証券が豪ドル/ニュージーランドドルはまだしも、一般的にはマイナー通貨ペアとも呼ばれるハンガリーフォリント/円、チェココルナ/円、ポーランドズロチ/円という、EU(欧州連合)に加盟しつつも独自通貨を採用する国が絡んだ通貨ペアを一気にリリースしたのは、トレード妙味がある通貨ペアだと判断したからだろう。

 そこで、この記事ではハンガリーフォリント/円、チェココルナ/円、ポーランドズロチ/円の最近の値動き、スプレッドやスワップポイントなどの主要スペックを確認し、従来からスワップ狙いで人気の高金利通貨ペアとも比較しながら、東欧通貨ペアの魅力とGMOクリック証券「FXネオ」でそれらを取引するメリットに迫りたい。記事の後半では、記者がGMOクリック証券の担当者から聞いた、東欧通貨ペアのおすすめの取引戦略を検証し、実際にトレードして感じたGMOクリック証券の取引ツールの特徴や魅力についても紹介していこう。

【このページの目次】(クリックで各項目に移動します)
■ 東欧3通貨ペアの値動きをチェックし、高金利通貨ペアとも比較
■ GMOクリック証券は、スプレッドとスワップポイントが業界トップ水準!
■【取引戦略検証1】ハンガリーフォリント/円の買いで着実に収益が増える
■【取引戦略検証2】ロング・ショート戦略で為替リスクを低減させる
■ ポジションを保有したたまスワップを有効利用できる自動受け渡しが便利
■ あらゆるトレーダーにGMOクリック証券をおすすめできる理由
■ GMOクリック証券で実施中の特典・キャンペーンを紹介!
■ GMOクリック証券「FXネオ」の口座開設方法は?

東欧3通貨ペアの値動きをトルコリラ/円などの高金利ペアと比較!
円高でも下値は限定的、スワップ狙いの買いを安心して保有できそう

 まずはハンガリーフォリント/円、チェココルナ/円、ポーランドズロチ/円の為替レートの水準や値動きを確認し、FXのスワップ運用で定番の高金利通貨ペア、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円とも比較してみよう。

GMOクリック証券が取り扱いを開始した2025年3月17日(月)から、ちょうど1カ月後となる4月17日(木)のNYクローズ時点のレートは、ハンガリーフォリント/円が0.389円、チェココルナ/円が6.455円、ポーランドズロチ/円が37.760円(※GMOクリック証券「プラチナチャート」のBIDを参照。以下同)。

■2025年4月17日(木)NYクローズ時点の為替レート(BID)
通貨ペア 為替レート 必要証拠金の目安(1万通貨)
ハンガリーフォリント/円 0.389円 156円
チェココルナ/円 6.455円 2582円
ポーランドズロチ/円 37.760円 1万5104円
メキシコペソ/円 7.224円 2890円
南アフリカランド/円 7.559円 3024円
トルコリラ/円 3.718円 1488円
米ドル/円(参考) 142.419円 5万6968円

※必要証拠金の目安はレバレッジ25倍で小数点以下を切り上げて算出。為替レートの水準により、証拠金の金額は変化します

 3ペアの中でもっともレートの水準が高いポーランドズロチ/円でも米ドル/円(142.419円)の4分の1程度、チェココルナ/円はメキシコペソ/円(7.724円)や南アフリカランド/円(7.559円)より低く、ハンガリーフォリント/円にいたっては断続的に最安値を更新するトルコリラ/円(3.718円)をも大幅に下回っている。

 為替レートの低さは、取引に必要な証拠金の小ささにもつながる。特に、ハンガリーフォリント/円の為替レートは0.4円前後と、「FXネオ」の最低取引単位となる1万通貨でも証拠金は160円程度だから、極めて少額の資金からトレードすることができて、FXを始めて日が浅いトレーダーも取り組みやすい

 値動きはどうか?

 以下は先ほどと同じ期間にあたる3月17日(月)から4月17日(木)までの日足の比較チャートと、期間中の変動率をまとめたものだ(レートはすべてBID)。なお、この期間はトランプ米大統領が世界共通関税と相互関税を課す大統領令、いわゆる「トランプ関税」に関する報道に金融市場が振り回され、米ドル/円は151円台から4月22日(火)の140円割れに向けて、円高が進んだタイミングも含まれている。

東欧通貨3ペアと米ドル/円の比較チャート(変動率:2025年3月17日~4月17日)
東欧通貨3ペアと米ドル/円の比較チャート(変動率:2025年3月17日~4月17日)

(出所:GMOクリック証券「プラチナチャート」)

通貨ペア 3/17 4/17 変動率
ハンガリーフォリント/円 0.402円 0.389円 -3.23%
チェココルナ/円 6.497円 6.455円 -0.65%
ポーランドズロチ/円 38.841円 37.760円 -2.78%
米ドル/円(参考) 149.194円 142.419円 -4.54%

※GMOクリック証券のデータ(終値・BID)をもとにザイFX!編集部が作成

 為替レートの違いを考慮して変動率で見ると、ハンガリーフォリント/円とポーランドズロチ/円の下落率は2%~3台と軽微で、チェココルナ/円は-0.65%とほとんど変化がない。

 次に、同じ期間の高金利通貨ペア(メキシコペソ/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円)の値動きも確認してみよう。

高金利通貨3ペアと米ドル/円の比較チャート(変動率:2025年3月17日~4月17日)
高金利通貨3ペアと米ドル/円の比較チャート(変動率:2025年3月17日~4月17日)

(出所:GMOクリック証券「プラチナチャート」)

通貨ペア 3/17 4/17 変動率
メキシコペソ/円 7.476円 7.224円 -3.37%
南アフリカランド/円 8.239円 7.559円 -8.25%
トルコリラ/円 4.049円 3.718円 -8.17%
米ドル/円(参考) 149.194円 142.419円 -4.54%

※GMOクリック証券のデータ(終値・BID)をもとにザイFX!編集部が作成

 もっとも変動が少なかったメキシコペソ/円でも下落率が3%を超え、トルコリラショックもあったトルコリラ/円は-8.17%、南アフリカランド/円はトルコリラ/円を上回る-8.25%と、大きめの下落を演じている。いくらスワップポイントの水準が魅力的だからといって、この期間に高金利通貨ペアでスワップ狙いの買いポジションを保有していたら、為替レートの下落による評価損がスワップで得られる利益を上回り、トータルの収益がマイナスになることは容易に想像できる。

 また、米ドル/円も同期間中の変動率は-4.54%だったので、こうして見るとハンガリーフォリント/円、チェココルナ/円、ポーランドズロチ/円の期間中の値動きは、米ドル/円や高金利通貨ペアと比べると全体的に緩やかで、スワップ狙いで買いポジションを保有し続けていても、為替差損による資産へのダメージは少なかったことがわかる。

 以下は上記で紹介した通貨ペアの買いポジション1万通貨を期間中に保有し続けたと仮定し、「FXネオ」で受け取れたスワップポイントを加味した場合に、各通貨ペアで収益のパフォーマンスがどのようになったかをシミュレーションしたものだ。

■各通貨ペアの収益状況(1万通貨あたり:2025年3月17日~4月17日)
通貨ペア 為替差損益 スワップ収益 総収益
ハンガリーフォリント/円 -90円 35円 -55円
チェココルナ/円 -70円 350円 280円
ポーランドズロチ/円 -8820円 2030円 -6790円
メキシコペソ/円 -2350円 714.5円 -1635.5円
南アフリカランド/円 -5890円 629.5円 -5260.5円
トルコリラ/円 -3160円 1443円 -1717円
米ドル/円(参考) -6万3380円 5493円 -5万7887円

※「為替差損益」は3/17始値と4/17終値から算出。どちらもBIDの値を適用しているため、実際の取引結果とは異なります
※「スワップ収益」は4/17NYクローズ時点までポジションを保有し続けた場合の累積金額
※GMOクリック証券のデータをもとにザイFX!編集部が作成

 詳しくは後述するが、GMOクリック証券は取り扱うすべての通貨ペアで、受け取るスワップポイントが全体的に高水準。特にハンガリーフォリント/円、チェココルナ/円、ポーランドズロチ/円の新規3ペアと高金利通貨ペアは、いずれも業界トップ水準を提供している。

 値動きが小さい通貨ペアは、為替レートの変動を収益機会と捉えてアクティブにトレードするトレーダーにとっては、投資妙味の少ない銘柄かもしれない。しかし、値動きの小ささゆえ、高金利通貨ペアやメジャー通貨ペアに比べて下落のリスクも低いということは、スワップ狙いのポジションを中長期にわたって過度な心配は必要とせず持ち続けることができる、まさにスワップ狙いの新定番として注目しておきたい通貨ペアだ。こうした通貨ペアを、スワップポイントが業界トップ水準のGMOクリック証券で取引するメリットは大きい。

「FXネオ」はハンガリーフォリント/円、チェココルナ/円、ポーラ
ンドズロチ/円のスプレッド、スワップポイントが業界トップ水準!

 次は、GMOクリック証券におけるハンガリーフォリント/円、チェココルナ/円、ポーランドズロチ/円の最低取引単位、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面を確認しておこう。

 「FXネオ」では基本的に1000通貨単位(0.1単位)の取引が可能。ハンガリーフォリント/円、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円だけは例外的に1万通貨単位となるが、いずれのペアも為替レートの水準が低いので、1万通貨でも少ない資金から取引できる。特に、ハンガリーフォリント/円の約160円(1万通貨)という、圧倒的に小さな証拠金は注目だ。

■GMOクリック証券「FXネオ」の東欧3通貨ペアの最低取引単位・スプレッドなどのスペック
通貨ペア 最低取引単位
(0.1枚)
スプレッド 必要証拠金
の目安
参考レート
(25/5/9終値)
ハンガリーフォリント/円 1万通貨 0.6銭原則固定 161円 0.402円
チェココルナ/円 1000通貨 0.2銭原則固定 263円 6.559円
ポーランドズロチ/円 1000通貨 2.8銭原則固定 1546円 38.632円

※日本時間午前9時~翌午前3時のスプレッド
※「必要証拠金の目安」は参考レート(BID)をもとにレバレッジ25倍で算出し、小数点以下を切り上げ
※GMOクリック証券のデータをもとにザイFX!編集部が作成

 ザイFX!編集部が約40の主要なFX口座を比較した中では、「FXネオ」のスプレッドは上記の通貨ペアも含め、取り扱うほとんどの通貨ペアでトップ3の水準に入る狭さが提供されている。しかも、原則固定スプレッドの配信時間が日本時間9時~翌3時までと十分に長く、為替相場に値動きが見込める時間帯をしっかりカバーしているのも魅力。過度に取引時間を気にすることなく、いつでもコストを抑えた取引が可能だ。

 外国為替市場での流動性が低いマイナー通貨ペアには、原則固定スプレッドを適用していないFX口座もあるなか、「FXネオ」はマイナーな通貨ペアもメジャーな通貨ペアと同じ条件で取引できるのがうれしい。

 また、見逃せないのがスワップポイント。

 以下の表は2025年3月17日(月)~4月17日(木)までの期間中に、ハンガリーフォリント/円、チェココルナ/円、ポーランドズロチ/円の1万通貨あたりの買いポジションに付与されたスワップポイントの合計金額と、1日あたりの平均金額を、3通貨ペアのうちいずれかの取り扱いがある主要なFX口座で比較したものだ。

■「FXネオ」と主要FX口座のスワップポイントを比較(1万通貨:2025年3月17日~4月17日)
FX会社
「FX口座」
HUF/JPY
(1日平均)
CZK/JPY
(1日平均)
PLN/JPY
(1日平均)
GMOクリック証券
「FXネオ」
35円
(1円)
350円
(10円)
2030円
(58円)
ヒロセ通商
「LION FX」
24.5円
(0.7円)
245円
(7円)
1901円
(54.31円)
くりっく365 21.5円
(0.614円)
214.4円
(6.13円)
1937円
(55.34円)
トレイダーズ証券
「みんなのFX」
21円
(0.6円)
210円
(6円)
1866円
(53.31円)
トレイダーズ証券
「LIGHT FX」
21円
(0.6円)
210円
(6円)
1866円
(53.31円)
三菱UFJ eスマート証券
「三菱UFJ eスマート証券FX」
21円
(0.6円)
70円
(2円)
1890円
(54円)
IG証券 18.99円
(0.543円)
6円
(0.17円)
1823.5円
(52.1円)
トレイダーズ証券
「みんなのシストレ」
17.6円
(5.03円)
176円
(5.03円)
1058円
(30.23円)
LINE証券
「LINE FX」
14円
(0.4円)
175円
(5円)
1750円
(50円)
セントラル短資FX
「FXダイレクトプラス」
35円
(1円)
取扱なし 取扱なし
JFX
「MATRIX TRADER」
取扱なし 343円
(7円)
取扱なし
SBI FXトレード 取扱なし 取扱なし 1750円
(50円)

※銘柄によっては最低取引単位が10万通貨など、1000通貨単位や1万通貨単位の取引ができないFX口座もあります
※各社の公式サイトや取引ツールから取得したデータをもとにザイFX!編集部が作成

 これを見ると、そもそもハンガリーフォリント/円、チェココルナ/円、ポーランドズロチ/円と、スワップ狙いで新たな注目株の3ペアすべてを扱うFX口座は多くないうえ、「FXネオ」のスワップポイントは3ペアすべてが業界トップの水準だということがわかる。

 そして「FXネオ」のスワップポイントは、受け取る金額と支払う金額が同じ、「一本値」を採用している点にも注目だ。スワップポイントは同じポジション量に対して、受け取る金額よりも支払う金額のほうが多いFX口座が一般的。そして受け取る金額が高ければその分、支払う金額も相対的に高くなる傾向にある。

 しかし一本値の「FXネオ」では、受け取るスワップポイントの金額の高さだけでなく、支払うスワップポイントの金額の低さも業界トップ水準。純粋に為替相場の値動きを狙ってスワップポイントを支払う方向にポジションを持っても、スワップ分のコストを相対的に抑えられる。また、後ほど詳しく取り上げるが、よりリスクを抑えてスワップ収益を狙える、ユーロ/円を組み合わせたチェココルナ/円、ポーランドズロチ/円でのロング・ショート戦略もやりやすい。
【※本記事の関連項目はこちら!】
スワップ派におすすめの取引戦略を検証:ロング・ショート編

 このように、他のFX口座と比較してみると、3通貨ペアにおける「FXネオ」のスペック面での優位性がよくわかる。スワップポイントがトップ水準で、かつ取引の実質的なコストにあたるスプレッドが狭いという、多くのトレーダーがFX口座に求めるスペック面での優位性も、「FXネオ」のストロングポイントだ。

【スワップ派におすすめの取引戦略を検証:HFU/JPY編】
動かない間に着実に収益が増える!?
高金利通貨ペアよりも長期でポジションを保有しやすそう

 ここからは、記者がGMOクリック証券のスマホアプリ「GMOクリック FXneo」でトレードし、ハンガリーフォリント/円、チェココルナ/円、ポーランドズロチ/円を使った2つの取引戦略を検証した結果をお伝えしよう。検証するのは、先日GMOクリック証券の担当者に聞いたスワップ派におすすめの取引戦略だ。
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FXのスワップポイントを狙ったトレード手法に新たな選択肢が登場!トルコリラなどの高金利通貨3兄弟に代わる注目株、「東欧通貨3兄弟」の魅力やおすすめの戦略を紹介

 今回はスマホアプリからデモ口座を使用しているが、GMOクリック証券「FXネオ」のデモ口座は追加証拠金(追証)の適用がないだけで、提供される為替レートも本番取引とほぼ同じ。スマホアプリからは1億円を上限に、1円単位で仮想資金の設定が可能だから、こういった検証には非常におすすめだ。

 以下は記者がGMOクリック証券のデモ口座で、2025年4月22日(火)から毎営業日、日本時間午前中の任意のタイミングでハンガリーフォリント/円を10万通貨ずつ新規で買い続け、累計のポジションが100万通貨となった5月5日(月)から1週間が経過した5月12日(月)時点の、ポジション状況を示す建玉一覧の画面と、各ポジションの約定レート(成立価格)をまとめたものだ。

ハンガリーフォリント/円の取引状況と各ポジションの約定レート一覧

(画像の出所:GMOクリック証券「GMOクリック FXneo」)

 まず注目してほしいのが、各ポジションの約定価格が0.399円から0.410円と、わずか1.1銭の間に密集している点だ。

 日本のゴールデンウィーク(大型連休)を挟むという、やや変則的な期間だったにもかかわらず、ハンガリーフォリント/円は記者がポジションを建て続けていた10営業日の間、ほとんど動いていないのだ。実際、本番口座を含め、アプリのトレード画面でハンガリーフォリント/円のレートをチェックしていても、他の通貨ペアのようにレートが細かく変動する場面に出会ったことはほとんどなく、画面がフリーズしているのかと疑うこともあったほど。

 また、100万通貨のポジションを保有しているにもかかわらず、取引に必要な証拠金はわずか1万6120円と激安なのもポイント(平均建玉レートより算出)。仮に米ドル/円を100万通貨取引すれば、証拠金ベースでも約580万円が必要だから(2025年5月12日時点)、実際にトレードしてみるとハンガリーフォリント/円の証拠金の小ささを実感する。長期保有を目的に、万が一の不測の事態に備えて口座全体でみたレバレッジの倍率を2倍としても約20万円程度の資金で済むから、これなら初心者でも、ある程度の量のポジションを保有しやすい。

 そしてこの間、1万通貨あたり1日1円という、業界トップ水準のスワップポイントを受け取ることができていて、累計のスワップ収益(1090円)がポジションの評価損(-500円)を上回り、トータルの収益はプラスになっている。

 ハンガリーフォリント/円の買いで受け取るスワップポイントの1円は、トルコリラ/円の41円、メキシコペソ/円の19円、南アフリカランド/円の15円と比べると、少ないように感じるだろう(GMOクリック証券「FXネオ」で2025年5月12日から翌13日へポジションを持ち越した際に付与された1万通貨あたりの金額)

 しかし、取引証拠金に対する収益率を見ると、ハンガリーフォリント/円は南アフリカランド/円を上回り、メキシコペソ/円とはほぼ同水準となる。

■ハンガリーフォリント/円と高金利通貨3ペアのスワップ収益率(年率換算)
通貨ペア スワップポイント 収益率 必要証拠金
ハンガリーフォリント/円 1円 228.70% 160円
メキシコペソ/円 19円 229.45% 3023円
南アフリカランド/円 13円 146.09% 3248円
トルコリラ/円 41円 983.25% 1522円

※「スワップポイント」は2025年5月12日のNYクローズ時点で保有していたポジションに付与された1万通貨あたりの金額
※「収益率」はスワップポイントの金額を年換算(365日)し、「必要証拠金」と5月12日の終値(BID)を適用して算出(小数点以下第3位、四捨五入)
※「必要証拠金」は5月12日の終値(BID)を適用し、レバレッジ25倍で小数点以下を切り上げて算出
※GMOクリック証券のデータをもとにザイFX!編集部が作成。為替レート、スワップポイントの水準の変化で収益率は変化するため、あくまで参考として活用してください

 高金利通貨ペアはいったんトレンドができると、そのトレンドをしばらく継続することが多い。下落の流れが続き、特にトルコリラ/円で日々、受け取るスワップを大幅に上回って為替差損が拡大していく局面を何度も経験してきた記者にとって、この「為替レートがほとんど動かず、動かない間にスワップポイントで、少しずつだが着実に収益を積み上げている」という状況は、運用を継続するにあたって非常に安心できると実感した。

 もちろん、GMOクリック証券は高金利通貨ペアのスワップポイントも業界トップ水準の高さだから、これから高金利通貨ペアの下落の流れが落ち着いたタイミングをうまく狙えれば、魅力的なスワップ収益を得ることも可能だろう。しかし、為替レートの変動リスクが相対的に大きいことは気にしておく必要があるため、長期にわたってポジションを放ったらかしにしておくことはおすすめできない。その点、値動きが極めて小さいハンガリーフォリント/円なら、高金利通貨ペアよりも安心してスワップ狙いの買いポジションを保有し続けることができそうだ。

【スワップ派におすすめの取引戦略を検証:ロング・ショート編】
カギは相関性!チェココルナ/円やポーランドズロチ/円を
ユーロ/円といっしょに取引すると……

 次に、ユーロ/円との為替レートの相関性の高さを活かした、チェココルナ/円、ポーランドズロチ/円でのユーロ/円とのロング・ショート戦略も検証してみた。

 ユーロ/円とのロング・ショート戦略とは、同じポジション量でユーロ/円の買いポジションと、チェココルナ/円、またはポーランドズロチ/円の売りポジションを同時に保有するやり方だ。これにより、為替レートが円高・円安のどちらに動いても、相関性の高さによって為替レートの変動リスクが低減され、かつ、受け取るスワップポイントと支払うスワップポイントの差がプラスになる。

 まず以下の画像は、4月25日(金)にユーロ/円1万通貨の買いポジションと、チェココルナ/円1万通貨の売りポジションの両方を建て、その後、5月12日(月)時点の各通貨ペアの為替差損益と累計のスワップ収益、両方を合計した収支の状況がどうなっていたかをキャプチャしたものだ。

チェココルナ/円とユーロ/円を組み合わせた戦略の検証結果

(画像の出所:GMOクリック証券「GMOクリック FXneo」)

 これを見ると、ユーロ/円の買いは為替レートの変動による差損益が+1万1310円、スワップポイントの累計が+1757円で合計1万3067円のプラス。一方のチェココルナ/円の売りは為替レートの変動による差損益が-490円、スワップポイントの累計が-140円で合計630円のマイナスとなり、2つのポジションを合わせると1万2437円の収益が発生していた。為替レートの変動リスクを回避しながら、スワップの差額でも着々と利益を積み重ねていけたことがわかる。

 この期間はやや円安の流れが強まっていたというタイミングの良さもあったが、以下のGMOクリック証券の「プラチナチャート」の比較チャートで作成した直近1年程度のユーロ/円とチェココルナ/円の値動きを重ねたチャートを見ても、両者は期間中にかなり似たような値動きを続けていて、相関性が高かったことがわかる。局所的に相関性が低下する場面があっても、長い目でポジションを持ち続ければ、為替リスクを低減させつつ、スワップの差額で着々と利益を積み重ねていけそうだ。

ユーロ/円とチェココルナ/円の比較チャート(重ね合わせ:2024年4月1日~)
ユーロ/円とチェココルナ/円の比較チャート(重ね合わせ:2024年4月1日~)

(出所:GMOクリック証券「プラチナチャート」)

 そして、同じように4月25日(金)にユーロ/円1万通貨の買いポジションと、ポーランドズロチ/円1万通貨の売りポジションの両方を建て、5月12日(月)時点で各通貨ペアの為替差損益と累計のスワップ収益どうなっていたかを確認できる画像が以下だ。

ポーランドズロチ/円とユーロ/円を組み合わせた戦略の検証結果

(画像の出所:GMOクリック証券「GMOクリック FXneo」)

 こちらもユーロ/円の買いが+1万3557円、ポーランドズロチ/円の売りが-7552円で、2つのポジションを合わせると6005円の収益が発生していた。チェココルナ/円での戦略と同様、為替レートの変動リスクを回避しながらスワップ収益を積み重ねていけたことがわかる。

 ポーランドズロチ/円の為替レートは30円台後半と、ハンガリーフォリント/円やチェココルナ/円ほどは低くない。しかし、差引で受け取れるスワップポイントの金額がそれなりに大きいので、ロング・ショート戦略に必要な証拠金に対するスワップ収益の割合は悪くない。ユーロ/円とポーランドズロチ/円も以下のように、長期で見るとおおむね似たような動きをする期間が長いので、スワップ狙いでユーロ/円と組み合わせたロング・ショート戦略には妙味があると感じる。

ユーロ/円とポーランドズロチ/円の比較チャート(重ね合わせ:2024年4月1日~)
ユーロ/円とポーランドズロチ/円の比較チャート(重ね合わせ:2024年4月1日~)

(出所:GMOクリック証券「プラチナチャート」)

 上述のとおり「FXネオ」のスワップポイントは、受け取る金額の高さだけでなく、支払う金額の少なさも業界トップ水準なので、このようなロング・ショート戦略によって生じるスワップの差額も他のFX口座より有利だ。

 スワップ狙いのトレードにおける最悪のシナリオが、スワップポイントが受け取れる方向のポジションだけを持つ、いわゆる「丸裸」の状態で為替差損が発生する方向へレートが変動し、スワップ以上の損失が出てトータルの収益がマイナスになること。その最悪のシナリオを、いくつかの高金利通貨ペアは過去に何度も演じている。

 為替レートがほとんど動かないハンガリーフォリント/円の買い、ユーロ/円を使ったチェココルナ/円やポーランドズロチ/円でのロング・ショート戦略は、スワップ派が最悪のシナリオを回避するための新たな選択肢となりそうだ。今回の検証を通じて、東欧通貨ペアには高金利通貨ペアに代わってスワップ派の新たな定番となる可能性を感じた。

 ここまで紹介してきたとおり、GMOクリック証券「FXネオ」のハンガリーフォリント/円、チェココルナ/円、ポーランドズロチ/円の3種類の東欧通貨は、スプレッドの狭さとスワップポイントの高さが業界トップ水準だから、高金利通貨ペアの取引で思ったほど成果が上がらないと感じている人、スワップ収益を狙った資産運用に少しでも興味のある人は、ぜひチェックしてほしい。

ポジションを決済しなくても、スワップを自動受け渡し。振替の手間
なく、すぐ出金できて受け取ったスワップポイントを有効活用できる

 スワップ狙いで得たスワップポイントを他の金融商品の取引の原資にしたり、一定のスパンで出金したりしたいと考えている人にとっても、GMOクリック証券は使いやすいFX口座といえる。GMOクリック証券ではポジションを保有したままの状態でも、NYクローズを迎えると発生したスワップポイントの受け渡しが自動的に行われ、NYクローズ後1時間ほどで出金が可能になるからだ。

GMOクリック証券のスワップポイントの取り扱い

(出所:GMOクリック証券)

 通常、FXの取引で発生したスワップポイントは、決済するまではあくまで評価損益の一部という扱いで、ポジションの決済時にこれまで付与されてきた分がまとめて受け渡され、実損益として口座に反映されるのが一般的。

 一部のFX会社ではポジションを決済せず、これまでに受け取ったスワップポイントを現金化できる振替機能などを提供しているが、スワップポイントを引き出すポジションを指定する必要があったり、一定の金額以上でなければ振替機能を利用できなかったりと、手間や注意すべき点がある。

 また、ポジションを決済せずに途中で振替機能を使ってスワップポイントを現金化した場合、取引画面でポジションを建ててから受け取ってきた累積のスワップポイントをポジションごとに確認することは難しく、取引報告書などをチェックする必要があるなどのデメリットも生じる。

 GMOクリック証券なら日々、発生したスワップポイントが自動で現金化されて口座余力に反映され、しかも現金化されても各ポジションの詳細画面から、これまでに受け渡しが完了しているスワップポイントのト―タル金額を確認することができる。

 こうしたかゆいところにも手が届くようなユーザー目線のサービスを提供しているのも、多くのトレーダーがGMOクリック証券を選択している理由のひとつだろう。

 GMOクリック証券「FXネオ」のスワップポイントについて1つ注意点があるとすれば、課税についてだ。ポジション決済時にスワップポイントの受け渡しが行われるFX口座の場合、ポジションを決済しない限りスワップポイントに課税されることはない。しかし、GMOクリック証券の場合は、日々スワップポイントの受け渡しが行われ、自動で現金化されるので、スワップポイントはすべて課税対象となる。スワップポイントを合わせて一定金額以上の利益が出た場合は、確定申告を忘れずに。

「FXネオ」の取引環境の良さを、検証を通じて再認識。初心者~
上級者まであらゆるトレーダーにおすすめしたいと感じる理由を紹介

 今回の検証ではデモ口座を使用したが、主要FX口座のほとんどの本番口座で取引ツールを試し、トレードを経験してきた記者が改めて感じたのは、主に以下に挙げるGMOクリック証券の取引環境の良さと、スマホアプリをはじめとする取引ツールの圧倒的な使いやすさだ。

★圧倒的に使いやすい取引ツール。特にスマホアプリのスピード注文は秀逸の一言!

 記者がもっとも注目したいのは、「取引ツールの使いやすさと機能性の高さ」。取引ツールの性能や視認性の良し悪しは、取引結果を左右する重要な要素なので、FX口座を選ぶときは自分にとって使いやすいものが提供されているかを確認するのが、トレーダーには必須の作業といえる。

 GMOクリック証券では特に、レートやニュースをサッとチェックでき、チャンスと思ったらいつでもすぐに取引できるスマホアプリ「GMOクリック FXneo」の完成度の高さが目をひく。中でもレートやスプレッド、保有ポジションの情報などを確認しながら、新規、決済、ドテン、同一通貨の全決済をワンタップで行える「スピード注文」画面は秀逸の一言

「GMOクリック FXneo」のスピード注文画面

(画像の出所:GMOクリック証券「GMOクリック FXneo」)

 ちなみに、スピード注文は2010年にGMOクリック証券がリリースした機能で、他社がクイック注文や2WAY注文などといった名称でも提供している同様の機能も、GMOクリック証券のスピード注文を参考にしたものだと思われる。つまり、GMOクリック証券のスピード注文はワンタップ(ワンクリック)系注文機能の元祖なのだ。しかも定期的に改良が行われ、リリースから10年超が経過した今も使い勝手の良さで人気を集め続けている。

スピード注文画面には、FXトレーダーが便利に使える機能が詰まっている。たとえば、スピード注文画面で最初に取引数量を設定しておけば、あとは画面上部のレート部分をタップするだけで指定した数量の注文が発注され、約定したら即座にポジション情報が更新される機能もその1つ。ほかにも、設定画面では注文時に許容できるスリッページ幅や、保有中のポジションと反対方向のトレードをしたときに両建てにする設定も可能だし、成立したポジションに対する決済注文(指値・逆指値・OCO)を発注することもできる。

 保有しているポジションを決済する際に、約定日時の古いものから順に決済する「FIFO」と、約定日時の新しいものから順に決済する「LIFO」も選択できるので、事前に細かく設定しておけば、よりスピーディーかつ快適に、思いどおりのトレードができる。

スピード注文の設定画面

(画像の出所:GMOクリック証券「GMOクリック FXneo」)

 また、本記事で検証したスワップ狙いのトレードのような、細かい値動きをさほど気にする必要がないトレードをするときや、数量や細かい指定を間違いがないようしっかり確認しながらトレードしたい人、指値や逆指値で約定価格を指定したい人は、スピード注文画面ではなく、通常のトレード画面からもトレードできる。その場合も成行注文なら許容できるスリッページ幅の指定が可能だし、指値や逆指値で価格を指定する注文方法も非常にわかりやすい。

★スマホアプリはチャート機能も充実。初めての人でも、迷わず使える操作性の高さもGood!

 そのほかにも、GMOクリック証券「FXネオ」のスマホアプリでは、最大4分割が可能で、Tick(ティック)を含めた16種類の時間足、BID(売値)とASK(買値)の選択、13種類のテクニカル指標(インジケーター)が使えるチャート画面も魅力的。チャートの色やテクニカル指標の色を自由にカスタマイズできる細かな設定に加え、チャート上に表示された指値注文や逆指値注文のラインを上下に動かすことで価格の指定や変更ができる「Action」機能など、使えば使うほど充実した機能に驚かされる。

 また、スピード注文画面で画面を横向きにすると、テクニカル指標や時間足を自由に設定できるチャートが表示され、視覚的に値動やエントリーポイントを確認しながらスピーディーなトレードができる。重要なイベントや経済指標の発表などで為替レートが動き出したタイミングを狙ってトレードするようなときは特に、このスピード注文がとにかく便利だ。

スピード注文画面(横向き)

(出所:GMOクリック証券「GMOクリック FXneo」)

 そして、このように豊富な機能が提供されているにもかかわらず、どこに何があるのかがひと目でわかり、FXのスマホアプリに初めて触れるユーザーも迷うことがないシンプルなレイアウトを実現していることも、使いやすさを際立たせている。ザイFX!の読者から圧倒的な人気を得ているのも納得だ。
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★PC専用のツールにも注目! FXとCFD共通で使える「プラチナチャート」が便利!

 PCから取引できる環境なら、ウェブブラウザで表示される高機能チャートの「プラチナチャート」をぜひ使ってほしい。

 プラチナチャートは「FXネオ」のPC用インストール版取引ツールの「はっちゅう君FXPlus」はもちろん、公式サイトからログインすれば、会員専用ページからも立ち上げることができる。「FXネオ」と、GMOクリック証券のCFD取引の両方に対応しているから、同じチャート画面上でFXとCFD両方の銘柄のリアルタイムレートや値動きを確認できるし、比較チャートでFXの通貨ペアとCFD銘柄の値動きを比較することも可能。さらに、プラチナチャートの画面からFXとCFDのスピード注文画面も呼び出せるから、トレードチャンスを逃す心配もない。

GMOクリック証券「プラチナチャート」の取引画面

(出所:GMOクリック証券「プラチナチャート」)

 ちなみに、GMOクリック証券のCFDは、日経平均先物やNYダウ先物などを原資産とする株価指数CFDに加え、金(ゴールド)先物や原油先物などを原資産とする商品CFDなど、為替との相関性を指摘されることが多い銘柄も豊富に取り扱っている。FXとCFD共通で利用できるプラチナチャートなら、通貨ペアとあわせてこうしたCFD銘柄も表示できるので、1つのチャートで充実した相場分析が可能だ。

★CFDやバイナリーオプションなどFX以外の商品ラインナップにも充実!

GMOクリック証券・CFDの公式サイトはこちら!

 FXと共通でプラチナチャートを利用できるGMOクリック証券のCFDは、世界各国の代表的な株価指数や主要なコモディティ(商品)銘柄、VIX指数に関連した銘柄などに加え、NYダウの構成銘柄ほぼすべてを取引できるバラエティに富んだラインナップで、国内店頭CFD取引高が11年連続1位を獲得している人気のサービス(※日本証券業協会および日本商品先物取引協会の統計情報によるGMOクリック証券調べ(2014年1月~2024年12月))

 FXとCFDでは口座間の資金振替なども簡単にできるので、より幅広い銘柄に投資したいと考えているユーザーにとっても、GMOクリック証券は非常に利用しやすい。
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FXだけじゃない! GMOクリック証券のCFDは、10年連続国内取引高シェア1位! 世界的な企業の株式や株価指数、ETF、金、原油まで、CFDなら世界中の資産に投資できる!

GMOクリック証券「外為オプション」の公式サイトはこちら!

 また、GMOクリック証券では、バイナリーオプションの「外為オプション」も人気だ。たとえば、FXのPC用インストール版取引ツールの「はっちゅう君FXPlus」からは、GMOクリック証券のバイナリーオプション口座「外為オプション」の取引画面をすぐに立ち上げることができるので(※)、値動きがあるときとないときでFXとバイナリーオプションを使い分けて、戦略的なトレードを行うことができる
(※「外為オプション」は、公式サイトからログインすれば、会員専用ページからも取引画面を表示することが可能)

 「外為オプション」では、為替の主要5通貨ペアで指定した数値(権利行使価格)を上回るか下回るかを予測するラダー取引ができ、各回号の取引時間が最大3時間と長めで、各回号で1時間の重複があるという珍しい特徴がある。取引画面はシンプルで、直感的な操作ができるのもうれしい。こちらも国内取引シェアが11年連続1位と多くのトレーダーに利用されている(※一般社団法人金融先物取引業協会公表個人向け店頭バイナリーオプション取引月次データによるGMOクリック証券調べ(2014年1月~2024年12月))

 このように、GMOクリック証券の強みは、スプレッドやスワップポイントといったスペック面での優位性だけにとどまらない。取引ツールの使い勝手やCFD、バイナリーオプションなど、FX以外にも幅広いサービスを提供している点も含めた全体的な取引環境の良さが、継続的に根強い人気を博している理由と言える。

GMOクリック証券で実施中の特典・キャンペーンを紹介!

GMOクリック証券では現在、新規口座開設特典やさまざまなキャンペーンを実施している。ここでは、2025年6月に実施中の、「FXネオ」に関連する特典・キャンペーンを紹介しよう。

GMOクリック証券・ザイFX!限定タイアップ特典

 まず、「FXネオ」の口座をこれから開設する人に絶対にチェックしてほしいのが、当サイトザイFX!を通じた口座開設と、口座開設の申し込みが完了した月の翌月末NYクローズまでに新規1万通貨以上の取引を達成することで、4000円がキャッシュバックされる「ザイFX!タイアップ特典」だ。

 ハンガリーフォリント/円、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円に限っては、取引量が10分の1として換算されるため10万通貨以上の新規取引が必要になるが、ハンガリーフォリント/円なら一度に10万通貨の取引を行っても、必要な証拠金は1600円程度(※本記事公開時点、以下同)。これで4000円がキャッシュバックされるのだから、必ず条件を達成してキャッシュバックを受け取ってほしい。

はじめてのFX口座開設とお取引で最大100万キャッシュバック!!

 さらに、GMOクリック証券独自の特典として、「はじめてのFX口座開設とお取引で最大100万キャッシュバック!!」もある。

 こちらは「FXネオ」の新規口座開設が完了した月の翌々月最終営業日NYクローズまでの、新規の取引量に応じて最大100万円がキャッシュバックされるというもの。

 最大となる100万円のキャッシュバックを受け取るには相当量の取引が必要になるが、新規10万通貨以上の取引からキャッシュバックの対象となるため、初心者も段階的に挑戦しやすいのが魅力。

新規口座開設特典の取引条件
合計取引数量(新規約定) キャッシュバック金額
10万~30万通貨未満 100円
30万~50万通貨未満 300円
50万~100万通貨未満 500円
100万~500万通貨未満 1000円
500万~1000万通貨未満 5000円
1000万~5000万通貨未満 1万円
5000万~5億通貨未満 5万円
5億~10億通貨未満 25万円
10億~40億通貨未満 50万円
40億通貨以上 100万円
※GMOクリック証券の公式サイトの情報をもとにザイFX!編集部が作成

 しかも、ザイFX!タイアップ特典とは異なり、ハンガリーフォリント/円、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円も実際の取引量で数量がカウントされるから、この3ペアのいずれかで10万通貨の新規取引を行えば100円のキャッシュバックが発生し、さらにザイFX!タイアップ特典の4000円も条件をクリアするから、合計で4100円を受け取ることができる。

 ハンガリーフォリント/円の1万通貨で160円程度、100万通貨でも1万6000円程度という証拠金の小ささを活かせば、初心者でもそれなりのキャッシュバックを狙えるはず。買いポジションを建てて中長期目的で保有すれば、業界トップ水準のスワップポイントも受け取ることができるから、無理のない範囲でぜひチャレンジしてほしい。

 なお、紹介した2つの特典は、いずれも自動でエントリーされるので、専用フォームから申し込む手間も不要だ。

★【FX新通貨ペア追加記念】ハズレなし!毎週最大2,000円が当たる抽選キャンペーン!

 次に紹介するのは、すでに「FXネオ」の口座を保有しているユーザーも対象となる「【FX新通貨ペア追加記念】ハズレなし!毎週最大2,000円が当たる抽選キャンペーン!」

【FX新通貨ペア追加記念】ハズレなし!毎週最大2,000円が当たる抽選キャンペーン!

 このキャンペーンは毎週開催され、各回で5万通貨以上の新規取引を1口とし、抽選で1等として1000名に2000円、2等として1500名に1000円、1等と2等のどちらにも当選しなかった人には200円がプレゼントされるという内容。

 しかも、ハンガリーフォリント/円、チェココルナ/円、ポーランドズロチ/円、豪ドル/ニュージーランドドルのいずれかで新規1万通貨以上の取引を行っていれば、抽選口数が3口も追加、さらに口座内に米ドルの残高が毎営業日100ドル以上あれば1口が追加され、最大で上位当選確率が5倍にアップと2000円ゲットの可能性が高まる。

毎週最大2,000円が当たる抽選キャンペーン!の条件

(出所:GMOクリック証券)

 ハンガリーフォリント/円、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円は一度に0.5取引単位(5万通貨)の取引がキャンペーンの対象となるが、1等や2等に当選できなくても必ず200円はプレゼントされるという太っ腹な企画だ。

 参加には毎回(週ごとに)キャンペーンページからのエントリーが必要になるが、ハズレなしのキャンペーンなので、必ず毎週エントリーのうえ1等2000円の当選を期待して取引に励んでほしい。

★LINE公式アカウントの友だち限定!FX取引で200円プレゼント!

 さらに、「LINE公式アカウントの友だち限定!FX取引で200円プレゼント!」にも注目だ。

LINE公式アカウントの友だち限定!FX取引で200円プレゼント!

 GMOクリック証券のLINE公式アカウントを友だち追加し、LINEのトーク内からキャンペーンにエントリーのうえ、「FXネオ」で新規1回以上の取引を達成すればもれなく200円がプレゼントされるという、非常にやさしくてお得な条件が魅力。LINEを利用している方は、友だち追加してみよう。

 このように、GMOクリック証券ではさまざまな特典やキャンペーンが用意されているので、新規で口座を開設するときはもちろん、「FXネオ」で取引を始めてからも、キャンペーンでのキャッシュバックを狙って楽しくトレードを続けることができる

 特に、1度に10万通貨の取引でも1600円程度という、激安の証拠金で済むハンガリーフォリント/円も取引量の対象になるものばかりという点は見逃せない。たとえば、ザイFX!からの新規口座開設後に「【FX新通貨ペア追加記念】ハズレなし!毎週最大2,000円が当たる抽選キャンペーン!」と「LINE公式アカウントの友だち限定!FX取引で200円プレゼント!」にエントリーして、ハンガリーフォリント/円で10万通貨の新規取引を行えば、最大で6300円を受け取れる。

 その後も「【FX新通貨ペア追加記念】ハズレなし!毎週最大2,000円が当たる抽選キャンペーン!」に毎週エントリーし、抽選口数がアップするハンガリーフォリント/円で取引すれば、さらなるキャッシュバックが狙える!ぜひ、この機会にお得な特典やキャンペーンを活用して興味のある通貨ペアの取引にチャレンジしてみてはどうだろうか。

GMOクリック証券「FXネオ」の口座開設方法は?

GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら!

 最後に、GMOクリック証券「FXネオ」の口座開設方法を紹介しよう。

 GMOクリック証券では通常のFXサービスの「FXネオ」、バイナリーオプション口座の「外為オプション」、外貨取扱サービス、くりっく365の利用が可能な「FX取引口座」の開設なら、スマホのカメラ機能を使った本人確認システムの「最短手続き本人認証(スマホでスピード本人確認)」を利用することで申し込みから最短30分と、FX業界の中でもっともスピーディーに完了する。

 「最短手続き本人認証」にはカメラ機能のついたスマホに加え、本人確認とマイナンバー確認の書類が必要だ。マイナンバーカード(個人番号カード)があれば、マイナンバーカードだけで完結する。

 不備がなければ会員登録完了のメールが登録したメールアドレス宛に届くので、内容を確認し、取引に必要なログインパスワードの設定などを行えば、すぐにトレードを始めることができるようになる。

 「最短手続き本人認証」を利用しない、利用できない場合は、指定されたページからのアップロードや郵送で本人確認書類を提出することもできる。ただし、その場合はGMOクリック証券からの口座開設完了通知を簡易書留郵便(転送不可)で受け取る必要があるため、口座開設を申し込んでから実際にトレードを始められるようになるまでに、最低でも2営業日以上の日数を要する点には注意しておきたい。

口座開設で提出可能な本人確認・マイナンバー確認書類
本人確認書類
書類 最短手続き本人認証 アップロード・郵送
運転免許証
個人番号カード(マイナンバーカード)
パスポート
住民票の写し
在留カード(外国籍の人)
特別永住者証明書(外国籍の人)
マイナンバー確認書類
書類 最短手続き本人認証 アップロード・郵送
通知カード
個人番号カード(マイナンバーカード)
住民票の写し(マイナンバー記載あり)
※すべて有効期限内、住民票の写しは発行から6カ月以内のものが有効。本人確認書類は顔写真付きのものは1点、顔写真無しのものは2点が必要。GMOクリック証券の公式サイトの情報をもとにザイFX!編集部が作成

 なおCFDを含め、GMOクリック証券が取り扱うすべてのサービスを取引するなら証券取引口座を開設する必要があるが、こちらは口座開設までに最短でも2営業日はかかる。ただし、先にFX取引口座を開設して、あとから証券取引口座を追加で開設することが可能だから、できるだけ早くFXを始めたいならFX取引口座の開設を申し込み、そのあとに証券取引口座の開設を追加で申請するのも手だ。

 以上、GMOクリック証券が新たに取り扱いを開始したハンガリーフォリント/円、チェココルナ/円、ポーランドズロチ/円の特徴やそれを活かした取引戦略の検証を通して、「FXネオ」の取引環境について詳しく紹介した。

 「FXネオ」の魅力的なスプレッドやスワップポイント、スマホアプリをはじめとする取引ツールの使いやすさもちろん、CFDやバイナリーオプションなどFX以外の商品ラインナップも充実していることがおわかりいただけただろう。興味がある方はぜひこの機会に、GMOクリック証券「FXネオ」の口座開設を検討してほしい。

(ザイFX!編集部・堀之内智)

人気ランキングNo1! 圧倒的な人気と実力を兼ね備えたFX口座!
GMOクリック証券「FXネオ」 ⇛詳細データはこちら
最低取引単位 通貨ペア数 スプレッド
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円
1000通貨 24ペア 0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
0.4銭原則固定
(9-27時)
※相場状況により、原則固定スプレッドの配信を一時的に休止している場合もあります
GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント
GMOクリック証券の「FXネオ」は、上位水準のスペックと優れた取引環境が多くの投資家に支持されている業界を代表するFX口座。1000通貨単位の取引が可能なので初心者にもおすすめです。機能性、操作性ともに抜群の取引ツールは、Apple Watchにも対応。また、約150種類と国内系の口座としては非常に豊富な銘柄を取り扱っているCFD口座も人気が高く、高機能チャートツール「プラチナチャート」では、両口座の銘柄を表示できます。
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※この表は2025年6月2日時点のデータに自動で更新されているため、本記事の公開時の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、GMOクリック証券の公式サイトなどで確認してください
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