本日の為替相場の焦点は、『加速している円買い・ドル売りの流れの行方』と『主要な株式市場&米・長期金利&原油価格の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)輸入物価指数
・26時00分:米)3年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・17時30分:英)小売物価指数&【コア】
・17時30分:英)生産者物価指数&【コア】
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・IMFが世界経済見通しを公表
・明日(13日)に[加)BOC政策金利&声明発表&ポロズBOC総裁の記者会見]を控える
・明後日(14日)に[英)BOE政策金利&声明&資産購入枠発表&議事録公表]を控える
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の金融政策への思惑
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度
・欧州の金融政策への思惑
・日本の金融政策への思惑
・中国の景気動向への思惑
などが重要。
★★★
本日は、IMFによる世界経済見通しの公表が行われる。
また、明日に[加)BOC政策金利&声明発表&ポロズBOC総裁の記者会見]、明後日には[英)BOE政策金利&声明&資産購入枠発表&議事録公表]を控える。
米国の経済指標の発表は、[米)輸入物価指数]ぐらいしかない。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)3年債入札]が予定されている。
先週の為替相場は、先々週に引き続いて円買い・ドル売りの流れが加速した。ドル円は大きく下落してついに一時108円割れまで&ユーロドルは1.140を挟んで底堅く推移した。
週明けの為替相場は、円買い・ドル売り方向に窓を空けてスタートした後も円買い・ドル売りの流れが優勢となっている。ドル円は108円ちょうどを挟んで上下し&ユーロドルは一時1.14半ばまで上昇した後は1.14前半での揉み合いとなっている。
本日も、加速している円買い・ドル売りの流れの行方が重要となる。
その他、主要な株式市場&米・長期金利&原油価格の動向や注目度の高い米国の経済指標の発表での影響にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・17時30分:英)小売物価指数&【コア】
・17時30分:英)生産者物価指数&【コア】
→CPIがメイン。発表での英ポンドへの影響は非常に大きい
・21時30分:米)輸入物価指数
・26時00分:米)3年債入札
→先々週から加速している円買い・ドル売りの流れの行方が重要
週明けからドル円は再び108円割れとなり、108円ちょうどを挟んで上下している
この流れが継続・加速するかどうか注視しながらシッカリ利益に変えていきたい局面
為替相場との相関性が高い主要な株式市場&米・長期金利&原油価格の動向での影響にも注目
先週と少し違うのは、円以外の通貨に対するドル売りが強まっている点
ドル円以外のドルストレートが上昇傾向にありながら&ドル円が底堅いため、クロス円軒並み上昇している
経済指標は小粒のため反応は限定的か
3年債入札では米国の長期金利への影響でドルも上下しやすい
■4月11日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドル・円・ユーロの方向性
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼原油や金を中心とした商品市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の金融政策への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼中国の景気動向への思惑
▼人民元の動向
▼今週(4/11~)→英国とカナダの金融政策発表が予定(主要国の議事録公表の予定はない)
▼来週(4/18~)→欧州の金融政策発表とオーストラリアの議事録公表が予定
▼米国の大手金融機関や主要企業の決算発表が相次ぐ
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(12日・3年債、13日・10年債、14日・30年債)
▼14日・15日にG20財務相・中央銀行総裁会議
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4月12日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・IMFが世界経済見通しを公表 ・明日(13日)に[加)BOC政策金利&声明発表&ポロズBOC総裁の記者会見]を控える ・明後日(14日)に[英)BOE政策金利&声明&資産購入枠発表&BOE議事録公表]を控える |
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10:30 | 豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | +8 | ||||||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | +3 | ||||||||||||
15:00 |
独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
× | +0.8% | +0.8% | ||||||||||
+0.3% | +0.3% | |||||||||||||
日)工作機械受注 | × | - | -22.5% | |||||||||||
17:30 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.3% | +0.2% | ||||||||||
+0.4% | +0.3% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +1.3% | +1.2% | ||||||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.3% | +0.5% | |||||||||||
+1.4% | +1.3% | |||||||||||||
↑・小売物価指数【コア】[前年比] | +1.5% | +1.4% | ||||||||||||
英)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.1% | |||||||||||
-1.0% | -1.1% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.2% | ||||||||||||
+0.3% | +0.2% | |||||||||||||
19:00 | 米)NFIB中小企業楽観指数 | C | 93.7 | 92.9 | ||||||||||
21:30 |
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
BB | +1.0% | -0.3% | ||||||||||
-4.8% | -6.1% | |||||||||||||
26:00 | 米)3年債入札 | BB | 240億ドル | |||||||||||
27:00 | 米)財政収支 | C | -1040億 | -1926億 | ||||||||||
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レンジ内でのロング及びショートを回転(レンジは107円半ば~108円半ばを想定、ただし上抜け&下抜けには十分に注意)
押し目でのロングを回転(1.13半ば~後半でロング→1.13後半~1.14半ばで利益確定)
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)