本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』と『週明けのNY市場で優勢となった株高&ドル高の流れの行方』、そして『複数のFRB高官の発言』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時00分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
・24時40分:米)ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言
・26時00分:米)3年債入札
・26時00分:米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言
・29時15分:米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言
に注目が集まる。
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標の発表』はない
米国以外では、
・10時30分:豪)小売売上高
・21時30分:加)住宅建設許可
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・トランプ政権の政策や方針
・米国の国債市場と長期金利
・欧州の政局
・米国の金融政策
・主要な株式市場
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・地政学リスク(北朝鮮やシリア、アフガニスタン)
・金融市場のリスク許容度
・英国のEU離脱
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標は注目度の高いモノの発表はなく、米国の経済指標以外のイベントでは[米)3年債入札]と[米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言]の他、複数のFRB高官の発言が予定されている。
先週の為替相場は、FOMC金融政策発表を受けて円売り・ドル買いの流れが強まったが、週末のNY市場で米国の雇用統計の発表を受けてドル円は下値を試した後に反発してジリジリと112円後半まで上昇し&ユーロドルはジリジリと上値を試して1.10直前まで上昇して週末クローズを迎えた。
週明けの為替相場は、フランス大統領選挙の結果を受けてユーロ買い・円売り方向に窓を明けてスタート。その後、アジア・東京市場と欧州・ロンドン市場で材料出尽くし&利益確定の流れが優勢となって、ドル円は113円前半から112円半ばまで下落し&ユーロドルは1.10前半から1.09半ばまで下落したが、NY市場でドル買い・円売りの流れが優勢となって、ドル円は再度113円乗せとなり&ユーロドルはジリジリと1.09前半まで下落している。
本日は、週明けのNY市場で優勢となった株高&ドル高の流れの行方と主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、米国の金融政策や欧州の政局、複数のFRB高官の発言、トランプ政権の政策や方針、地政学リスクなどにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)小売売上高
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・21時30分:加)住宅建設許可
→発表でのカナダドルへの影響は比較的大きなモノになりやすい
・22時00分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
・24時40分:米)ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言
・26時00分:米)3年債入札
・26時00分:米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言
・29時15分:米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言
→本日も、注目度の高い米国の経済指標の発表はない
米雇用統計やフランス大統領選を消化して、ここからは、週明けのNY市場で優勢となった株高&ドル高の流れが継続するかどうかがキモ
主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向には引き続き注視
その他、[米)3年債入札]と複数のFRB高官の発言での反応にも注目したい
■5月8日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(5/8~)→ニュージーランドと英国の金融政策発表が予定
▼日本が連休明け
▼[米)FOMC金融政策]発表(3日)明け
▼[米)雇用統計]発表(5日)明け
▼フランス大統領選挙決選投票明け(日本時間8日の早朝に大勢判明)
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(9日・3年債、10日・10年債、11日・30年債)
▼11日・12日・13日にG7財務相・中央銀行総裁会議
▼来週(5/15~)→オーストラリアの議事録公表が予定
▼トランプ政権の政策や方針
▼米国の国債市場と長期金利
▼米国の金融政策
▼主要な株式市場
▼原油や金を中心とした商品市場
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の政局(フランス大統領選挙やその他)
▼地政学リスク(北朝鮮やシリア、アフガニスタン)
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼英国のEU離脱
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の金融政策
▼日本の金融政策
▼人民元
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5月9日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表→デューク・エナジー、ウォルト・ディズニー、ホールフーズ・マーケット、エレクトロニック・アーツ、その他 | ||||||||||||||
10:30 | 豪)小売売上高 | ◎ | +0.3% | -0.1% | ||||||||||
14:45 | ス)失業率 | × | 3.3% | 3.4% | ||||||||||
15:00 |
独)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
× | -0.7% | +2.2% | ||||||||||
+2.6% | +2.5% | |||||||||||||
独)貿易収支 | × | +215億 | +199億 (+200億) |
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19:00 | 米)NFIB中小企業楽観指数 | C | 104.0 | 104.7 | ||||||||||
21:30 | 加)住宅建設許可 | ○ | +2.8% | -2.5% | ||||||||||
22:00 | 米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
23:00 | 米)卸売在庫【確報値】 | C | -0.1% | -0.1% | ||||||||||
米)JOLT労働調査 | B | 572.5万件 | 574.3万件 | |||||||||||
米)IBD/TIPP景気楽観指数 | C | - | 51.7 | |||||||||||
24:40 | 米)ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)3年債入札 | A | 240億ドル | |||||||||||
米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | ||||||||||||
29:15 | 米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
- | 米)注目度の高い経済指標の発表はない | - | - | - | ||||||||||
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[9日11時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→様子見
■スイング・トレード基本戦略
→ロング狙い(押し目待ち)
・持ち越しポジションはなし
・中期の想定レンジ→100円~118円
・第1弾は104円後半~108円後半でのロングポジション構築を想定
[9日11時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→様子見
■スイング・トレード基本戦略
→ロング狙い(押し目待ち)
・持ち越しポジションはなし
・中期の想定レンジ→1.03~1.15
・フランス大統領選挙決選投票を消化しての動きを見極めたい局面
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