本日の為替相場の焦点は、『今週に入って強まっているドル買いの流れの行方』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『北朝鮮情勢を中心とした地政学リスク』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)輸入物価指数
・23時30分:米)週間原油在庫
・25時00分:米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言
・26時00分:米)10年債入札
・26時20分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
・20時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
・翌6時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・翌7時00分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・五十日(10日)
・明日に[NZ)RBNZ金融政策]の発表
・明日に[英)BOE金融政策]の発表
・11日・12日・13日に[G7財務相・中央銀行総裁会議]が開催
・トランプ政権の政策や方針
・米国の国債市場と長期金利
・欧州の政局
・米国の金融政策
・主要な株式市場
・地政学リスク(北朝鮮を中心にシリアやアフガニスタンも)
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・金融市場のリスク許容度
・英国のEU離脱
などが重要となる。
★★★
本日は10日の五十日で、[欧)ドラギECB総裁の発言]が行われる。
また、明日に[NZ)RBNZ金融政策]の発表と[英)BOE金融政策]の発表、11日・12日・13日に[G7財務相・中央銀行総裁会議]が開催を控える。
米国の経済指標は、[米)輸入物価指数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)週間原油在庫]と[米)10年債入札]の他、[米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言]、[米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言]が予定されている。
今週の為替相場は、フランス大統領選挙の結果を受けてユーロ買い・円売り方向に窓を明けてスタートしたが、そこからは材料出尽くし&利益確定の流れが優勢となって、ドル円は113円前半から112円半ばまで下落し&ユーロドルは1.10前半から1.09半ばまで下落した。しかし、その後再度リスクオンでの株高&ドル高の流れが優勢となって、ドル円は114円前半まで上昇し&ユーロドルは1.08後半まで下落している。
本日は、今週に入って強まっているドル買いの流れの行方と主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、北朝鮮情勢を中心とした地政学リスクや米国の金融政策、欧州の政局、複数のFRB高官の発言、トランプ政権の政策や方針などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
→注目度はそれなりに高いが、ここ最近の中国の経済指標の発表での金融市場の反応は限定的となっている
・20時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
→発言内容次第も、ユーロが動くキッカケになりやすい
・21時30分:米)輸入物価指数
・23時30分:米)週間原油在庫
・25時00分:米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言
・26時00分:米)10年債入札
・26時20分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
→リスクオンでのドル買いの流れが加速
この、今週に入って強まっているドル買いの流れが継続するかどうかが重要
米国の経済指標は、[米)輸入物価指数]ぐらいしかないが、為替が動くキッカケにされやすい雰囲気
主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向には引き続き注視
・翌6時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・翌7時00分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
→据え置きがコンセンサス。サプライズがなくても今後の金融政策への思惑でNZドルが大きく動くキッカケになりやすい
■5月8日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(5/8~)→ニュージーランドと英国の金融政策発表が予定
▼日本が連休明け
▼[米)FOMC金融政策]発表(3日)明け
▼[米)雇用統計]発表(5日)明け
▼フランス大統領選挙決選投票明け(日本時間8日の早朝に大勢判明)
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(9日・3年債、10日・10年債、11日・30年債)
▼11日・12日・13日にG7財務相・中央銀行総裁会議
▼来週(5/15~)→オーストラリアの議事録公表が予定
▼トランプ政権の政策や方針
▼米国の国債市場と長期金利
▼米国の金融政策
▼主要な株式市場
▼原油や金を中心とした商品市場
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の政局(フランス大統領選挙やその他)
▼地政学リスク(北朝鮮やシリア、アフガニスタン)
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼英国のEU離脱
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の金融政策
▼日本の金融政策
▼人民元
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5月10日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・五十日(10日) ・米国の主要企業の決算発表→シマンテック、その他 ・明日に[NZ)RBNZ金融政策]の発表 ・明日に[英)BOE金融政策]の発表 ・11日・12日・13日に[G7財務相・中央銀行総裁会議]が開催 |
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08:50 | 日)BOJ主な意見公表(4月26日・27日開催分) | △ | - | - | ||||||||||
10:30 | 中)消費者物価指数 | ◎ | +1.1% | +0.9% | ||||||||||
中)生産者物価指数 | ○ | +6.7% | +7.6% | |||||||||||
20:00 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | -0.1% | |||||||||||
21:30 |
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
BB | +0.1% | -0.2% | ||||||||||
+3.6% | +4.2% | |||||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | AA | - | -93.0万 | ||||||||||
25:00 | 米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)10年債入札 | A | 230億ドル | |||||||||||
26:20 | 米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
27:00 | 米)財政収支 | C | +1790億 | -1762億 | ||||||||||
翌 06:00 |
NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 1.75% 据え置き |
1.75% 据え置き |
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翌 07:00 |
NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
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[10日17時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→様子見
■スイング・トレード基本戦略
→ロング狙い(押し目待ち)
・持ち越しポジションはなし
・中期の想定レンジ→100円~118円
・第1弾は104円後半~108円後半でのロングポジション構築を想定
[10日17時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→様子見
■スイング・トレード基本戦略
→ロング狙い(押し目待ち)
・持ち越しポジションはなし
・中期の想定レンジ→1.03~1.15
・フランス大統領選挙決選投票を消化しての動きを見極めたい局面
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