本日の為替相場の焦点は、『今週に入って強まっているドル買いの流れの行方』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)小売売上高&【除自動車】
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・22時00分:米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言
・23時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
・25時30分:米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・15時00分:独)第1四半期GDP【速報値】
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・G7財務相・中央銀行総裁会議(11日・12日・13日開催)
・トランプ政権の政策や方針
・米国の国債市場と長期金利
・欧州の政局
・米国の金融政策
・主要な株式市場
・地政学リスク(北朝鮮を中心にシリアやアフガニスタンも)
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・英国のEU離脱
・金融市場のリスク許容度
などが重要となる。
★★★
本日は、週末金曜日で、13日にかけてG7財務相・中央銀行総裁会議が開催されている。
米国の経済指標は、[米)小売売上高&【除自動車】]と[米)消費者物価指数&【コア】]、[米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言]と[米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言]が予定されている。
今週の為替相場は、フランス大統領選挙の結果を受けてユーロ買い・円売り方向に窓を明けてスタートしたが、そこからは材料出尽くし&利益確定の流れが優勢となって、ドル円は113円前半から112円半ばまで下落し&ユーロドルは1.10前半から1.09半ばまで下落した。しかし、その後ドル買いの流れが優勢となって、ドル円は一時114円半ばまで上昇し&ユーロドルは一時1.08半ばまで下落している。
本日は、今週に入って強まっているドル買いの流れの行方と主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表やFRB高官の発言、北朝鮮情勢を中心とした地政学リスク、米国の金融政策への思惑、トランプ政権の政策や方針、G7財務相・中央銀行総裁会議にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・15時00分:独)第1四半期GDP【速報値】
→早出の欧州勢が動き出すキッカケとして注視
・21時30分:米)小売売上高&【除自動車】
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・22時00分:米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言
・23時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
・25時30分:米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言
→ドル買いの流れは継続も、ドル円は一時113円半ばまで下落しその後反発したが113円後半で燻っている。一方、ユーロドルは上値が重いままで1.08半ば~後半で推移している。
週末金曜日
引き続き、今週に入って強まっているドル買いの流れがどうなるかが重要
ドル円の上値が抑えられているのが気になるところ
直近での注目度の高い米国の経済指標の発表での金融市場の反応はイマイチだが、為替相場を動かすキッカケになりやすいと考える
その他、G7財務相・中央銀行総裁会議にも注意
■5月8日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(5/8~)→ニュージーランドと英国の金融政策発表が予定
▼日本が連休明け
▼[米)FOMC金融政策]発表(3日)明け
▼[米)雇用統計]発表(5日)明け
▼フランス大統領選挙決選投票明け(日本時間8日の早朝に大勢判明)
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(9日・3年債、10日・10年債、11日・30年債)
▼11日・12日・13日にG7財務相・中央銀行総裁会議
▼来週(5/15~)→オーストラリアの議事録公表が予定
▼トランプ政権の政策や方針
▼米国の国債市場と長期金利
▼米国の金融政策
▼主要な株式市場
▼原油や金を中心とした商品市場
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の政局(フランス大統領選挙やその他)
▼地政学リスク(北朝鮮やシリア、アフガニスタン)
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼英国のEU離脱
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の金融政策
▼日本の金融政策
▼人民元
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5月12日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表→JCペニー、その他 ・G7財務相・中央銀行総裁会議(11日・12日・13日開催) |
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07:30 | NZ)製造業PMI | △ | - | 57.8 | ||||||||||
15:00 |
独)第1四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
○ | +0.6% | +0.4% | ||||||||||
+1.7% | +1.7% | |||||||||||||
独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
× | ±0.0% | ±0.0% | |||||||||||
+2.0% | +2.0% | |||||||||||||
18:00 |
欧)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
× | +0.3% | -0.3% | ||||||||||
+2.3% | +1.2% | |||||||||||||
21:30 | 米)小売売上高 | S | +0.6% | -0.2% | ||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.5% | ±0.0% | ||||||||||||
米)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | +0.2% | -0.3% | |||||||||||
+2.3% | +2.4% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | -0.1% | ||||||||||||
+2.0% | +2.0% | |||||||||||||
22:00 | 米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
23:00 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】 | AA | 97.0 | 97.0 | ||||||||||
米)企業在庫 | C | +0.1% | +0.3% | |||||||||||
25:30 | 米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
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[12日17時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→昨日のNY市場での動きが不可解だった事&本日が週末金曜日であるため、無理をせず様子見で
■スイング・トレード基本戦略
→ロング狙い(押し目待ち)
・持ち越しポジションはなし
・中期の想定レンジ→100円~118円
[12日17時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→昨日のNY市場での動きが不可解だった事&本日が週末金曜日であるため、無理をせず様子見で
■スイング・トレード基本戦略
→ロング狙い(押し目待ち)
・持ち越しポジションはなし
・中期の想定レンジ→1.03~1.15
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