本日の為替相場の焦点は、『今週に入って強まっているドル買いの流れの行方』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・19時25分:米)ダドリー:NY連銀総裁の発言
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・26時00分:米)30年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・06時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・07時00分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
・10時10分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
・17時30分:英)貿易収支
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・20時00分:英)BOE政策金利&声明&資産購入枠発表
・20時00分:英)BOE議事録公表
・20時00分:英)BOE四半期インフレ報告
・20時30分:英)カーニーBOE総裁の記者会見
・21時30分:加)新築住宅価格指数
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・G7財務相・中央銀行総裁会議(11日・12日・13日開催)
・トランプ政権の政策や方針
・米国の国債市場と長期金利
・欧州の政局
・米国の金融政策
・主要な株式市場
・地政学リスク(北朝鮮を中心にシリアやアフガニスタンも)
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・金融市場のリスク許容度
・英国のEU離脱
などが重要となる。
★★★
本日は、[NZ)RBNZ政策金利&声明発表]及び[NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言]と[英)BOE政策金利&声明&資産購入枠発表]及び[英)BOE四半期インフレ報告]及び[英)カーニーBOE総裁の記者会見]が行われる。
その他、今日から13日にかけてG7財務相・中央銀行総裁会議が開催される。
米国の経済指標は、[米)新規失業保険申請件数]と[米)生産者物価指数&【コア】]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)ダドリー:NY連銀総裁の発言]と[米)30年債入札]が予定されている。
今週の為替相場は、フランス大統領選挙の結果を受けてユーロ買い・円売り方向に窓を明けてスタートしたが、そこからは材料出尽くし&利益確定の流れが優勢となって、ドル円は113円前半から112円半ばまで下落し&ユーロドルは1.10前半から1.09半ばまで下落した。しかし、その後ドル買いの流れが優勢となって、ドル円は114円半ばまで上昇し&ユーロドルは1.08半ばまで下落している。
本日は、今週に入って強まっているドル買いの流れの行方と主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や北朝鮮情勢を中心とした地政学リスク、米国の金融政策、トランプ政権の政策や方針、G7財務相・中央銀行総裁会議にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・06時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・07時00分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
・10時10分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
→据え置きがコンセンサスでサプライズはないと思われるが、今後の金融政策への思惑でNZドルが大きく動くキッカケになりやすい
・17時30分:英)貿易収支
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
→発表での英ポンドへの影響は比較的大きなモノになりやすい
・20時00分:英)BOE政策金利&声明&資産購入枠発表
・20時00分:英)BOE議事録公表
・20時00分:英)BOE四半期インフレ報告
・20時30分:英)カーニーBOE総裁の記者会見
→据え置きがコンセンサスでサプライズはないと思われるが、今後の金融政策への思惑で英ポンドが大きく動くキッカケになりやすい
・21時30分:加)新築住宅価格指数
→発表でのカナダドルへの影響は比較的大きなモノになりやすい
・19時25分:米)ダドリー:NY連銀総裁の発言
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・26時00分:米)30年債入札
→ドル買いの流れが継続し、ドル円は114円台を回復&ユーロドルはジリジリと下落
このままドル買いの流れが継続するかどうかがキモ
米国の経済指標は、[米)新規失業保険申請件数]と[米)生産者物価指数&【コア】]がメイン。直近では注目度の高い米国の経済指標の発表での金融市場の反応はイマイチだが、為替相場を動かすキッカケになりやすいと考える
その他、[米)30年債入札]やG7財務相・中央銀行総裁会議にも注意したい
■5月8日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(5/8~)→ニュージーランドと英国の金融政策発表が予定
▼日本が連休明け
▼[米)FOMC金融政策]発表(3日)明け
▼[米)雇用統計]発表(5日)明け
▼フランス大統領選挙決選投票明け(日本時間8日の早朝に大勢判明)
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(9日・3年債、10日・10年債、11日・30年債)
▼11日・12日・13日にG7財務相・中央銀行総裁会議
▼来週(5/15~)→オーストラリアの議事録公表が予定
▼トランプ政権の政策や方針
▼米国の国債市場と長期金利
▼米国の金融政策
▼主要な株式市場
▼原油や金を中心とした商品市場
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の政局(フランス大統領選挙やその他)
▼地政学リスク(北朝鮮やシリア、アフガニスタン)
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼英国のEU離脱
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の金融政策
▼日本の金融政策
▼人民元
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5月11日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表→メーシーズ、その他 ・G7財務相・中央銀行総裁会議(11日・12日・13日開催) |
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06:00 | NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 1.75% 据え置き |
1.75% 据え置き |
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07:00 | NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
08:01 | 英)RICS住宅価格 | × | +20% | +22% | ||||||||||
08:50 | 日)経常収支(国際収支) | × | +25930億 | +28136億 | ||||||||||
日)貿易収支(国際収支) | × | +8550億 | +10768億 | |||||||||||
10:10 | NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
16:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
+0.5% | +0.6% | |||||||||||||
17:00 | 欧)ECB月例報告 | △ | - | - | ||||||||||
17:30 | 英)貿易収支 | ○ | -116.00億 | -124.61億 | ||||||||||
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | -0.4% | -0.7% | |||||||||||
+2.0% | +2.8% | |||||||||||||
↑・製造業生産高 [前月比/前年比] |
○ | -0.2% | -0.1% | |||||||||||
+3.0% | +3.3% | |||||||||||||
19:25 | 米)ダドリー:NY連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
20:00 | 英)BOE政策金利&声明発表 | ◎ | 0.25% 据え置き |
0.25% 据え置き |
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英)BOE資産購入枠発表 | ◎ | 4350億 据え置き |
4350億 据え置き |
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英)BOE議事録公表 | ◎ | - | - | |||||||||||
英)BOE四半期インフレ報告 | ◎ | - | - | |||||||||||
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | +0.5% | -0.4% | |||||||||||
-2.4% | -3.6% | |||||||||||||
20:30 | 英)カーニーBOE総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
21:00 | 英)NIESRGDP予想 | × | +0.4% | +0.5% | ||||||||||
21:30 |
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.4% | ||||||||||
- | +3.3% | |||||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 24.5万件 | 23.8万件 | |||||||||||
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | +0.2% | -0.1% | |||||||||||
+2.2% | +2.3% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | ±0.0% | ||||||||||||
+1.6% | +1.6% | |||||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 | A | 150億ドル | |||||||||||
翌 07:30 |
NZ)製造業PMI | △ | - | 57.8 | ||||||||||
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[11日13時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→押し目でロングを回転(ドル買い・円売り方向のポジションを構築→決済を繰り返す)
・NYクローズまでの想定レンジ→113円半ば~114円後半
・114円半ば~後半には大きな抵抗がある
・NYダウが前日比で120ドル以上のマイナスになった場合は中止
■スイング・トレード基本戦略
→ロング狙い(押し目待ち)
・持ち越しポジションはなし
・中期の想定レンジ→100円~118円
[11日13時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→戻り目でショートを回転(ドル買い・ユーロ売り方向のポジションを構築→決済を繰り返す)
・NYクローズまでの想定レンジ→1.08前半~1.09半ば
・ユーロドルが1.093を上抜けた場合は中止
■スイング・トレード基本戦略
→ロング狙い(押し目待ち)
・持ち越しポジションはなし
・中期の想定レンジ→1.03~1.15
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)