本日の為替相場の焦点は、『米国の長期金利の動向』と『イエレンFRB議長及びFRB高官の発言』、そして『ここまで加速してきたリスクオンの流れの行方』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・26時35分:米)クオールズFRB副議長の発言
・27時00分:米)3年債入札
・28時30分:米)イエレンFRB議長の発言
に注目が集まる。
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標の発表』はない
米国以外では、
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
・18時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
・26時45分:加)ポロズBOC総裁の発言
・28時00分:加)ポロズBOC総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・トランプ米大統領が来日(5日~7日)
・トランプ米大統領が韓国に訪問(7日・8日)
・米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場
・米国の金融政策(次期FRB議長に決定したパウエル氏への思惑も)
・米国の税制改革案
・トランプ陣営へのロシア疑惑
・トランプ政権の動きや発言
・地政学リスク(直近では北朝鮮がメイン)
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・金融市場のリスク許容度
・欧州の金融政策
・英国のEU離脱
・日本の金融政策
などが重要となる。
★★★
本日は、トランプ米大統領が来日中で、本日中に韓国に向かう予定。
また、[豪)RBA政策金利&声明発表]や[欧)ドラギECB総裁の発言]の他、[米)イエレンFRB議長の発言]が行われる。
本日も注目度の高い米国の経済指標の発表はなく、米国の経済指標以外のイベントでは[米)クオールズFRB副議長の発言]と[米)3年債入札]の他、[米)イエレンFRB議長の発言]が予定されている。
先週の為替相場は、週初からドル売り・円買いの流れが優勢となるも、結局は金融市場のリスクオンの流れが再開&継続して、FOMC金融政策発表や次期FRB議長の決定などのイベントを消化しながら、ドル円は114円前半まで上昇した後も底堅く推移し、ユーロドルは1.16前半~半ばでの揉み合いとなった。その後、週末に米・雇用統計の発表を受けて、発表直後はドル売りで反応するも結局はイッテコイとなって、ドル円は114円前半まで戻し、ユーロドルは1.16前半まで下落して週末クローズを迎えた。
週明けの為替相場は、先週末と同レベルでスタートした後は、ドル円は一時急騰して直近高値を更新するも、欧州及びNY市場でドル売り・ユーロ売りの流れが優勢となって、ドル円は113円後半まで下落し、ユーロドルは1.15後半~1.16前半での揉み合いとなっている。
本日は、米国の長期金利の動向とイエレンFRB議長及びFRB高官の発言が重要となる。
その他、主要な株式市場の動向やここまで加速してきたリスクオンの流れの行方、米国の金融政策への思惑、米国の税制改革案への思惑、トランプ陣営へのロシア疑惑、北朝鮮を巡る地政学リスク、金融当局者や要人による発言などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
→据え置きがコンセンサス。サプライズがなくても、今後の金融政策への思惑で豪ドルが大きく動くキッカケに
・18時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
→発言内容次第。今後の金融政策への思惑が高まればユーロが大きく動く要因に
・26時45分:加)ポロズBOC総裁の発言
・28時00分:加)ポロズBOC総裁の発言
→発言内容次第。今後の金融政策への思惑が高まればカナダドルが大きく動く要因に
・26時35分:米)クオールズFRB副議長の発言
・27時00分:米)3年債入札
・28時30分:米)イエレンFRB議長の発言
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標の発表』はない
→週明けは、ドル売り・ユーロ売りの流れが優勢に
主要な株式市場は小幅高も、リスクオンの流れは未だ継続中
本日も注目度の高い米国の経済指標の発表はない
現状の為替相場は、米国の長期金利の動向に大きく左右されている
その他、イエレンFRB議長及びFRB高官の発言での反応にも注意したい
■11月6日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(11/6~)に、ニュージーランドとオーストラリアの金融政策発表と日本の議事録公表が予定
▼来週(11/13~)に、主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼[米)FOMC金融政策]明け
▼[米)雇用統計]発表明け
▼11日5日~7日までトランプ米大統領が来日(7日8日は韓国、8日~10日は中国)
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼トランプ陣営へのロシア疑惑
▼トランプ政権の動きや発言
▼米国の金融政策(次期FRB議長に決定したパウエル氏への思惑も)
▼米国の税制改革案
▼地政学リスク(直近では北朝鮮がメイン)
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油や金を中心とした商品市場
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の金融政策
▼英国のEU離脱
▼日本の金融政策
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11月7日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・EU財務相理事会 ・トランプ米大統領が来日(5日~7日) ・トランプ米大統領が韓国に訪問(7日・8日) ・米国の主要企業の決算発表→マリオット、タペストリー、その他 |
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07:30 | 豪)AIG建設業指数 | × | - | 54.7 | ||||||||||
12:30 | 豪)RBA政策金利&声明発表 | ◎ | 1.50% 据え置き |
1.50% 据え置き |
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16:00 |
独)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
× | -0.9% | +2.6% | ||||||||||
+4.5% | +4.7% | |||||||||||||
18:00 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
19:00 |
欧)小売売上高 [前月比/前年比] |
× | +0.6% | -0.5% | ||||||||||
+2.8% | +1.2% | |||||||||||||
24:00 | 米)JOLT労働調査 | B | 607.5 万件 |
608.2 万件 |
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26:35 | 米)クオールズFRB副議長の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
26:45 | 加)ポロズBOC総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
27:00 | 米)3年債入札 | A | 240億ドル | |||||||||||
28:00 | 加)ポロズBOC総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
28:30 | 米)イエレンFRB議長の発言 | SS | 要人発言 | |||||||||||
29:00 | 米)消費者信用残高 | C | +175.00億 | +130.65億 | ||||||||||
- | 米)注目度の高い経済指標の発表はない | - | - | - | ||||||||||
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[7日17時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→押し目でのロングを回転させる事で利益を積み重ねる
・ただし、上値も限定的で115円を上抜ける展開は時期尚早と考えるため、114円60銭よりも上値は追わない
・本日の想定レンジは、113円後半~114円後半
・基本戦略は、113円後半~114円前半で押し目を形成した後に反発したところでロングポジションを取り、それを回転させる事で利益を狙う
・113円50銭を下回った場合は一旦中止
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・決済したポジションはなし
・持ち越したポジションはなし
[7日17時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→本日はドル円をメインとする
■スイング・トレード基本戦略
→様子見
・決済したポジションはなし
・持ち越したポジションはなし
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