本日の為替相場の焦点は、『[米)パウエルFRB議長の議会証言]明けでの各市場の反応』と『直近で強まっている円買い・ユーロ買い・ドル売りの流れの行方』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・24時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
に注目が集まる。
米国以外では、
・18時30分:英)建設業PMI
・19時00分:英)カーニーBOE総裁の発言
・22時30分:加)GDP&第4四半期GDP
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・[米)パウエルFRB議長の議会証言]明け
・週末
・4日にイタリア総選挙を控える
・米国の国債市場と長期金利
・パウエルFRB議体制への思惑
・トランプ政権の動きや発言(直近では関税や輸入制限措置に関する発言に大きな反応)
・主要な株式市場
・米国の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度
・原油と金を中心とした商品市場
・欧州の金融政策
・地政学リスク(北朝鮮がメイン)
・欧州の政局
・英国のEU離脱
・米国の債務上限問題
・米国の税制改革
・日本の金融政策
・トランプ政権へのロシア疑惑
などが重要となる。
★★★
本日は、[米)パウエルFRB議長の議会証言]明けの週末金曜日で、[英)カーニーBOE総裁の発言]が行われる。
また、4日(日)にはイタリア総選挙を控える。
米国の経済指標は、[米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】]がメイン。
一方、経済指標以外のイベントは、特に予定されていない。
今週の為替相場は、パウエルFRB議長の議会証言・1日目を受けてドル買いの流れが優勢となり、ドル円は一時107円半ばまで上昇し、ユーロドルは一時1.22前半まで下落したが、その後にドル買いの流れは限定的となるも円買いの流れが優勢となって、ドル円は反落して一時106円半ばまで下落し、ユーロドルは続落して一時1.22割れとなった。そこから、昨日のNY市場でパウエルFRB議長の議会証言・2日目やトランプ大統領の発言を受けてリスク回避の流れが強まった事で、ドル円は更に下値を試して106円前半まで下落し、ECBが8日の定例理事会で緩和バイアスを削除する可能性があるとの報道を受けてユーロが買い戻され、ユーロドルは反発して1.22半ばまで上昇している。
本日は、[米)パウエルFRB議長の議会証言]明けでの各市場の反応と直近で強まっている円買い・ユーロ買い・ドル売りの流れの行方が重要となる。
その他、米国の長期金利の動向やトランプ政権の動きや発言(直近では関税や輸入制限措置に関する発言に大きな反応)、主要な株式市場の動向、米国の金融政策への思惑、注目度の高い米国の経済指標の発表、金融当局者や要人による発言、原油と金を中心とした商品市場、4日(日)にイタリア総選挙を控える点などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・19時00分:英)カーニーBOE総裁の発言
→内容次第も、英ポンドが大きく動くキッカケになりやすい。直近で悪い材料に敏感になっている為、要注意
・22時30分:加)GDP&第4四半期GDP
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きなものになりやすい
・24時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→昨日のNY市場で、ドル円は大きく下落し、ユーロドルは大きく反発している
本日は、[米)パウエルFRB議長の議会証言]明けでの各市場の反応と直近で強まっている円買い・ユーロ買い・ドル売りの流れの行方がキモ
注目度の高い米国の経済指標の発表は、[米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】]のみ
その内容での反応というよりは、直近の金融市場の流れが加速するトリガーになりやすいと考える。今であればリスク回避の流れとなりやすい
週末金曜日
■2月26日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(2/26~)に、主要国の金融政策の発表や議事録の公表はない
▼来週(3/5~)に、オーストラリア、日本、欧州、カナダの金融政策の発表を予定
▼2月の月末要因
▼3月の月初め要因
▼27日及び1日に、パウエル新FRB議長の議会証言(27日の22時30分に原稿を公表)
▼4日に、イタリア総選挙を控える
▼来週9日に、米国の雇用統計の発表を控える
▼米国の国債市場と長期金利
▼パウエル新FRB議長体制への期待や不安(27日及び1日に議会証言)
▼主要な株式市場
▼米国の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼金融市場のリスク許容度
▼トランプ政権の動きや発言
▼原油と金を中心とした商品市場
▼欧州の金融政策
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の債務上限問題
▼米国の税制改革
▼地政学リスク(北朝鮮がメイン)
▼欧州の政局
▼米国の主要企業の決算発表
▼日本の金融政策
▼トランプ政権へのロシア疑惑
▼英国のEU離脱
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3月2日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・[米)パウエルFRB議長の議会証言]明け ・週末 ・米国の主要企業の決算発表が相次ぐ→JCペニー、その他 ・4日にイタリア総選挙を控える |
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06:00 | NZ)ANZ消費者信頼感指数 | × | - | 126.9 | ||||||||||
06:45 | NZ)住宅建設許可 | × | - | -9.6% | ||||||||||
08:30 | 日)失業率 | × | 2.8% | 2.8% | ||||||||||
↑・有効求人倍率 | 1.60 | 1.59 | ||||||||||||
日)東京消費者物価指数 | △ | +1.4% | +1.3% | |||||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | +0.8% | +0.7% | ||||||||||||
16:00 |
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
△ | +0.7% | -1.9% | ||||||||||
+3.0% | -1.9% | |||||||||||||
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.4% | +0.3% | |||||||||||
+0.7% | +1.1% | |||||||||||||
18:30 | 英)建設業PMI | ○ | 50.5 | 50.2 | ||||||||||
19:00 |
欧)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.4% | +0.2% | ||||||||||
+1.6% | +2.2% | |||||||||||||
英)カーニーBOE総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | ||||||||||||
22:30 | 加)GDP | ◎ | +0.1% | +0.4% | ||||||||||
↑・第4四半期GDP | +2.0% | +1.7% | ||||||||||||
24:00 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 | A | 99.5 | 99.9 | ||||||||||
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[2日9時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→直近安値目前&週末のため様子見
■スイング・トレード基本戦略
→戻り目でショートを追加
・ショート@107.211(2月28日~)
[2日9時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→テーパリング早期開始期待噴出&週末のため様子見
■スイング・トレード基本戦略
→様子見
・持ち越ししたポジションはなし
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)