本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』と『米中貿易問題(追加関税措置の延期を発表)』、そして『夏季休暇などで取引参加者が激減する時期である点』にあり。
【ヒロセ通商】通常5000円+乗り換え2000円に加えて、ザイFX!限定4000円!
8月14日(水)の為替相場の注目材料 |
指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
|||||||||||
・米国の主要企業の決算発表→シスコシステムズ、メーシーズ、プログレッシブ、その他 | ||||||||||||||
08:50 |
日)機械受注 [前月比/前年比] |
× | -1.3% | -7.8% | ||||||||||
-0.6% | -3.7% | |||||||||||||
09:30 | 豪)ウエストパック消費者信頼感指数 | ○ | - | 96.5 | ||||||||||
10:30 |
豪)第2四半期賃金コスト指数 [前期比/前年比] |
○ | +0.5% | +0.5% | ||||||||||
+2.3% | +2.3% | |||||||||||||
11:00 | 中)鉱工業生産 | ○ | +5.8% | +6.3% | ||||||||||
中)小売売上高 | ○ | +8.6% | +9.8% | |||||||||||
中)固定資産投資 | ○ | +5.8% | +5.8% | |||||||||||
15:00 |
独)第2四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
○ | -0.1% | +0.4% | ||||||||||
-0.3% | +0.6% | |||||||||||||
15:45 |
仏)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
△ | -0.2% | -0.2% | ||||||||||
+1.1% | +1.1% | |||||||||||||
16:30 | 豪)デベルRBA総裁補佐の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
17:30 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | -0.1% | ±0.0% | ||||||||||
+1.9% | +2.0% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +1.8% | +1.8% | ||||||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
○ | ±0.0% | +0.1% | |||||||||||
+2.8% | +2.9% | |||||||||||||
↑・小売物価指数【コア】[前年比] | +2.7% | +2.8% | ||||||||||||
英)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | -0.1% | |||||||||||
+1.7% | +1.6% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.1% | ||||||||||||
+1.7% | +1.7% | |||||||||||||
18:00 |
欧)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
△ | -1.4% | +0.9% | ||||||||||
-1.2% | -0.5% | |||||||||||||
欧)第2四半期GDP【確報値】 [前期比/前年比] |
× | +0.2% | +0.2% | |||||||||||
+1.1% | +1.1% | |||||||||||||
欧)第2四半期雇用者数 [前期比/前年比] |
× | - | +0.3% | |||||||||||
- | +1.3% | |||||||||||||
20:00 |
南ア)小売売上高 [前月比/前年比] |
△ | -0.3% | +0.1% | ||||||||||
+2.3% | +2.2% | |||||||||||||
米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | +5.3% | |||||||||||
21:30 |
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
BB | ±0.0% | -0.9% | ||||||||||
-2.0% | -2.0% | |||||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | AA | - | +238.5万 | ||||||||||
翌 08:00 |
豪)デベルRBA総裁補佐の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
|
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)輸入物価指数
・23時30分:米)週間原油在庫
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)ウエストパック消費者信頼感指数
・10時30分:豪)第2四半期賃金コスト指数
・11時00分:中)鉱工業生産
・11時00分:中)小売売上高
・15時00分:中)固定資産投資
・15時00分:独)第2四半期GDP【速報値】
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・17時30分:英)小売物価指数&【コア】
・17時30分:英)生産者物価指数&【コア】
に注目が集まる、
経済指標及び要人発言以外では、
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・米中貿易問題(8月13日に追加関税措置の延期を発表)
・人民元(人民元安誘導、為替操作国指定など)
・トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
・米国の金融政策(7月31日にFOMC金融政策発表を消化済み、来週に議事録公表を予定)
・夏季休暇などで取引参加者が激減する時期
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度
・原油と金を中心とした商品市場
・英国のEU離脱問題
・欧州の金融政策(7月25日にECB金融政策発表を消化済み)
・日本の金融政策(7月30日に日銀金融政策発表を消化済み)
・米国の主要企業の決算発表(ピークアウト)
・日米貿易問題
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標は、輸入物価指数ぐらいしかない。
また、経済指標以外のイベントは、週間原油在庫の公表が予定されている。
今週の為替相場は、週明けこそ先週にからの金融市場のリスクオフの流れが継続した事で、日本円買い・米ドル売りの流れが優勢となって、ドル円は一時105円割れ直前まで下落した後に105円前半で揉み合いとなり、ユーロドルは1.11後半~1.12前半で大きめに上下していたが、昨日のNY市場で米中貿易摩擦への警戒感が和らいだ事で、一転リスクオンの流れが優勢となり、ドル円は一時107円手前まで上昇し、ユーロドルは1.11後半まで上昇している。
本日は、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向と米中貿易問題(追加関税措置の延期を発表)が重要となる。
その他、夏季休暇などで取引参加者が激減する時期である点やトランプ大統領による発表や決定及び発言、注目度の高い米国の経済指標の発表、金融市場のリスク許容度、人民元の動向(人民元安誘導、為替操作国指定など)、原油と金を中心とした商品市場などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・17時30分:英)小売物価指数&【コア】
・17時30分:英)生産者物価指数&【コア】
→英ポンドが大きく動くキッカケに
・21時30分:米)輸入物価指数
・23時30分:米)週間原油在庫
→昨日の追加関税措置の延期の発表で、相場は一転
夏季休暇などで取引参加者が激減する時期でもあり、ここからの流れを冷静に見極めたい局面
■8月12日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(8/12~)に、主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼来週(8/19~)に、オーストラリア、欧州、米国の議事録の公表が予定
▼今週に、米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(ピークアウト)
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼米中貿易問題(対中制裁関税第4弾、為替操作国指定)
▼人民元(人民元安誘導、為替操作国指定など)
▼米国の金融政策(7月31日にFOMC金融政策発表を消化済み、来週に議事録公表を予定)
▼トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
▼夏季休暇などで取引参加者が激減する時期
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼金融市場のリスク許容度
▼原油と金を中心とした商品市場
▼英国のEU離脱問題(ボリス・ジョンソンが保守党党首及び首相に就任)
▼欧州の金融政策(7月25日にECB金融政策発表を消化済み)
▼日本の金融政策(7月30日に日銀金融政策発表を消化済み、来週に議事録公表を予定)
▼日米貿易問題
▼米欧貿易問題
羊飼いが夏休みのため、8月5日~9月6日の戦略コメントはお休み
羊飼いが夏休みのため、8月5日~9月6日の戦略コメントはお休み
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)