4月9日(金)■『ギリシャ懸念による影響』と『米・株式市場の動向』、そして『週末要因』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『ギリシャ懸念による影響』と『米・株式市場の動向』、そして『週末要因』にあり。

米国の経済指標は、
注目度に値するものの発表はない。

米国以外の経済指標は、
・「英)生産者物価指数＆【コア】」
・「加)失業率＆雇用ネット変化」
が注目される。

経済指標以外では、
・「週末要因」
・「10日が土曜日のため実質ゴトオ日」
・「ギリシャ問題を中心とする『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場な ど)」
・「『米国の金融政策や出口戦略』への思惑」
・「『金融当局者や要人による発言』」
・「『人民元切り上げ』や『為替操作国認定』への思惑」
・「来週から『米国の主要金融機関の決算発表』が相次ぐ点」
などの要因に注意したい。

★★★

週末金曜日。

本日は注目度の高い『米国の経済指標』の発表はない。

「米国の株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重 要な要因。
その他、「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」か らも目が離せない。

直近の為替相場の主な注目点は、「ギリシャ問題が再燃してユーロが再度売られている」 点や「ここまで短期間で大きく上昇してきたドル円が調整入りしている」点、「FOMC議事録やバーナンキ議長の発言を受けて米国の早 期利上げ観測が後退している」点など。
その他に、「人民元切り上げに対する思惑」や「来週から『米国の主要金融機関の決算発表』相次ぐ」点などへの注目度も高い。

今週の為替相場は比較的大きく動いたことからも、「週末に向けたポジション調整」などには十分に注意したいところ。

■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・09時30分：米)バーナンキFRB議長の発言
→先日、意外とハト派的なコトを言っちゃったので注意。

・17時30分：英)生産者物価指数＆【コア】

・20時00分：加)失業率＆雇用ネット変化

・24時30分：欧)トリシェECB総裁の発言
→内容次第。金融政策とかよりも、ギリシャ問題に反応しやすいか。

▼その他の本日の注目材料や注目点
・週末要因
・10日が土曜日のため実質ゴトオ日
・ギリシャ問題を中心とする『ユーロ圏の財 政懸念や信用不安』
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場な ど)
・『米国の金融政策や出口戦略』への思惑
・『金融当局者や要人による発言』
・『人民元切 り上げ』や『為替操作国認定』への思惑
・来週から『米国の主要金融機関の決算発表』が相次ぐ点

4月5日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼『米国の雇用統計発表明け』での各市場の反応
▼『イースター休暇明け』での各市場の動向
▼米国を中心とした『株式市場の動向』
▼『米国の長期金利の動向』
▼米国を中心とした『主要経済指標の発表』
▼3月16日開催分の『FOMC議事録の公表』
▼『米国の金融政策や出口戦略』への思惑
▼『バーナンキFRB議長の発言』
▼ECB理事会結果発表後の『トリシェ総裁の発言』
▼『ドル買いや円売りの流れ』の継続や加速
▼ギリシャ問題を中心とする『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』
▼『金や原油などの商品市場の動向』
▼『金融当局者や要人による発言』
▼今週相次ぐ『米国債の入札』による影響
▼『中国による金融引き締め』への思惑
▼『人民元切り上げ』や『為替操作国認定』への思惑

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4月9日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週末金曜日
09:30		米)バーナンキFRB議長の発言	A	要人発言
15:00		独)貿易収支	×	+114億	+80億
		独)経常収支	×	+70億	+36億
15:45		仏)鉱工業生産	△	+0.3%	+1.6%
		仏)製造業生産指数	×	+0.3%	+0.8%
17:30		英)生産者物価指数 [前月比/前年比]	○	+0.4%	+0.3%
				+4.4%	+4.1%
		↑・生産者物価指数【コア】[前年比]		+3.1%	+2.9%
20:00		加)失業率	◎	8.1%	8.2%
		↑・雇用ネット変化		+2.60万人	+2.09万人
21:00		ス)ダンシンSNB理事の発言	△	要人発言
23:00		米)卸売在庫	C	+0.4%	-0.2% (-0.1%)
24:30		欧)トリシェECB総裁の発言	○	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

トレンド的には目下調整中だが、押し目におけるロングでの超短期的な反発狙いのスキャルがメイン。日々の金融市場の流れによる上昇再開時の追随。大きめの調整入りと週末要因には注意。人民元切り上げ関連の話題は爆弾要因。

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下落が加速すれば追随も、基本的には様子見。現在はドル円と豪ドル円スキャルがメイン。

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