本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米長期金利の動向』と『米国の金融政策への思惑』、そして『米国の消費者物価指数の発表』にあり。
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8月11日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表→イーベイ、ニオ、ロイヤルティ・ファーマ、タペストリー、その他 | ||||||||||||||
09:30 | 豪)ウエストパック消費者信頼感指数 |
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- | 108.8 | ||||||||||
15:00 |
独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
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+0.9% | +0.9% | ||||||||||
+3.8% | +3.8% | |||||||||||||
日)工作機械受注 |
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- | +96.6% | |||||||||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 |
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- | -1.7% | ||||||||||
21:30 |
米)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
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+0.5% | +0.9% | ||||||||||
+5.3% | +5.4% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.4% | +0.9% | ||||||||||||
+4.3% | +4.5% | |||||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 |
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- | +362.7万 | ||||||||||
米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権あり) |
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要人発言 | ||||||||||||
25:00 | 米)ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言(投票権なし) |
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要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)10年債入札 |
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410億ドル | |||||||||||
27:00 | 米)財政収支 |
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-3070億 | -1742億 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・23時30分:米)週間原油在庫
・23時30分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権あり)
・25時00分:米)ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言(投票権なし)
・26時00分:米)10年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)ウエストパック消費者信頼感指数
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・今週(8/9~)に、トルコ(12日)の金融政策の発表を予定
・今週も、米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(ピークアウト)
・今週に、米国の中長期国債の入札が相次ぐ(3年債→10日、10年債→11日、30年債→12日)
・11日(水)に、米国の消費者物価指数の発表
・来週(8/16~)に、ニュージーランド(18日)の金融政策の発表とオーストラリア(17日)、米国(18日)の議事録の公表を予定
・再来週(8月26日~28日)に、ジャクソンホール会議を控える
・米国の金融政策(7月28日に金融政策の発表を消化済み、インフレやテーパリングや早期利上げへの思惑が焦点)
・金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言への注目度がアップ)
・米ドルの方向性
・金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心、中国のハイテク株の下落の懸念も)
・新型コロナウイルスの感染状況(新たな変異株の拡大など)
・夏季休暇などで取引参加者が激減する時期
・中国政府による民間企業への締め付け問題
・原油と金を中心とした商品市場
・バイデン政権による景気刺激策や増税案
・米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
・バイデン米大統領の発言
・米国の債務上限問題
・欧州の金融政策(7月22日に金融政策発表を消化済み)
・日本の金融政策(7月16日に金融政策発表を消化済み)
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標は、消費者物価指数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、週間原油在庫の公表と10年債の入札の他、ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権あり)とジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言(投票権なし)が予定されている。
今週の為替相場は、週明けから米ドル買いの流れが優勢なところに、昨日の欧米市場で日本円売りの流れが加わって、ドル円はジリジリと110円半ばまで上昇し、ユーロドルは1.17前半まで下落後に上値重く推移している。
本日は、引き続き、米雇用統計発表後に優勢となっている米ドル買いの流れと主要な株式市場及び米国の長期金利の動向が重要。
その他、米国の金融政策への思惑(インフレやテーパリング、早期利上げへの思惑)と米国の経済指標の発表、金融市場のリスク許容度、金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言に注目が集まる)、新型コロナウイルスの感染状況(新たな変異株の拡大など)、夏季休暇などで取引参加者が激減する時期である点などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・23時30分:米)週間原油在庫
・23時30分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権あり)
・25時00分:米)ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言(投票権なし)
・26時00分:米)10年債入札
→週明けの米ドル買い&日本円買いから、米ドル買いの流れは弱まったものの、日本円売りの流れが加わって、ドル円は上値を試す展開に
ユーロドルは上値の重く揉み合い
直近では、米雇用統計発表後に優勢となっている米ドル買いの流れが継続するかどうかがキモ
月末にジャクソンホール会議を控えて、米国の金融政策への思惑が重要
本日の米消費者物価指数の発表は注目度が高く、市場も反応しやすい
■8月9日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼米国の雇用統計の発表明け(8月6日・金曜日に発表済み)
▼9日(月)は、日本が祝日で休場
▼今週(8/9~)に、トルコの金融政策の発表を予定
▼今週も、米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(ピークアウト)
▼今週に、米国の中長期国債の入札が相次ぐ(3年債→10日、10年債→11日、30年債→12日)
▼11日(水)に、米国の消費者物価指数の発表
▼来週(8/16~)に、ニュージーランド(18日)の金融政策の発表とオーストラリア(17日)、米国(18日)の議事録の公表を予定
▼再来週(8月26日~28日)に、ジャクソンホール会議を控える
▼米国の金融政策(7月28日に金融政策の発表を消化済み、インフレやテーパリングや早期利上げへの思惑が焦点)
▼金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言への注目度がアップ)
▼米ドルの方向性
▼金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心、中国のハイテク株の下落の懸念も)
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼新型コロナウイルスの感染状況(新たな変異株の拡大など)
▼夏季休暇などで取引参加者が激減する時期
▼中国政府による民間企業への締め付け問題
▼原油と金を中心とした商品市場
▼バイデン政権による景気刺激策や増税案
▼米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
▼バイデン米大統領の発言
▼米国の債務上限問題
▼欧州の金融政策(7月22日に金融政策発表を消化済み)
▼日本の金融政策(7月16日に金融政策発表を消化済み)
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