本日の為替相場の焦点は、『米ドルと日本円の方向性』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『12月の月初め要因』にあり。
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12月1日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・12月・月初め(本日が12月月初めでの最初の営業日) ・パウエルFRB議長とイエレン財務長官の議会証言・2日目(CARES法に関しての公聴会、11月30日は米上院銀行委員会→12月1日は米下院金融委員会) ・12月2日(木)→OPECプラス閣僚級会合(今回は先行して11月30日からオンラインでの開催も予定) ・12月3日(金)→米国の雇用統計の発表 |
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06:30 | 豪)AIG製造業指数 |
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- | 50.4 | ||||||||||
06:45 | NZ)住宅建設許可 |
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- | -1.9% | ||||||||||
09:30 |
豪)第3四半期GDP [前期比/前年比] |
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-2.7% | +0.7% | ||||||||||
+3.0% | +9.6% | |||||||||||||
10:45 | 中)財新製造業PMI |
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50.5 | 50.6 | ||||||||||
16:00 | ト)製造業PMI |
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- | 51.2 | ||||||||||
英)ネーションワイド住宅価格 [前月比/前年比] |
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+0.5% | +0.7% | |||||||||||
+9.3% | +9.9% | |||||||||||||
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
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+1.0% | -2.5% | |||||||||||
-1.7% | -0.7% | |||||||||||||
16:30 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
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-0.1% | +0.3% | ||||||||||
+1.4% | +1.2% | |||||||||||||
17:30 | ス)製造業PMI |
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64.2 | 65.4 | ||||||||||
17:50 | 仏)製造業PMI【確報値】 |
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54.6 | 54.6 | ||||||||||
17:55 | 独)製造業PMI【確報値】 |
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57.6 | 57.6 | ||||||||||
18:00 | 欧)製造業PMI【確報値】 |
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58.6 | 58.6 | ||||||||||
南ア)製造業PMI |
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53.3 | 53.6 | |||||||||||
18:30 | 英)製造業PMI【確報値】 |
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58.2 | 58.2 | ||||||||||
21:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 |
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- | +1.8% | ||||||||||
22:15 | 米)ADP全国雇用者数 |
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+52.5万人 | +57.1万人 | ||||||||||
22:30 | 加)住宅建設許可 |
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-1.0% | +4.3% | ||||||||||
23:00 | 英)ベイリーBOE総裁の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
23:45 | 米)製造業PMI【確報値】 |
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59.1 | 59.1 | ||||||||||
24:00 | 米)ISM製造業景況指数 |
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61.0 | 60.8 | ||||||||||
米)建設支出 |
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+0.4% | -0.5% | |||||||||||
米)パウエルFRB議長の議会証言(CARES法に関して・2日目、米下院金融委員会) |
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要人発言 | ||||||||||||
米)イエレン財務長官の議会証言(CARES法に関して・2日目、米下院金融委員会) |
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要人発言 | ||||||||||||
24:30 | 米)週間原油在庫 |
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- | +101.7万 | ||||||||||
28:00 | 米)地区連銀経済報告(ベージュブック) |
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- | - | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・22時15分:米)ADP全国雇用者数
・24時00分:米)ISM製造業景況指数
・24時00分:米)パウエルFRB議長の議会証言(CARES法に関して・2日目、米下院金融委員会)
・24時00分:米)イエレン財務長官の議会証言(CARES法に関して・2日目、米下院金融委員会)
・24時30分:米)週間原油在庫
・28時00分:米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)第3四半期GDP
・10時45分:中)財新製造業PMI
・23時00分:英)ベイリーBOE総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・12月・月初め(本日が12月月初めでの最初の営業日)
・パウエルFRB議長とイエレン財務長官の議会証言・2日目(CARES法に関しての公聴会、11月30日は米上院銀行委員会→12月1日は米下院金融委員会)
・12月2日(木)→OPECプラス閣僚級会合(今回は先行して11月30日からオンラインでの開催も予定)
・12月3日(金)→米国の雇用統計の発表
・12月の月初め要因(12月1日が12月月初めでの最初の営業日)
・今週→主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
・金融当局者や要人による発言(今後のインフレや利上げ時期を推し量る上で注目度増す、次期FRB議長にパウエル現FRB議長の再任が決定済み)
・米ドルと日本円の方向性
・新型コロナウイルスの感染状況(新たに発見された変異株に懸念が高まる)
・主要な株式市場(米国中心)
・米国の国債市場と長期金利
・米国の金融政策(11月24日に議事録の公表を消化済み→12月15日に次回金融政策発表を予定、次期FRB議長にパウエルFRB議長の再任決定での思惑、新たな変異株を含めた新型コロナ感染状況も重要)
・金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン、先週末に大きくリスクオフに傾いた)
・中国企業・恒大集団の経営破綻懸念
・原油と金を中心とした商品市場(今週12月2日にOPECプラス閣僚級会合を予定、今回は先行して11月30日からオンラインでの開催も予定)
・バイデン米大統領の発言
・米国の債務上限問題(次の期限は12月15日)
・バイデン政権による景気刺激策や増税案
・欧州の金融政策(12月16日に次回金融政策発表を予定)
・日本の金融政策(12月17日に次回金融政策発表を予定)
・中国政府による民間企業への締め付け問題
・米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
などが重要となる。
★★★
本日は、12月月初めでの最初の営業日。
本日の米国の経済指標は、ADP全国雇用者数とISM製造業景況指数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、パウエルFRB議長とイエレン財務長官の議会証言(2日目)の他、週間原油在庫の公表や地区連銀経済報告(ベージュブック)が予定されている。
今週の為替相場は、週明けからリスクオフの流れが強まった後に一旦は巻き戻しが優勢となったが、そこからパウエルFRB議長の発言を受けて再度リスクオフの流れが加速して、ドル円は112円半ばまで下落→113円後半まで反発→再度113円割れを試し、ユーロドルは1.12後半まで下落→1.13後半まで反発→1.12前半まで下落→再度1.13半ばまで反発、と上下に大きく振れている。
本日は、米ドルと日本円の方向性や主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、12月の月初め要因(12月月初めでの最初の営業日)が重要となる。
その他、パウエルFRB議長とイエレン財務長官の議会証言・2日目や新型コロナウイルスの感染状況(新たに発見された変異株に懸念が高まる)、米国の金融政策への思惑、金融当局者や要人による発言、原油と金を中心とした商品市場、中国企業・恒大集団の経営破綻懸念、週末(12月3日)に米国の雇用統計の発表を控える点などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)第3四半期GDP
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・23時00分:英)ベイリーBOE総裁の発言
→内容次第も、要注目
・22時15分:米)ADP全国雇用者数
・24時00分:米)ISM製造業景況指数
・24時00分:米)パウエルFRB議長の議会証言(CARES法に関して・2日目、米下院金融委員会)
・24時00分:米)イエレン財務長官の議会証言(CARES法に関して・2日目、米下院金融委員会)
・24時30分:米)週間原油在庫
・28時00分:米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
→パウエルの発言により、直前までとは違う意味で再びリスクオフ方向に傾いた
ドル円もユーロドルも大きく上下に振れる展開
非常に難しい局面
この流れを見極めたい
■11月29日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週→主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼29日(月)→米国が感謝祭・連休明け
▼11月の月末要因(11月30日が11月月末での最後の営業日)
▼11月30日(火)&12月1日(水)→パウエルFRB議長とイエレン財務長官の議会証言(CARES法に関しての公聴会、11月30日は米上院銀行委員会→12月1日は米下院金融委員会)
▼12月の月初め要因(12月1日が12月月初めでの最初の営業日)
▼12月1日(水)→米国のISM製造業指数の発表
▼12月2日(木)→OPECプラス閣僚級会合(今回は先行して11月30日からオンラインでの開催も予定)
▼12月3日(金)→米国の雇用統計の発表
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国中心、今週は12月1日の米ISM製造業指数、3日の米ISM非製造業指数、米雇用統計の3つがメイン)
▼金融当局者や要人による発言(今後のインフレや利上げ時期を推し量る上で注目度増す、次期FRB議長にパウエル現FRB議長の再任が決定済み)
▼米ドルと日本円の方向性
▼新型コロナウイルスの感染状況(新たに発見された変異株に懸念が高まる)
▼主要な株式市場(米国中心)
▼米国の国債市場と長期金利
▼米国の金融政策(11月24日に議事録の公表を消化済み→12月15日に次回金融政策発表を予定、次期FRB議長にパウエルFRB議長の再任決定での思惑、新たな変異株を含めた新型コロナ感染状況も重要)
▼金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン、先週末に大きくリスクオフに傾いた)
▼中国企業・恒大集団の経営破綻懸念
▼原油と金を中心とした商品市場(今週12月2日にOPECプラス閣僚級会合を予定、今回は先行して11月30日からオンラインでの開催も予定)
▼バイデン米大統領の発言
▼米国の債務上限問題(次の期限は12月15日)
▼バイデン政権による景気刺激策や増税案
▼欧州の金融政策(12月16日に次回金融政策発表を予定)
▼日本の金融政策(12月17日に次回金融政策発表を予定)
▼中国政府による民間企業への締め付け問題
▼米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
様子見
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