雇用統計を終えた週明けのマーケットだった割には、大きな反動も見られず、どの相場も値動きは小さいものだった。4.5%台まで下がっていた長期金利も若干の戻しを見せたが、ショートカバーの域を出ない。それだからドル円やユーロドルでのドルの買い戻しもかなり限定的だった。米国株も狭いレンジ内での動きに終始。
ドル円もユーロドルもニューヨーククローズの時点ではドルの高値引けをしている。つまり金曜日の動きを修正する方向だ。一回の雇用データでもって将来を判断するのは難しいということだろう。そもそも雇用指標はかなりの遅効性があるとされている。そんなものに直近の金融政策で打つべき手を委ねるというのも無理があるのである。
雇用統計が終わったところで、どの程度の利上げ打ち止め感とあるかもしれない利下げをマーケットが織り込んで入るかを見ていこう。これはドルの短期金利先物の値段で判断できる。まずは今年の12月だが、これは年内のもう一回の利上げを含んでいない。
もうトップをつけたという解釈である。次に25ベーシスポイント分の利下げを織り込んで入るのは来年の6月限になる。その後、9月、12月と25ベーシスずつを利下げするとして価格形成されている。
今週から米国内は冬時間入りである。したがってアメリカのイベントの時間帯は1時間ずつこれまでより遅くなる。CMEなどマーケットの開始時間も1時間遅れ、日本時間の朝7時スタートだったものが、朝8時になる。
日本時間 15時15分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
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