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 昨日はアメリカが連休明け。２月に入ってから上昇傾向を強めていたドル金利の流れが、今後も継続するのかどうかに最大の関心が集まっていた。しかしマーケットの材料も少ない中では動きようもない。ドル金利は短期金利も長期金利もダイナミックな動きを見せることなく推移した。

 それを素直に反映してドル相場も実に狭い値幅にとどまった。ドル円は150円ちょうどを挟んでの動き。一段高もできないし、かといって利食い売りで押されることない。ユーロドルが1.08台に乗せてきて、ややこれまでの修正の動きが強まった。

 日本株の上昇が続き、日経平均株価は38000円台に到達してきた。あまりにも史上最高値である38915円に目が行き過ぎて忘れてしまっていることだが、これはダウ平均と並んでいるレベルである。乖離的な側面から見ると、両指数が接近することは日本株の買われ過ぎ、そして米国株のアンダーバリューと見るのが、過去の経緯から判断できる。

 このまま両指数がゴールデンクロスなどせずに正常化したとしたら、株価の下落局面では日本株の相当な下げが期待できる。しかし両指数の逆転が恒常的なものになったら、それはニューワールドに入ったと言うことになるだろう。

 エヌビディアの決算が出るのはニューヨーククローズの後である。日本時間の早朝である。すでに今年に入ってから50％近くも株高を演じているのだから、去年のAIブームに乗った分とは違いポーションが株価を押し上げている。果たしてこの株価が維持されるものかどうか。

日本時間 15時40分

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