本日の為替相場の焦点は、『日本による円安牽制や為替介入』と『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』、そして『米国の金融政策への思惑』にあり。
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7月17日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(先週後半から決算発表シーズン開始)→ASML、ジョンソンエンドジョンソン、ユーエスバンコープ、アルコア、ユナイテッドエアラインズ、その他 | ||||||||||||||
07:45 |
NZ)第2四半期消費者物価指数 [前期比/前年比] |
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+0.5% | +0.6% | ||||||||||
+3.4% | +4.0% | |||||||||||||
09:30 | 豪)ウエストパック景気先行指数 |
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- | -0.01% | ||||||||||
10:10頃 | 日)日銀国債買い入れオペ |
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- | - | ||||||||||
15:00 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
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+0.1% | +0.3% | ||||||||||
+1.9% | +2.0% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +3.5% | +3.5% | ||||||||||||
英)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
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+0.1% | -0.1% | |||||||||||
+1.8% | +1.7% | |||||||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
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+0.2% | +0.4% | |||||||||||
+2.9% | +3.0% | |||||||||||||
↑・小売物価指数【コア】[前年比] | - | +1.9% | ||||||||||||
16:00 |
ト)住宅価格指数 [前月比/前年比] |
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- | +2.24% | ||||||||||
- | +48.42% | |||||||||||||
ト)住宅販売 |
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- | -2.4% | |||||||||||
18:00 |
欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
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+0.2% | +0.2% | ||||||||||
+2.5% | +2.5% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【確報値】【コア】 | +2.9% | +2.9% | ||||||||||||
20:00 |
南ア)小売売上高 [前月比/前年比] |
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-0.9% | +0.5% | ||||||||||
+0.7% | +0.6% | |||||||||||||
米)MBA住宅ローン申請指数 |
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- | -0.2% | |||||||||||
21:30 | 加)国際証券取扱高 |
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- | +411.6億 | ||||||||||
米)住宅着工件数 |
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130.0万件 | 127.7万件 | |||||||||||
↑・建設許可件数 |
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140.0万件 | 138.6万件 (139.9万件) |
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22:00 | 米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言(投票権あり) |
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要人発言 | |||||||||||
22:15 | 米)鉱工業生産 |
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+0.3% | +0.9% (+0.7%) |
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米)設備稼働率 |
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78.4% | 78.7% (78.2%) |
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22:35 | 米)ウォラーFRB理事の発言(投票権あり) |
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要人発言 | |||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 |
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- | -344.3万 | ||||||||||
26:00 | 米)20年債入札 |
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- | |||||||||||
27:00 | 米)地区連銀経済報告(ベージュブック) |
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- | - | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
・22時00分:米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言(投票権あり)
・22時15分:米)鉱工業生産
・22時35分:米)ウォラーFRB理事の発言(投票権あり)
・23時30分:米)週間原油在庫
・26時00分:米)20年債入札
・27時00分:米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
に注目が集まる。
米国以外では、
・07時45分:NZ)第2四半期消費者物価指数
・10時10分頃:日)日銀国債買い入れオペ
・15時00分:英)消費者物価指数
・15時00分:英)生産者物価指数
・15時00分:英)小売物価指数
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(先週後半から決算発表シーズン開始)→ASML、ジョンソンエンドジョンソン、ユーエスバンコープ、アルコア、ユナイテッドエアラインズ、その他
・日本による円安牽制や為替介入(先週7月11日12日に為替介入が行われたため引き続き注意)
・米国の国債利回りの動向(米国の長期金利)
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・米国の金融政策への思惑(次回金融政策発表は7月31日)
・注目度の高い米国の経済指標の発表(今週は16日の小売売上高がメイン)
・金融当局者や要人による発言(今週にパウエルFRB議長の発言あり、FRB高官や日銀関係者の発言に注目)
・米ドル、日本円、ユーロの方向性
・ユーロ圏の金融政策への思惑(今週7月18日に金融政策の発表あり)
・米国の主要企業の決算発表(先週後半から決算発表シーズン開始→徐々に本格化)
・米国の大統領選への思惑(7月14日にトランプ前大統領の暗殺未遂があり注目度高まる)
・日本の金融政策への思惑(次回金融政策発表は7月31日)
・原油と金を中心とした商品市場の動向
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標は、住宅着工件数/建設許可件数と鉱工業生産がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、週間原油在庫の公表、20年債の入札、地区連銀経済報告(ベージュブック)のほか、複数のFRB高官の発言が予定されている。
今週の為替相場は、週末に発生したトランプ前大統領の暗殺未遂事件の影響からか、先週末の終値よりも米ドル買い方向に窓を開けて始まった。そこから、ドル円は介入を警戒して小動きとなり、ユーロドルは米ドル買いとユーロ買いが相殺して小動きとなっていたが、昨日のNY市場で米国の小売売上高の発表を受けて、米ドル買いの流れが強まった後に一転して米ドル売りの流れが優勢となって、行って来いに。ドル円は一時158円後半まで上昇するも158円半ばまで戻して、ユーロドルは一時1.08後半まで下落するもその後1.09前半まで戻して、NYクローズを迎えている。
本日は、日本による円安牽制や為替介入、主要な株式市場及び米国債利回りの動向、米国の金融政策への思惑が重要となる。
その他、明日にECB金融政策の発表を控える点、米ドル、日本円、ユーロの方向性、金融当局者や要人による発言、注目度の高い米国の経済指標の発表、米国の大統領選への思惑、日本の金融政策への思惑、米国の主要企業の決算発表などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・07時45分:NZ)第2四半期消費者物価指数
→発表でのNZドルへの影響は大きなモノになりやすい
・10時10分頃:日)日銀国債買い入れオペ
→以前ほどではないが、注目度はそれなりにある
・15時00分:英)消費者物価指数
・15時00分:英)生産者物価指数
・15時00分:英)小売物価指数
→発表での英ポンドへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・21時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
・22時00分:米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言(投票権あり)
・22時15分:米)鉱工業生産
・22時35分:米)ウォラーFRB理事の発言(投票権あり)
・23時30分:米)週間原油在庫
・26時00分:米)20年債入札
・27時00分:米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
→今週のメインだった、パウエルFRB議長の発言と小売売上高の発表を消化
ドル円は引き続き押し目を狙いたいが、想像以上に上値が重い点が気になる
↓↓本日以降の注目材料(今週)↓↓
※FRB高官の発言多数あり(20日からブラックアウト期間入り)
※米国の企業の決算発表が本格化
▼7月17日(水)
英)消費者物価指数
▼7月18日(木)
ユーロ圏の金融政策
豪)雇用統計
英)雇用統計
ネットフリックスの決算
▼7月19日(金)
日)全国消費者物価指数
・今週のメインだった、パウエルFRB議長の発言と小売売上高の発表を消化
・ドル円は引き続き押し目を狙いたいが、想像以上に上値が重い点が気になる
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