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 昨日は大きくドル安が進んだ。ニューヨーク時間での経済指標を待たずに、すでにアジア時間からのドル下げが濃厚となった。ドル円は東京時間では153円台から151円台にスリップしており、ニューヨーク時間では150円台の中盤まで差し込んだのだ。これらが資本市場全体に不安定さを加えることとなって、リスクオフの流れが強まった。米国株は総じて売られ、そして長期債は買い上げられた。

 ドル円はあんまり下値を気にせずに、比較的に突っ込み売りをしやすかった。なぜならばユーロ円がひじょうに売り込まれていたからだ。160円割れの手前では多少もんだが、割れてみるとあまり引っかかるポイントがなかった。それに勇気をもらう形で私もドル円のショートで何回か参戦した。さすがにユーロ円が159円台の前半で止まってからは、ちょっとの注意を要することになったのだが。

 PCEのコアでフレーターが出たが、それは目先のFEDアクションのビューを大きく変えるものではなかった。中立金利まで利下げを促すのだが、そのペースは急ぐものではないとするもの。しかるに12月FOMCでの利下げがあるかどうかはまだ五分五分のままである。

 今日はアメリカが勤労感謝の日なので休み。明日もブラックフライデーで、多くのプレーヤーは連休モードとなっている。よって今日と明日のマーケットではとくに材料が突発的に出てこない限り、ダイナミックな変動はなさそうだ。

日本時間 15時50分

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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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