10月16日(木)■『米中貿易問題の行方』と『トランプ米大統領の発言』、そして『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米中貿易問題の行方』と『トランプ米大統領の発言』、そして『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』にあり。

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10月16日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・TSMCの決算発表 ・米国の主要企業の決算発表(今週から発表シーズン開始)→トラベラーズ、他 ※米国の政府機関が一部閉鎖中で本日発表予定だった「新規失業保険申請件数」「小売売上高」「生産者物価指数」の発表が延期
06:50		豪)ケントRBA総裁補佐の発言		要人発言
08:50		日)機械受注 [前月比/前年比]		+0.5%	-4.6%
				+4.9%	+4.9%
09:30		豪)失業率		4.3%	4.2%
		↑・新規雇用者数		+2.00万人	-0.54万人
10:30		日)田村日銀審議委員の発言(あいさつ)		要人発言
未定		日)田村日銀審議委員の発言(記者会見)		要人発言
13:30		日)第三次産業活動指数		-0.2%	+0.5%
15:00		英)GDP		+0.1%	±0.0%
		英)鉱工業生産 [前月比/前年比]		+0.2%	-0.9%
				-0.8%	+0.1%
		↑・製造業生産高 [前月比/前年比]		+0.2%	-1.3%
				-1.0%	+0.2%
		英)商品貿易収支／貿易収支		-220.00億	-222.44億
				-48.05億	-52.60億
18:00		欧)貿易収支		+91億	+124億
		加)中古住宅販売件数		-	+1.1%
21:15		加)住宅着工件数		25.75万件	24.58万件
延期		米)新規失業保険申請件数(※発表延期※)	延期	-	-
		米)小売売上高(※発表延期※)	延期	-	-
		米)生産者物価指数(※発表延期※) [前月比/前年比]	延期	-	-
				-	-
21:30		米)フィラデルフィア連銀景況指数		+10.0	+23.2
22:00		英)マンMPC委員の発言		要人発言
		米)ウォラーFRB理事の発言(投票権あり)		要人発言
		米)ミランFRB理事の発言(投票権あり)		要人発言
		米)バーFRB理事の発言(投票権あり)		要人発言
延期		米)企業在庫(※発表延期※)	延期	-	-
23:00		米)NAHB住宅市場指数		33	32
		米)ボウマンFRB副議長の発言(投票権あり)		要人発言
23:30		米)週間天然ガス貯蔵量		-	+80
23:45		英)マンMPC委員の発言		要人発言
25:00		欧)ラガルドECB総裁の発言		要人発言
		米)週間原油在庫		-	+371.5万
26:30		加)マックレムBOC総裁の発言		要人発言
27:30		英)グリーンMPC委員の発言		要人発言
29:15		米)ミランFRB理事の発言(投票権あり)		要人発言
文字が、普通→太字→赤色太字の順番で重要なものになる。ピンク太字は金融政策関連のもの。 ピンクのバックは米国の材料でオレンジは金融政策関連、黄は要人発言、緑は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標は SS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は ◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は 赤字で表記

米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分：米)フィラデルフィア連銀景況指数
・22時00分：米)ウォラーFRB理事の発言(投票権あり)
・22時00分：米)ミランFRB理事の発言(投票権あり)
・22時00分：米)バーFRB理事の発言(投票権あり)
・23時00分：米)ボウマンFRB副議長の発言(投票権あり)
・29時15分：米)ミランFRB理事の発言(投票権あり)
に注目が集まる。
※米国の政府機関が一部閉鎖中で本日発表予定だった「新規失業保険申請件数」「小売売上高」「生産者物価指数」の発表が延期

米国以外では、
・09時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
・10時30分：日)田村日銀審議委員の発言(あいさつ)
・時間未定：日)田村日銀審議委員の発言(記者会見)
・25時00分：欧)ラガルドECB総裁の発言
・26時30分：加)マックレムBOC総裁の発言
に注目が集まる。

その他、
・TSMCの決算発表
・米国の主要企業の決算発表(今週から発表シーズン開始)→トラベラーズ、他
・米中貿易問題再燃の行方
・トランプ米大統領の発言
・高市自民党総裁の方針や政権への思惑
・米国の政府機関の一部閉鎖の影響とつなぎ予算の行方
・米国の金融政策への思惑(次回の金融政策発表は再来週10月29日)
・日本の金融政策への思惑(高市自民党総裁で思惑高まる。次回の金融政策発表は再来週10月30日)
・米国の国債利回りの動向(米国の長期金利)
・米ドル、日本円、ユーロの方向性
・金融当局者や要人による発言(FRB高官や日銀役員の発言に注目。今週はパウエルFRB議長、田村審議委員、内田副総裁の発言あり)
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・注目度の高い米国の経済指標の発表(発表延期多数)
・米国の主要企業の決算発表(決算発表シーズン開始)
・ユーロ圏の金融政策への思惑(次回の金融政策発表は再来週10月30日)
・原油と金を中心とした商品市場の動向
などが重要となる。

★★★

本日の米国の経済指標は、フィラデルフィア連銀景況指数ぐらいしかない。
一方、経済指標以外のイベントでは、複数のFRB高官の発言が予定されている。
※米国の政府機関が一部閉鎖中で本日発表予定だった「新規失業保険申請件数」「小売売上高」「生産者物価指数」の発表が延期

今週の為替相場は、先週末に米中貿易問題が再燃したが、トランプ米大統領が軟化した事で、先週末の終値よりもリスクオフの流れが巻き戻して日本円売り・スイスフラン売り方向に乖離してスタート。その後、ドル円は一時152円半ばまで上昇し、ユーロドルは一時1.15半ばまで下落したが、そこから米ドル売りの流れが優勢となって、ドル円は一時151円割れまで下落し、ユーロドルは1.16ドル半ばまで上昇している。

本日は、米中貿易問題の行方とトランプ米大統領の発言、米ドル、日本円、ユーロの方向性、高市自民党総裁の方針や政権への思惑、主要な株式市場及び米国債利回りの動向が重要となる。
その他、米国の金融政策への思惑や金融当局者や要人による発言、日本の金融政策への思惑、米国の政府機関の一部閉鎖の影響とつなぎ予算の行方、ユーロ圏の金融政策への思惑などにも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・09時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい

・10時30分：日)田村日銀審議委員の発言(あいさつ)
・時間未定：日)田村日銀審議委員の発言(記者会見)
→注目度は高い、発言内容に注目

・25時00分：欧)ラガルドECB総裁の発言
→発言内容次第

・26時30分：加)マックレムBOC総裁の発言
→発言内容次第

・21時30分：米)フィラデルフィア連銀景況指数
・22時00分：米)ウォラーFRB理事の発言(投票権あり)
・22時00分：米)ミランFRB理事の発言(投票権あり)
・22時00分：米)バーFRB理事の発言(投票権あり)
・23時00分：米)ボウマンFRB副議長の発言(投票権あり)
・29時15分：米)ミランFRB理事の発言(投票権あり)
※米国の政府機関が一部閉鎖中で本日発表予定だった「新規失業保険申請件数」「小売売上高」「生産者物価指数」の発表が延期
→米ドル売りの流れが優勢に
しかし、ドル円は底堅くもあり、安易に売りにくい
また、重要な経済指標も発表延期が相次いでおり、なかなか取引のキッカケが掴み難い局面


■■特に注目すべき経済指標やイベント(今週の明日以降)
▼10月17日(金)
日)内田日銀副総裁の発言
※米経済指標は小粒

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