IMMポジションは1万枚超の円買い越しに転じる
今週(9月14日~)は、米国のFOMC(米連邦公開市場委員会)と日銀の金融政策決定会合の2大ビッグイベントがありますが、その話をする前に、先週末発表されたIMMのポジション状況から取り上げたいと思います。
先週の金曜日に発表されたIMMの円のポジションはその前の週から10万3023枚ネットで買いが増えて1万796枚の買い越しとなりました。

(詳しくはこちら → 経済指標/金利:シカゴIMM通貨先物ポジションの推移)
ちなみに円ポジションが買い越しになったのは、今年(2026年)の2月24日時点以来であり、ここ半年はずっと円ショートでした。
IMM(国際通貨市場)は規模としては為替市場全体から見れば小さい市場ですが、短期トレードを行っている投資家が主に使っていますので、短期のポジション動向をチェックするのに、とても有効だと考えて、私はいつも注目してみています。
そのポジションが買い越しになったことで、短期の円ショートポジションはかなり整理されたと感じました。
ですから、円買いはいったん落ち着くのでないかと感じましたが、実際、その後あまり円高には向かわなくなりました。やはりポジション動向というのは相場予想をするに際して、とても重要なファクターだと思います。
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FOMCは0.25%利上げを決定!
さて、昨日(9月16日)行われた米国のFOMCでは、政策金利の0.25%引き上げが決定しました。
米国では原油価格の上昇などの影響でインフレが加速しています。先週発表された米国の8月のCPI(消費者物価指数)は前年比3.4%のプラスとなりました。さらに、コア指数が前月比で4カ月ぶりの大幅な伸びとなっています。
通常であれば、利上げすべき経済状況なのですが、トランプ米大統領がFRBはむしろ利下げすべきと外野から圧力をかける中で、FOMCのメンバーがどういう判断をするのか注目されていました。
結果としては、FOMCのメンバーは正当な判断をしたということです。本当に利上げできるのか、疑問の声もあったことから、利上げを受けて米ドル全面高となり、米ドル/円も156円台を回復しています。

(出所:TradingView)
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植田総裁の会見を見極めてトレード戦略を決定したい
次の注目は18日(金)に予定されている日銀の金融政策決定会合の結果発表です。
今回は0.25%の政策金利の引き上げが確実視されていて、そこまでは、マーケットはすでに織り込んでいます。
ですから、実際に利上げが決定されてもマーケットの反応は鈍くなるでしょう。マーケットの最大の関心事は次の利上げがいつになるかということなので、日銀会合後の植田総裁の会見内容に全神経を集中しています。
植田総裁が次回の会合での連続利上げの可能性を示唆することがあれば、再び円高に向かう展開になるでしょう。
逆にその辺りがあいまいになると、一連の円高の展開は一旦収束し、ゆっくりと円安方向に回復してくる展開になると予想しています。
個人的には、植田総裁はそこまで踏み込んだ発言はしないのではないかと考えています。植田総裁の発言を確認して、トレード戦略を決めていきたいと思います。

(出所:TradingView)
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