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【NY為替オープニング】原油高、米追加利上げ織り込みドル続伸

2026年09月18日(金)22:24公開 (2026年09月18日(金)22:13更新)
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◇重要イベント・ポイント
・NY原油先物反発、102.19ドル
・日銀政策委員会・金融政策決定会合、0.25%引き上げ1.25%、予想通り、7対2での決定。2委員が反対票に投じる
・植田日銀総裁「政策の局面が変化した」
・欧・欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏CPI予想(8月)
・米・8月鉱工業生産指数
・米・8月景気先行指数
・ボウマン米連邦準備制度理事会(FRB)副議長が講演
・シュミッド米カンザスシティ連銀総裁が講演
・欧・ユーロ圏財務相会合

18日のNY外為市場で原油価格が再び上昇したほか、連邦公開市場委員会(FOMC)の年内の追加利上げを織り込み長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。引き続き原油相場動向を睨む。本日は、連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン副議長やシュミッド米カンザスシティ連銀総裁が講演を予定しており、発言に注目。そのほか、8月鉱工業生産、景気先行指数などで景気動向を判断する。インフレがエネルギーショックによる一時的な物で、ボウマン副議長やウォラーFRB理事が利上げに反対票を投じるのではとの憶測があったが、全会一致での利上げ決定となったため、追加利上げ観測が強まった。

FRBは今週開催されたFOMCで市場の予想通り、インフレ抑制するための利上げを3年ぶりに実施。金利予想では、平均であと1回の利上げを当局者が想定していることが明かになった。FRBのウォーシュ議長の会見で、インフレが鈍化し目標値である2%に向けて改善を確信できず、さらに、FRBの2つの責務のうち、インフレリスクが上向きであることに対し、労働市場は均衡しているため、インフレ抑制に焦点を当てるべきと、利上げの理由として説明した。議長はさらに、利上げ決定により、FRBがインフレ抑制に真剣である事を証明すると、断固とした姿勢を見せた。米国は世界で最も低い金利であるべき、2%以下となるべきと言及しているトランプ大統領の支持を得ているため、ハト派的なウォーシュFRB議長発言が予想されていたため、サプライズとなった。

同時にサプライショックによるインフレが一時的で、利上げは「間違い」との見方も少なくない。住宅市場の落ち込みも続いており、1回の利上げで打ち止めとの観測もある。短期金融市場では来年9月会合までにあと3回の利上げを織り込んだ。ピークは4.5%-4.75%予想。歴史上、FRBの利上げサイクルで最小は137ベーシスポイント。利上げを開始した場合、1回で終了する事はなく、サイクル入りとなるが、現状で市場が織り込んでいる0.75%で利上げ打ち止めとなると、過去最小幅の利上げサイクルとなる。追加利上げを織り込みドルは今後も底堅い推移が予想される。

日銀政策委員会は金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き上げ、1.25%にすることで決定した。予想通りとなった。ただ、7対2での決定で、ハト派2委員が反対票に投じたため、ハト派的利上げとの見方に円売りが再開。植田日銀総裁は「政策の局面が変化した」としたほか、今後は連続利上げや25ベーシスポイントではなく、大幅利上げも辞さないとタカ派姿勢を見せたものの、円売りが続いた。
160円付近では再び介入警戒感が強まる可能性がある。

・ドル・円、200日移動平均水準158.43円。

・ユーロ・ドル、200日移動平均水準1.1634ドル。

ニューヨーク市場はドル・円157円93銭、ユーロ・ドル1.1455ドル、ユーロ・円180円94銭、ポンド・ドル1.3336ドル、ドル・スイス0.8259フランで寄り付いた。

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