金曜日はドル金利の、とくに長期金利の上昇が鮮明になった。10年もので利回りは2.7％台まで上がってきて、それにともなってドル相場も上がってきた。値幅はそれほども大きくはないものの、全体的にドルが上昇。今…

 ドル相場の上昇が一服している。ドル高であるのは変わらないのだが、破壊力のある一段高をしなくなった。それはドル金利の上昇がややスピードダウンしたというのも関係あろう。市場は新しい材料を欲しているのに、…

 FOMCの議事録が公開されたが、前日のブレイナード理事の発言によるショックもあったため、驚きは少なかった。ブレイナード理事の発言内容を追認するようなものであったので、ドル金利は確かに上昇氏はしたが、あた…

 昨日、日銀の黒田総裁が「最近の円安は急だ」という感じのことを発言して、瞬間的にドル円は20ポイントほど円高に向かった。そもそも市場では日銀は現在のレベルを容認するだけなのかという見方が強かった。それは…

 週末にFEDのメンバーが利上げをもっと早急にすべきという意見が相次いで、週明けのマーケットではドル金利が上昇した。ドルの短期金利が騰勢を強めると、それがドル相場の全面高につながった。 最近は日本円の全…

 先週の金曜日はアジア時間でリスクテークが進んだ。日本株が大きく下がって始まったのだが、時間の経過とともに値段を戻していった。それにともないドル円も堅調。121円台で推移していた者が122円台乗せ。 どうせ…

 バイデン大統領が追加の措置として、石油戦略備蓄の放出を決定した。100万BPDなので、量としては結構なものだ。確かにこんな時に放出しなかったら、いったい何のための備蓄かという議論もある。 アメリカはガソリ…

 昨日もウクライナ情勢の一服感から、マーケットではリスクテーク気味となった。しかしリスクテークのし過ぎの反省もあって、米国株などは反落した。米国株の代表であるS&P先物は史上最高値が4808ポイントで、今年…

 ウクライナとロシアの停戦交渉が若干の進捗を示したということで、マーケットはリスクテークとなった。安心感からこれまで買い進まれてきた安全資産は売られた。欧州株の反発とともに米国株は大きく切り返した。ド…

 昨日は東京時間の10時くらいに日銀による円債の指値オペが通告された。それで肝心の円金利はあまり動かなかったものの、アナウンスメント効果だけは絶大で、それを聞いた海外勢のアクションも重なり、ドル円は一気…