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2012年11月27日(火)のFXニュース(2)
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2012年11月27日(火)11時17分
TKY午前=ギリシャ支援合意でユーロドルは一時1.30ドル台
東京タイム午前は、前回に続き深夜まで及んだユーロ圏財務相会合において、ギリシャ債務削減目標で合意が得られたことが材料となった。ユーロドルは一時1.30ドルの大台を回復させたほか、本邦株価の反発も支えに資源国通貨がしっかり推移。ドル円・クロス円は序盤に円買い戻しが先行したことで下値を切り下げたものの、ギリシャ合意内容が伝わったことで水準を回復させた。
ユーロ圏財務相らとIMFはギリシャの債務削減方法で、二国間融資の金利を100bp引き下げや、EFSF融資の利払いの10年間猶予、債務返済向けに別勘定を設けることを決定した。これらの措置を通じ、ギリシャ債務は2020年に対GDP比で124%、2022年に110%を下回る水準へ低下する見通し。本日の合意でギリシャ債務は持続可能な軌道に乗る見込みであることが示された。ショイブレ独財務相はギリシャ債務負担の軽減を目標に国債買い戻し措置で合意したと発言。ユーログループは債券買い戻しプログラム後にギリシャ融資を最終決定することとなった。融資額は437億ユーロの予定。すべての目標が達成されれば一段の措置を講じる議論を行う可能性があることも示唆された。なお債務減免に関する協議は行われなかったもよう。
ユーロドルは序盤に関係者らによる情報が錯そうした際、1.3008ドルまで上振れる場面があったものの、程なく失速して1.29ドル後半でもみ合い。合意内容が伝わったことで再度1.3010ドルまで上昇して10月31日以来の高値を示現した。ポンドドルは1.6046ドル、豪ドル/ドルは1.0492ドル、NZドル/ドルは0.8241ドル、ドル/加ドルは0.9922加ドルまで対ドルでしっかり推移。しかし、合意された内容が事前に伝わっていた範囲を上回るものではなかったことから、ユーロを中心に買いの動きは限定的。ユーロドルは1.2980ドル近辺まで押し戻されるなどリスク選好地合いが一方的に強まる流れではなかった。
ドル円・クロス円は前日からの調整的な動きが継続し下押しが先行。ドル円は昨日安値を割り込んでストップロスの売りオーダーを誘発すると81.86円と21日以来の安値圏へと下押すなど軟調だった。ユーロ円も106.18円まで売られ、ポンド円は131.19円、豪ドル円は85.66円、NZドル円は67.27円、加ドル円は82.42円まで下げ幅を広げた。その後はユーロ圏財務相会合での合意内容を好感したドルストレートの動きにも下値を支えられ下げ幅を縮小。ドル円も82円前後まで持ち直した。
ようやく一定の決着がついたギリシャの債務削減方法に関する合意だが、すでにユーロは発表後の上げ幅を縮小させておりリスクオンの地合いは強まっていない。イベント自体がある程度織り込み済みとされていたことも影響しているようだが、実際に融資が実施されるまでは不透明感が残ると懐疑的な見方をしている向きも多いかもしれない。午後はこうした内容を受けた欧州勢の動き出しが注目される。東京市場では動意一巡後にはリスクセンチメントの下支え以上に強い材料とは捉えられていないことから、ユーロに手仕舞い売りが強まる可能性も想定しておくべきか。Powered by T&Cフィナンシャルリサーチ -
2012年11月27日(火)09時55分
ギリシャ支援に関する一連の内容伝わるもユーロの上値は限定的
ユーロ圏財務相会合が終了し、ユンケル・ユーログループ議長や関係閣僚から一連の合意内容が伝わっている。ユーロ圏財務相らはギリシャに対し、二国間融資の金利を100bp引き下げ、EFSF融資の利払いを10年間猶予することで合意。ギリシャの債務返済向けに別勘定を設けることが決定した。この合意を受けてEFSFから437億ユーロの支援が実施されることとなった。またこの合意でギリシャ債務は2020年に対GDP比で124%、2022年に110%を下回る水準へ低下するとの見通しが示された。この他にも複数の内容が伝わっているがユーロドルは1.3010ドルと朝方の高値をわずかに上回る水準を示現したにとどまった。合意内容が事前の想定の範囲内だったことから上値追いは限定的で、1.2990ドル前後へ押し戻されるなどユーロ買いの動きは乏しいものとなった。
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2012年11月27日(火)09時43分
ユーロドル、ギリシャ支援の合意受けて1.3010ドルまで上昇
ユーロドル、ギリシャ支援の合意受けて1.3010ドルまで上昇
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2012年11月27日(火)09時19分
ギリシャ合意内容で情報錯そうもユーロの動意は限定的
ユーロドルは朝方のボラタイルの動きが一巡すると1.29ドル後半での小動きが継続。ユーロ円は円買い戻しの動きが強まったことで106.18円まで下押したが、106.30円台まで持ち直して推移している。ドラギECB総裁がギリシャ支援合意を歓迎するとの会見を行ったが、為替市場では具体的な合意内容への言及がなかったことから目立った反応はなかった。その後、複数の通信社が関係者の話として、二国間融資の金利引き下げやECBが保有するギリシャ債の利益をギリシャに還元すること、ギリシャ債務を1ユーロあたり35セントで買い戻すことを目指す案で合意したなどの内容を伝えているが情報はやや錯そう気味。ユーロをはじめ各通貨が方向感に欠ける推移となっている。
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2012年11月27日(火)08時55分
ECB総裁からギリシャ支援合意の発言、ユーロは小動き
ドラギECB総裁の発言が伝わっている。財務相会合後の記者会見で、「ユーログループのギリシャに関する合意を歓迎」、「合意は不確実性の低下につながるだろう」、「合意はギリシャとユーロ圏の信頼を高める」などと述べているが、市場には正式な合意内容はまだ伝わっておらずユーロドルは1.29ドル後半で小動き。ユーロ円も106.30円台で推移している。
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2012年11月27日(火)08時50分
国内・10月企業向けサービス価格指数
国内・10月企業向けサービス価格指数(前年比)
前回:-0.5% 予想:-0.6% 今回:-0.7%
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2012年11月27日(火)08時45分
ドル円・クロス円は下げ幅広げる、ドル円は21日以来の安値
ドル円・クロス円は下げ幅を拡大させている。戻りの鈍さを嫌気したまとまった売りが観測されたとの声も聞かれた。ドル円は昨日安値を割り込んで81.86円まで下押し21日以来の安値を示現。ユーロ円は106.18円、ポンド円は131.19円、豪ドル円は85.66円、NZドル円は67.27円、加ドル円は82.42円までそれぞれ下落して円が強含んでいる。またユーロ円の下落に引っ張られる格好でユーロドルも1.2969ドルへと軟化している。
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2012年11月27日(火)08時30分
ドル円は81.94円まで売られる、昨日安値に接近
ドル円はNYタイムからの戻りの鈍さを継続させており、82円の大台を割り込んで81.94円まで下押した。昨日安値81.92円に接近しており、この水準を下回った付近に観測されている、断続的なストップロスの売りオーダーをこなす可能性も想定される。クロス円も全般的に軟調。ユーロ円は106.35円、ポンド円は131.29円、豪ドル円は85.74円まで下値を切り下げ、調整的な動きが続いている。
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2012年11月27日(火)07時46分
ユーロ反落、ユーロ圏財務相会合は依然として協議を継続中
ユーロは対ドル・対円で反落。ユーロドルは1.3008ドルから1.2970ドル台へ、ユーロ円は106.73円から106.50円近辺まで上げ幅を削った。欧州当局者がユーロ圏財務相は依然として継続しており、協議がいつまで続くかは不明との見解を示したことに反応した。先にギリシャ債務削減で財務相らとIMFが合意に至ったとの報道が否定された格好。
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2012年11月27日(火)07時43分
27日東京為替=ギリシャ問題から米財政問題へ
感謝祭明けとなった26日のNYタイムは、欧州で開催されているユーロ圏財務相会合でのギリシャ融資に関する協議の結果を見極めたいとの思いから積極的な取引が手控えられた。ドル円・クロス円は欧米株価の軟調な推移で上値の重さが意識される場面があったものの、ドル円は82円前半、ユーロ円は106円半ばで小動き。ユーロドルもギリシャ協議に対する前向きな発言が聞かれたが、目立った反応も示さず1.29ドル半ばで推移を続けた。
先日20日の会合同様、この日もNYタイムを通して欧州でギリシャ融資の協議が続けられていたことから、融資実施の有無や合意内容が正式に伝わるのは東京タイムになる。早朝には一部通信社が欧州当局者の発言として、ユーロ圏財務相らとIMFが、ギリシャ債務をGDPの20%相当の措置を通じて2020年にGDP比124%に削減することで合意したと伝えており、ユーロドルは10月31日以来の高値1.3008ドルまで、ユーロ円は106.70円まで買われているが、合意が先送りされた先日の会合でも、関係者が合意に達したとの見解を先に示したことでユーロがボラタイルな動きとなっていたことから、正式なアナウンスが聞かれるまでは慎重姿勢の参加者も多いだろう。基本的には財務相会合の結果を待って、関連市場の動意を眺めながらセンチメントの傾いた方向に各通貨でトレンドが形成されると思われるが、本日より米下院で再開される財政協議への注目度も高く、動意一巡後は徐々に様子見姿勢を強めていくことも想定しておきたいところだ。Powered by T&Cフィナンシャルリサーチ -
2012年11月27日(火)07時35分
ユーロドルは10/31以来の大台乗せ、1.3008ドル
ユーロドルは1.30ドルの大台乗せを達成、一時1.3008ドルまで上値を伸ばして10月31日以来の水準を示現した。
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2012年11月27日(火)07時28分
NYサマリー(26日)=米債は反発、ユーロ圏会合への警戒心で
◆10年債利回り:1.663% -0.027
◆Tボンド先物:150-19 +18/32
◆10年Tノート先物:133-17 +07+/32米債は反発(利回り低下)。ギリシャ向けの融資実施に対するユーロ圏財務相会合の協議が難航するとの見方から、安全資産とされる米国債の逃避需要が強まった。また、株式市場が軟調だったことも米債を下支えした。米債は5営業日ぶりに上昇した。米10年債利回りは、ダウ平均が100ドル超下げた場面で1.639%まで低下し、当日安値をつけた。その後は、株価が下落幅を縮めたことで、1.670%付近まで戻したが、欧州のイベントに対する警戒感らか戻りは限られた。
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2012年11月27日(火)07時23分
ユーロ上昇、ギリシャ債務削減目標の合意の報受け
ユーロが上昇。一部通信社が欧州当局者の発言として、ユーロ圏財務相らとIMFが、ギリシャ債務をGDPの20%相当の措置を通じて2020年にGDP比124%に削減することで合意したと伝えたことに反応した。ユーロドルは1.2995ドル近辺まで上振れて昨日高値を更新。ユーロ円も106.60円前後まで買われた。ただ、正式なアナウンスメントはまだ出ておらず、現時点では買いの動きも限定的。
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2012年11月27日(火)07時14分
NYサマリー(26日)=ユーロ小動き、欧州会合の結果見極めで
NYタイムの為替市場は、動意の鈍い展開に。対ギリシャ向けの次回融資実施の是非が討議されているユーロ圏財務相会合が開催中とあって、その結果を見極めたいとの思いから積極的な取引は控えられ、各通貨とも限られた値幅での推移が続いた。
ドル円・クロス円は小動き。欧州株や米国株が軟調だったことで、上値の重さが意識される場面はあったものの、手掛かり不足のなかでレンジを広げるような動きにはつながらず、ドル円は82.10円付近、ユーロ円は106円半ば、ポンド円は131円半ば、豪ドル円は85円後半を中心とした取引を続けた。
また、ドルストレートも落ち着いた動きに。ユーロドルについては、複数の欧州要人からギリシャ協議に対する前向きな発言が聞かれたが、そうしたニュースへの反応は限定的で、1.29ドル半ばでの推移が続いた。ポンドドルも小動き。対ユーロでのポンド売りが進んだ場面で、1.5996ドルまで本日安値をわずかに更新した。同水準からは、イングランド銀行の次期総裁にカナダ銀行現総裁のカーニー氏が指名されることが英財務相から発表されたことで1.60ドル前半まで反発したが、買い戻しの域を出ず。その後は、同水準でのもちあいが続いた。そのほか、資源国通貨は売りが先行。さえない株価動向を受けて、景気に対する先行き不透明感が意識されたことから、ドル/加ドルは0.9961加ドルまで加ドル安が進んだほか、豪ドル/ドルは1.0440ドル台と本日安値1.0438ドルに迫まった。しかし、ダウ平均が徐々に下落幅を縮めたことから、引けにかけては小幅に水準を戻した。
7時現在、ドル円は82.09円、ユーロドルは1.2972ドル、ユーロ円は106.47円で推移。Powered by T&Cフィナンシャルリサーチ -
2012年11月27日(火)07時10分
11月27日の主な指標スケジュール
11月27日の主な指標スケジュール
11/27 予想 前回
06:45(ニ)貿易収支(10月) -4.50億NZD -7.91億NZD
08:50(日)企業向けサービス価格指数 前年同月比(10月) -0.6% -0.5%
16:00(独)輸入物価指数(10月)前月比 -0.3% -0.7%
16:45(仏)消費者信頼感指数(11月) 83 84
18:30(英)四半期GDP(改定値)前期比(7-9月期) 1.0% 1.0%
18:30(英)四半期GDP(改定値)前年同期比(7-9月期) 0.0% 0.0%
18:30(南ア)四半期GDP 前年同期比(7-9月期) 2.6% 3.0%
18:30(南ア)四半期GDP 前期比年率(7-9月期) 1.5% 3.2%
22:30(米)耐久財受注 前月比(10月) -1.0% 9.9%
22:30(米)耐久財受注・輸送用機器除く 前月比(10月) -0.6% 2.0%
23:00(米)ケース・シラー米住宅価格指数 前年同月比(9月) 2.9% 2.0%
23:00(米)ケース・シラー米住宅価格指数(9月) N/A 145.87
24:00(米)リッチモンド連銀製造業指数(11月) N/A -7
24:00(米)消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)(11月) 73.0 72.2
24:00(米)住宅価格指数 前月比(9月) 0.4% 0.7%
24:00(米)四半期住宅価格指数 前期比(7-9月期) 2.0% 1.8%Powered by セントラル短資FX
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