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2016年09月09日(金)のFXニュース(8)

  • 2016年09月09日(金)21時21分
    【NY為替オープニング】BOJ追加利下げ検討も、各国中銀の金融政策を睨む

    ◎ポイント
    ・米・7月卸売在庫改定値(前月比予想:+0.1%、速報値:0.0%)
    ・EU財務相・中銀総裁の非公式会合(10日まで)
    ・ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演(経済見通し)
    ・カプラン米ダラス連銀総裁講演
    ・日銀、マイナス金利は効果のほうが大きいとの検証まとめへ=共同

     9日のニューヨーク外為市場では引き続き各国中銀の金融政策を睨んだ展開となる。ECBが追加緩和を見送ったことは金融市場の売り圧力となりリスク回避につながったものの、日銀がマイナス金利政策の幅を拡大する可能性が報道されており円売り、リスク選好の動きを支援する可能性がある。

    米国利上げの軌道を見極める上で米連邦準備制度理事会(FRB)関係者の発言に焦点が集まる。FRBのタルーロ理事がCNBCとのインタビューを予定しているほか、米ボストン連銀のローゼングレン総裁が経済見通しに関する講演、カプラン米ダラス連銀総裁も講演を予定している。米国は世界各国に比べて経済が順調に回復しているため、大統領選挙後12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策の正常化を一段と進めるとの観測が強まりつつある。

    欧州中央銀行(ECB)は8日の定例理事会で追加緩和を見送った。ECBは3月に積極的な追加緩和を実施したのち、政策が浸透する様子見姿勢を維持。ドラギ総裁は当面追加緩和の必要がないと言及、金融政策が限界に近づいたとの憶測もあり、ユーロは売りづらい環境となる。欧州連合(EU)財務相・中銀総裁の非公式会合では、ギリシャの改革促進が予想されている。

    共同の報道によると、日銀は9日、今月下旬の金融政策決定会合で行う緩和策の統括的検証でマイナス金利政策は効果が副作用を上回るとの判断を下す方向で調整に入ったとしている。マイナス金利政策は金融機関の収益を悪化させることが副作用としてとらえられており、その効果には賛否両論ある。2%の物価上昇目標の早期達成に向けた追加緩和策としてマイナス金利政策の拡大を軸に検討する可能性が指摘されている。このため円は軟調に推移する可能性がある。

    ・ドル・円は、200日移動平均水準の110円24銭を下回っている限り下落基調。
    ・ユーロ・ドルは、200日移動平均水準の1.1139ドルを上回っている限り中期的な上昇基調に入った可能 性。 ドル・円102円74銭、ユーロ・ドル1.1262ドル、ユーロ・円115円70銭、ポンド1.3312ドル、ドル・スイスは0.9736フランで寄り付いた。

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  • 2016年09月09日(金)21時08分
    ドル・円102円79銭まで上昇

    [欧米市場の為替相場動向]

     9日のロンドン外為市場では、ドル・円は102円10銭から102円79銭まで上昇した。「日銀が、総括的検証でマイナス金利の効果を評価し、今後の追加緩和にマイナス幅拡大を検討も」との一部報道。米国債利回りの上昇(10年債一時1.6369%)を受けて、ドル買い・円売りが強まった。

     ユーロ・ドルは、1.1260ドルから1.1278ドルで小動き。ユーロ・円は円売りが優勢となり、115円09銭から115円84銭まで上昇した。

     ポンド・ドルは、1.3288ドルから1.3321ドルまで上昇。英国の7月貿易収支の赤字縮小がポンド買い材料になった。ドル・スイスフランは0.9727フランから0.9746フランまで上昇した。

    [経済指標]
    ・英・7月貿易収支:-117.64億ポンド(予想:-116.50億ポンド、6月:-129.20億ポンド←-124.09億ポンド)

    [要人発言]
    ・モスコビシ欧州委員(経済・財務担当)「欧州委員会として多国籍企業の法人税回避を防止するキャンペーンを強化へ」

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  • 2016年09月09日(金)21時07分
    【NY市場の経済指標とイベ ント】:9月9日

    [欧米市場の為替相場動向]

    日本時間9/9
    ・21:15 ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演(経済見通し)
    ・21:30 カナダ・8月失業率(予想:7.0%、7月:6.9%)
    ・22:30 カプラン米ダラス連銀総裁講演
    ・23:00 米・7月卸売在庫改定値(前月比予想:+0.1%、速報値:0.0%)
    ・EU財務相・中銀総裁の非公式会合(10日まで)

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  • 2016年09月09日(金)20時32分
    【ディーラー発】円売り強まる(欧州午後)

    本田・前内閣官房参与が「日銀は9月にも追加の金融緩和をすべきだ」と発言したことや、一部報道で「日銀は『マイナス金利は効果の方が大きい』と検証をまとめる方向」と伝わると円売りが強まった。ドル円は米長期金利の上昇も後押しとなり前日高値を上抜けると一時102円73銭付近まで値を伸ばした。クロス円もユーロ円が115円76銭付近まで、ポンド円が136円81銭付近まで上値を拡大したほか、豪ドル円は78円07銭付近まで反発し午前の下げ幅を埋めた。20時32分現在、ドル円102.650-660、ユーロ円115.695-715、ユーロドル1.12706-714で推移している。

  • 2016年09月09日(金)20時14分
    ドル・円102円75銭まで上昇

    [欧米市場の為替相場動向]

     9日のロンドン外為市場では、ドル・円は102円10銭から102円75銭まで上昇している。「日銀がマイナス金利をさらに引き下げることを検討」との一部報道があるもよう。また、米国10年債利回りが1.63%まで上昇している。

     ユーロ・ドルは、ドル買いで1.1278ドルから1.1260ドルまで下落。ユーロ・円は円売りで115円09銭から115円71銭まで上昇している。

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  • 2016年09月09日(金)20時06分
    東京為替サマリー(9日)

    ■東京午前=円高、北朝鮮の核実験観測報道で円買いも   

     東京タイム午前は前日のドル高に対する調整も加わってドル円が水準を下げたほか、クロス円も下値模索の動きとなった。北朝鮮の核実験場付近でマグニチュード5.0の人工地震を韓国軍が感知。核実験が実施された見通しが報道されると、市場のセンチメントが悪化してリスク回避の円買いも入った。

     ドル円は101.97円まで下押し、102円ちょうどを挟んだ戻りの鈍い値動き。ユーロ円は115.02円、ポンド円は135.89円、加ドル円は78.95円まで下押した。一方、ドル高の調整が進んだことで、ユーロドルは1.1280ドル、ポンドルは1.3327ドル、豪ドル/ドルは0.7657ドル、NZドル/ドルは0.7413ドルまでじり高となった。

     中国8月消費者物価指数(CPI)は前年比+1.3%と、市場予想の+1.7%を下回って伸び悩んだ一方、同生産者物価指数(PPI)は同-0.8%と市場予想の-0.9%よりもマイナス幅が縮小し、改善傾向が続いた。同時に発表された豪7月住宅ローン貸出は前月比-4.2%と市場予想の-1.5%を下回り、1月以来の低水準となった。発表後、オセアニア通貨は対円で売り優勢に。豪ドル円は77.95円、NZドル円は75.49円までレンジ下限を広げた。

    ■東京午後=円高一服、もみ合いへ   

     午後は円高が一服。後場の本邦株価が下値を切り上げるなか、北朝鮮が核実験を行ったとみられる報道で、地政学的リスクを意識して進んだドル円やクロス円の下押しは緩んだ。黒田日銀総裁が首相官邸で会談を実施したと伝わり、政府・日銀一体となった一段のリフレ政策に対する期待が高まる場面があった。もっとも黒田総裁は会談後に記者団に対し、「今般の内外の経済金融情勢について意見交換した」、「外債購入の話はなかった」などと語った。金融政策の総括検証についても会話を交わしたようだが、踏み込んだ発言がなかったことで肩透かしに終わっている。

     ドル円は102円前半、ユーロ円は115円前半、ポンド円は136円ちょうど付近、豪ドル円は78円前後、NZドル円は75円半ば、加ドル円は79円近辺で小動き。週末を見据えた調整的な動きも限定的だった。

     ユーロドルは1.1284ドル、ポンドドルは1.3336ドルまでじり高。前日のやや不可解ともいえる米長期金利の上昇に反応したドル高に巻き戻しが入っている。豪ドル/ドルは0.76ドル半ば、NZドル/ドルは0.74ドルを挟んでもみ合いが続いた。

  • 2016年09月09日(金)19時55分
    ドル・円は102円67銭まで上昇

    [欧米市場の為替相場動向]

     ドル・円は102円67銭まで上昇している。米国利回りが上昇し(10年債利回りは1.6249%)、ドル買いが優勢になっているもよう。

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  • 2016年09月09日(金)19時41分
    ドル円は102円半ばの売りこなし上昇、マイナス金利絡みの報道

     ドル円は102円半ばにあったオプション絡みや本邦勢の売りをこなし、102.67円まで上伸した。一部通信社が「日銀はマイナス金利は効果の方が大きいと検証をまとめる方向」とのヘッドラインを流したことに、海外勢が反応したもよう。

  • 2016年09月09日(金)19時32分
    ドル・円小動き、ボストン連銀総裁らの講演に関心

    [欧米市場の為替相場動向]

     ドル・円は102円台前半で小動き。この後21時15分のローゼングレン米ボストン連銀総裁(投票権あり)と22時半のカプラン米ダラス連銀総裁の講演が注目される。二人ともハト派寄りといわれている。ローゼングレン総裁は8月31日の中国での講演で、「緩やかで段階的な利上げ」を目指すとし、年内の利上げについては言及を避けた。

     ここまでドル・円は102円10銭から102円40銭、ユーロ・円は115円09銭から115円41銭、ユーロ・ドルは1.1264ドルから1.1278ドルで推移した。

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  • 2016年09月09日(金)19時20分
    ■LDN午前=ポンドや資源国通貨が小幅調整もテーマ性は乏しい

     ロンドン午前は動意が乏しかった。ドル円は102円前半レンジで推移。米利上げ見送り観測を背景としたドル売りや、北朝鮮の核実験による円買いがドル円を圧迫。しかし米長期金利が小幅に持ち直したこともあり、下値は広がらなかった。
     ユーロドルは1.12ドル後半、ユーロ円は115円前半で推移。東京タイムのレンジからほぼ変わらず。
     対ユーロのポンド売りやオセアニア通貨売りから、ポンドドルは1.3288ドル、豪ドル/ドルは0.7606ドル、NZドル/ドルは0.7364ドルまで軟化したものの、フロー中心でテーマ性のある動きにはみえない。来週以降の展開を見据えた調整に終始した。

     ポンド円は一時135.74円、、豪ドル円は77.70円、NZドル円は75.24円まで安値を更新。当局筋の話として、日銀は「中期・短期債金利の抑制を重視した緩和策の強化を検討する」との内容も一部通信社から伝えられた。

     NY原油が昨日の米週間原油在庫の大幅減を背景とした高値圏を維持しつつも、やや調整気味に推移。産油国通貨の加ドルは、対ドルで1.2957加ドル、加ドルは78.86円まで小幅に加ドル安へ傾く場面があった。

  • 2016年09月09日(金)18時50分
    来週のスイスフラン「やや下げ渋る展開か、ユーロ・円の値動きに同調する見込み」

    [スイスフラン]
     来週のスイスフランはやや下げ渋る展開となりそうだ。スイス中央銀行の金融政策は現状維持の公算。ユーロが対円でやや下げ渋っていることから、ユーロにある程度連動するスイスフランの対円レートは底堅い動きを続ける可能性がある。ただし、米9月利上げの可能性はほぼ消滅しており、投機的な米ドル買い・円売りは抑制されていることから、スイスフランの対円レートが上昇を続ける可能性は低いとみられる。○発表予定のスイス主要経済指標・注目イベント
    ・15日:スイス中央銀行が金融政策発表(現状維持の予想)
    ・予想レンジ:103円50銭-106円50銭

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  • 2016年09月09日(金)18時50分
    来週のカナダドル「弱含みか、利下げ余地による売り圧力残る」

    [カナダドル]
     来週のカナダドル・円は弱含みか。カナダ中銀が「インフレリスクはやや下向き」、「経済成長見通しは7月時点よりやや低下」と指摘したことが、引き続きカナダドル売り圧力になる。カナダ関連の材料はなく、米国の8月小売売上高、8月鉱工業生産、8月消費者物価指数の発表などが注目される。○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:77円00銭-80円00銭

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  • 2016年09月09日(金)18時49分
    来週の英ポンド「底堅い展開か、MPCは緩和継続もポンドは買戻し」

    [英ポンド]
     来週のポンド・円は底堅い展開か。14-15日開催の英中銀金融政策委員会(MPC)が材料視されそうだ。カーニー総裁は緩和的な金融政策を維持するとの見解を示しており、利益確定売りは続きそうだ。ただ、堅調な経済指標となればポンドの買戻しにつながるだろう。また、産油国による生産調整への期待で原油価格が持ち直せば、ポンド買いの支援材料に。○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
    ・13日:8月消費者物価コア指数(前年比予想:+1.3%、7月:+1.3%)
    ・14日:5-7月期ILO失業率(予想:4.9%、前回:4.9%)
    ・15日:8月小売売上高(前月比予想:-0.1%、7月:+1.4%)
    ・15日:英中央銀行が金融政策発表(現状維持の予想)
    ・予想レンジ:134円00銭-139円00銭

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  • 2016年09月09日(金)18時48分
    来週のNZドル「もみ合いか、4-6月期GDPに注目」

    [NZドル]
     来週のNZドル・円はもみ合いか。NZ準備銀行の早期利下げ観測の後退が、引き続きNZドルの下支えとなる。NZ関連の材料では、4-6月期GDPの発表が注目される(1-3月期は予想を上回ったが、前期からは伸びが鈍化)。また、中国の8月鉱工業生産、8月小売売上高も材料になる。○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・14日:4-6月期経常収支(予想:-2.9億NZドル、1-3月期:+13.06億NZドル)
    ・15日:4-6月期国内総生産(前年比予想:+3.6%、1-3月期:+2.8%)
    ・予想レンジ:74円00銭-77円00銭

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  • 2016年09月09日(金)18時48分
    来週の豪ドル「もみ合いか、雇用統計に注目」

    [豪ドル]
     来週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)の早期利下げ観測が後退していることが、引き続き豪ドルの下支えとなる。8月雇用統計(失業率など)が注目される。また、中国の8月鉱工業生産、8月小売売上高も売買材料になりそうだ。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・15日:8月失業率:(予想:5.7%、7月:5.7%)
    ・予想レンジ:77円00銭-80円00銭

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