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• 2016年10月05日(水)00時50分

  訂正：ユーロ上昇、ECB関係者のQE縮小に関する見解を材料視

  【本文の表現の一部を訂正します】

  　ユーロドルは1.1220ドルまで急騰し、ユーロ円は115.22円まで上値を伸ばした。一部通信社が欧州中央銀行（ECB)関係者の話として報じたところによると、ECBは量的緩和（QE)プログラムの規模縮小（テーパリング）の必要性でコンセンサスの形成に近づいているもよう。時期は経済見通し次第としている。

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• 2016年10月05日(水)00時42分

  急反発したユーロの動意でユーロ円は115円台

  　一時1.1138ドルまで下押していたユーロドルが1.12ドル台まで急反発している。ユーロ円はユーロ高で115.22円まで上振れた。ユーロポンドの動意でポンドドルは1.2728ドルまで下値を拡大。

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• 2016年10月05日(水)00時37分

  NY外為：ドル続伸、米12月利上げ観測強まる

  NY外為市場でドルは続伸した。米連邦準備制度理事会（FRB）高官のタカ派発言を受けて利上げ観測が強まり米債利回りの上昇に伴うドル買いが優勢となった。

  ドル・円は102円44銭から102円88銭まで急伸し9月14日来の高値を更新。ユーロ・ドルは1.1175ドルから1.1138ドルまで下落し、9月21日来の安値を更新した。

  9月連邦公開市場委員会（FOMC）で利上げを主張し政策据え置きに反対票を投じたメスター・クリーブランド連銀総裁が11月FOMCでの利上げも正当化される可能性に言及したほか、ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁もインフレ上昇の兆候があるとし、速やかな利上げを回避するためにも先手を取る利上げの必要性を指摘した。米金利先物市場では12月の利上げ確率が60％に達した。

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• 2016年10月05日(水)00時27分

  ■LDNFIX＝ドル円一段高　米利上げ意識するような動きも

  　ロンドンフィックスにかけてはドル円が102.88円まで上値を伸ばし、9月14日以来の高値をつけた。21日移動平均線を攻略し、三角もち合いを上方に脱却したあとの上げが続いた。今日はタカ派のラッカー米リッチモンド連銀総裁が現在の政策金利は極端に低いとして、「過去の経験からは現在の金利は少なくとも1.5％になっているべき」との見解を示した。インフレ上昇の兆しがあり、投票権を有していれば9月に利上げを主張していたと述べた。

  　先週末発表された通貨先物市場における投機筋の円買い越しポジションは、4月以来の水準に拡大していた。トランプ・ショックの警戒感後退や、昨日の米9月ISM製造業景況指数の上振れなどが年内の米利上げに現実味をもたらし、新たな四半期を向かえたなかでショートカバーを誘発しやすかったこともドル円の押し上げにつながっている。ユーロ円は114.80円、豪ドル円は78.72円、加ドル円は78.18円まで上げ幅を拡大。ポンド円は131円前半まで下値を切り上げた。

  　ドル高でユーロドルは1.1138ドル、豪ドル／ドルは0.7638ドル、NZドル／ドルは0.7246ドルまで下落。ポンドドルは1.27ドル半ばで下値模索を続けた。米関連市場は債券安（利回り上昇）・株安が優勢。NY金先物価格は6月下旬以来の安値圏へ急落するなど、米国の利上げ再開を意識したような動きもあった。

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