使いやすい取引環境のトレイダーズ証券【LIGHT FX】 ザイFX!限定キャンペーン実施中!
2016年12月09日(金)のFXニュース(2)
-
2016年12月09日(金)08時00分
東京為替見通し=ECB理事会後の流れ継続か
NY為替市場でドル円は強含んだ。ドル円はNY原油先物が強含み、NYダウが史上最高値を更新し、米新規失業保険申請件数が25.8万件まで減少したことで114.38円まで上昇した。ユーロドルは、欧州中央銀行(ECB)理事会が政策金利を据え置き、資産購入プログラムを600億ユーロに減額して2017年4月から12月まで延長すると決定したことで一時1.0874ドルまで上昇した。しかし、ドラギECB総裁が基本シナリオに下振れリスクがあることを繰り返し述べ、減額した規模でインフレ回復や景気回復が見込めなければ再び期間延長や規模拡大の用意があると、追加措置の可能性を示唆したことで1.0598ドルまで下落した。
ドル/加ドルは、カナダの住宅関連指標が予想を上回ったことや、NY原油先物が50ドル後半まで強含んだことで1.3185加ドルまで加ドル高に振れた。クロス円は弱含み、ユーロ円は120.92円、ポンド円は143.10円、豪ドル円は84.79円まで下落した。ECB理事会後の流れ継続か。ECBは下限金利-0.4%以下でも国債を購入できることに決めた。これにより品薄だったドイツ国債もさらに購入することができる。短期金利を中心に欧米の利回り格差は拡大、ユーロ売り・ドル買いに振れた。対円でもユーロ売り地合いは続くと思われるが、欧米株が上昇したほか、米金利の上昇を背景に、ドル円はしっかりした値動きが予想される。
東京タイムでは11月の中国消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数の発表が予定されている。中国政府は石炭の増産を決めたほか、大連の鉄鉱石先物では上昇基調が続いているなど旺盛な商品市況を背景に、中国経済は持ち直しの動きがみられる。今回の指標が強い結果となれば、中国と経済的に結びつきの強いオセアニアの通貨は買われる可能性がある。特にキーNZ首相の後継に副首相兼財務相のビル・イングリッシュ氏の就任が濃厚となったことで、これまでの堅調な経済を支えた政策が継続するとの見方からも、NZドルは買われやすい。中国の指標結果がよほど悪化しない限り下値は堅いのではないか。Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2016年12月09日(金)08時00分
12月9日の主な指標スケジュール
12月9日の主な指標スケジュール
12/9 予想 前回
08:50 (日)四半期法人企業景気予測調査・大企業業況判断指数(BSI) 10-12月期 N/A 1.9
08:50 (日)マネーストックM2 前年同月比 11月 3.7% 3.7%
09:30 (豪)住宅ローン件数 前月比 10月 -1.0% 1.6%
10:30 (中)生産者物価指数(PPI) 前年同月比 11月 2.3% 1.2%
10:30 (中)消費者物価指数(CPI) 前年同月比 11月 2.2% 2.1%
15:45 (ス)失業率 11月 3.3% 3.2%
16:00 (独)経常収支 10月 220億EUR 242億EUR
16:00 (独)貿易収支 10月 220億EUR 244億EUR
16:45 (仏)財政収支 10月 N/A -830億EUR
16:45 (仏)鉱工業生産指数 前月比 10月 0.6% -1.1%
17:00 (南ア)四半期経常収支 7-9月期 -1480億ZAR -1340億ZAR
18:30 (英)貿易収支 10月 -118.00億GBP -126.98億GBP
24:00 (米)卸売在庫 前月比 10月 -0.4% 0.1%
24:00 (米)ミシガン大学消費者態度指数・速報値 12月 94.5 93.8Powered by セントラル短資FX -
2016年12月09日(金)07時48分
本日のスケジュール
[本日のスケジュール]
<国内>
08:50 法人企業景気予測調査(10-12月)
08:50 マネーストック(11月、日本銀行)
12:00 スポットLNG価格調査(11月分)
17:00 当座預金のマクロ加算残高の基準比率を見直し
(12月-2月積み期分、日本銀行)
<海外>
10:30 中・消費者物価指数(11月) 2.2% 2.1%
10:30 中・生産者物価指数(11月) 2.2% 1.2%
15:45 スイス・失業率(11月) 3.3% 3.3%
16:00 独・貿易収支(10月) 219億ユーロ 242億ユーロ
16:00 独・経常収支(10月) 242億ユーロ
18:30 英・商品貿易収支(10月) -118.00億ポンド -126.98億ポンド
20:00 ブ・IBGEインフレIPCA(11月) 0.29% 0.26%
24:00 米・卸売在庫(10月) -0.4 -0.4
24:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数速報値(12月) 94.1 93.8
24:00 米・卸売売上高(10月) 1.0% 0.2%注:数値は市場コンセンサス、前回数値
Powered by フィスコ -
2016年12月09日(金)07時19分
NY市場動向(取引終了):ダウ65.19ドル高(速報)、原油先物1.07ドル高
【 米国株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*ダウ30種平均 19614.81 +65.19 +0.33% 19664.97 19527.83 15 14
*ナスダック 5417.36 +23.60 +0.44% 5425.52 5389.10 1632 747
*S&P500 2246.18 +4.83 +0.22% 2251.69 2237.57 330 170
*SOX指数 895.70 +7.25 +0.82%
*225先物 18820大証比+90 +0.48%【 為替 】 前日比 高値 安値
*ドル・円 114.02 +0.25 +0.22% 114.38 113.13
*ユーロ・ドル 1.0613 -0.0140 -1.30% 1.0874 1.0598
*ユーロ・円 121.01 -1.32 -1.08% 123.35 120.99
*ドル指数 101.08 +0.85 +0.85% 101.25 99.43【 債券 】 前日比 高値 安値
* 2年債利回り 1.11 +0.02 1.13 1.09
*10年債利回り 2.40 +0.06 2.42 2.34
*30年債利回り 3.10 +0.08 3.12 3.02
*日米金利差 2.35 +0.01【 商品/先物 】 前日比 高値 安値
*原油先物 50.84 +1.07 +2.14% 50.90 49.61
*金先物 1172.4 -5.1 -0.43% 1180.7 1170.9
*銅先物 262.7 -1.7 -0.66% 267.1 261.3
*CRB商品指数 191.41 +0.56 +0.29% 191.45 189.88【 欧州株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*英FT100 6931.55 +29.32 +0.42% 6937.51 6892.17 61 38
*独DAX 11179.42 +192.73 +1.75% 11193.10 10990.60 26 4
*仏CAC40 4735.48 +40.76 +0.87% 4748.51 4688.58 31 8Powered by フィスコ -
2016年12月09日(金)07時17分
世界各国通貨に対する円:対ドル0.20%安、対ユーロ1.09%高
現在値 前日比 % 前日終値
*ドル・円 114.00円 +0.23円 +0.20% 113.77円
*ユーロ・円 121.00円 -1.33円 -1.09% 122.33円
*ポンド・円 143.46円 -0.17円 -0.12% 143.63円
*スイス・円 112.14円 -0.76円 -0.67% 112.90円
*豪ドル・円 85.04円 -0.08円 -0.10% 85.12円
*NZドル・円 81.77円 +0.26円 +0.32% 81.50円
*カナダ・円 86.43円 +0.47円 +0.55% 85.96円
*南アランド・円 8.35円 -0.09円 -1.08% 8.44円
*メキシコペソ・円 5.61円 +0.01円 +0.24% 5.59円
*トルコリラ・円 33.09円 -0.47円 -1.41% 33.56円
*韓国ウォン・円 9.81円 -0.02円 -0.17% 9.82円
*台湾ドル・円 3.60円 +0.03円 +0.81% 3.57円
*シンガポールドル・円 80.10円 -0.19円 -0.24% 80.29円
*香港ドル・円 14.70円 +0.03円 +0.21% 14.67円
*ロシアルーブル・円 1.80円 +0.00円 +0.13% 1.80円
*ブラジルレアル・円 33.78円 +0.24円 +0.73% 33.53円
*タイバーツ・円 3.20円 +0.01円 +0.17% 3.19円
年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
*ドル・円 -5.17% 123.56円 99.02円 120.22円
*ユーロ・円 -7.38% 133.78円 109.57円 130.64円
*ポンド・円 -19.03% 185.06円 121.61円 177.18円
*スイス・円 -6.53% 124.05円 102.00円 119.97円
*豪ドル・円 -2.92% 88.63円 72.53円 87.60円
*NZドル・円 -0.41% 83.17円 69.33円 82.10円
*カナダ・円 -0.50% 89.52円 74.83円 86.86円
*南アランド・円 +7.49% 8.45円 6.40円 7.77円
*メキシコペソ・円 -19.79% 7.24円 4.97円 6.99円
*トルコリラ・円 -19.64% 42.17円 30.80円 41.18円
*韓国ウォン・円 -4.05% 10.46円 8.49円 10.22円
*台湾ドル・円 -1.72% 3.75円 3.08円 3.66円
*シンガポールドル・円 -5.52% 87.09円 72.61円 84.78円
*香港ドル・円 -5.25% 15.94円 12.84円 15.51円
*ロシアルーブル・円 +9.28% 1.81円 1.36円 1.81円
*ブラジルレアル・円 +11.23% 33.91円 27.73円 30.36円
*タイバーツ・円 -4.12% 3.41円 2.81円 3.34円Powered by フィスコ -
2016年12月09日(金)07時12分
■NY為替・8日=ドル強含み、NY原油高とNYダウ史上最高値
NY為替市場ではドル円は強含んだ。ドル円はNY原油先物が強含み、NYダウが史上最高値を更新し、米新規失業保険申請件数が25.8万件まで減少したことで114.38円まで上昇した。ユーロドルは、欧州中央銀行(ECB)理事会が政策金利を据え置き、資産購入プログラムを600億ユーロに減額して2017年4月から12月まで延長すると決定したことで1.0874ドルまで上昇したが、ドラギECB総裁が、基本シナリオには下振れリスクがあることを繰り返し、減額した規模でインフレ回復や景気回復が見込めなければ再び期間延長や規模拡大する用意があると、追加措置の可能性を示唆したことで1.0598ドルまで下落した。
ドル/加ドルは、カナダの住宅関連指標が予想を上回ったことや、NY原油先物が50ドル後半まで強含んだことで1.3185加ドルまで加ドル高に振れた。ドルが全般的に強含みに推移したことで、ポンドドルは1.2549ドル、豪ドル/ドルは0.7429ドル、NZドル/ドルは0.7146ドルまで弱含んだ。クロス円は弱含み、ユーロ円は120.92円、ポンド円は143.10円、豪ドル円は84.79円まで下落した。
7時現在、ドル円は114.04円、ユーロドルは1.0615ドル、ユーロ円は121.05円で推移。
Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2016年12月09日(金)06時58分
金:反落、ECBによる金融政策変更でドル買い加速し
COMEX金2月限終値:1172.40↓5.10
8日のNY金先物は反落。高値は23時08分の1177.00ドル、安値は22時45分の1170.90ドル。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で、資産購入プログラムを現行2017年3月から
2017年12月まで9か月延長する一方、規模は4月から現行の各月800億ユーロから600億ユーロに減額することを発表。ECBの結果を受けてユーロ・ドルは一時1.0874ドルまで急伸し、11月11日来の高値を更新したが、ドラギECB総裁の会見後は1.0609ドルへ急落した。ユーロ売り・ドル買いのフローが強まったことから、ドル指数は101.250まで上昇。為替市場で、ドル高となったことから割高感が意識されて金は売られた。
テクニカル面では、7月6日の年初来高値1384.40ドルをピークに調整相場が続いている。心理的なサポートだった1200ドルを割り込んだことから、下値模索の展開が継続。
原油:反発、10日の会合での減産合意に期待感先行NYMEX原油1月限終値:50.84↑1.07
8日のNY原油先物は反発。高値は4時29分の50.89ドル、安値は1時16分の49.77ドル。ロシアが来年にかけて、1日当たりの産油量を30万バレル減らす方針と伝わったことで、10日に開催される石油輸出国機構(OPEC)総会と非OPEC加盟国の会合において、減産合意に至るとの見方が強まった。
日足チャートでは、年初来高値51.93ドル(10/19)を突破したものの、上値は重く上げ一服となっている。心理的な水準である50ドルでの攻防に。
Powered by フィスコ -
2016年12月09日(金)06時56分
金:反落、ECBによる金融政策変更でドル買い加速し
COMEX金2月限終値:1172.40↓5.10
8日のNY金先物は反落。高値は23時08分の1177.00ドル、安値は22時45分の1170.90ドル。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で、資産購入プログラムを現行2017年3月から
2017年12月まで9か月延長する一方、規模は4月から現行の各月800億ユーロから600億ユーロに減額することを発表。ECBの結果を受けてユーロ・ドルは一時1.0874ドルまで急伸し、11月11日来の高値を更新したが、ドラギECB総裁の会見後は1.0609ドルへ急落した。ユーロ売り・ドル買いのフローが強まったことから、ドル指数は101.250まで上昇。為替市場で、ドル高となったことから割高感が意識されて金は売られた。
テクニカル面では、7月6日の年初来高値1384.40ドルをピークに調整相場が続いている。心理的なサポートだった1200ドルを割り込んだことから、下値模索の展開が継続。
Powered by フィスコ -
2016年12月09日(金)06時49分
原油:反発、10日の会合での減産合意に期待感先行
NYMEX原油1月限終値:50.84↑1.07
8日のNY原油先物は反発。高値は4時29分の50.89ドル、安値は1時16分の49.77ドル。ロシアが来年にかけて、1日当たりの産油量を30万バレル減らす方針と伝わったことで、10日に開催される石油輸出国機構(OPEC)総会と非OPEC加盟国の会合において、減産合意に至るとの見方が強まった。
日足チャートでは、年初来高値51.93ドル(10/19)を突破したものの、上値は重く上げ一服となっている。心理的な水準である50ドルでの攻防に。
Powered by フィスコ -
2016年12月09日(金)06時21分
12月8日のNY為替・原油概況(訂正)
8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円38銭まで上昇後、113円79銭へ反落し、114円00銭前後で引けた。ドラギECB総裁の会見を受けてユーロ・円に絡んだ買いが下値を支え、米国債券利回りの上昇や株式相場の上昇に連れてドル買い・円売りが強まった。ユーロ・ドルは、1.0766ドルから1.0598ドルまで下落し1.0615ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は定例理事会後の会見で、2019年のインフレ見通しが目標水準に達せず、刺激策を終了するには程遠いと警告。「QEはある意味無期限、無制限」と、長期にわたり量的緩和(QE)を維持する方針を示したためユーロ売りに拍車がかかり下落に転じた。ECBは市場の予想通り金融政策を据え置いたが、資産購入プログラムを現行2017年3月から 2017年12月まで9か月延長する一方で、規模は4月から現行の各月800億ユーロから600億ユーロに減額することを発表したため、一時ユーロが急伸した。ユーロ・円は、122円67銭から121円00銭へ下落。ポンド・ドルは、1.2674ドルから1.2549ドルへ下落した。ドル・スイスは、1.0080フランから1.0178フランへ上昇した。 8日のNY原油は反発。49.77ドルまで下落後、50.89ドルまで上昇した。10日に予定されている石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国の会合で協調減産が正式に決定するとの期待が再燃した。 【経済指標】・米・先週分新規失業保険申請件数:25.8万件(予想:25.5万件、前回:26.8万件)・米・失業保険継続受給者数:200.5万人(予想:204.8万人、前回:208.4万件←208.1万人)
Powered by フィスコ -
2016年12月09日(金)05時42分
ユーロドル1.06ドル付近で推移、明日のNYカットオプション
ユーロドルは1.0598ドルまで下落後、1.0600ドル付近で推移。明日のNYカットのオプションで大口の1.0600ドルが控えており、関連取引のもよう。
Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2016年12月09日(金)05時36分
大証ナイト終値18820円、通常取引終値90円高
大証ナイト終値18820円、通常取引終値90円高
Powered by フィスコ -
2016年12月09日(金)05時30分
【ディーラー発】ユーロ軟調地合い継続(NY午後)
午後に入っても、ドラギECB総裁の発言が意識されユーロの軟調地合いは継続。対ドルで一時1.0597付近まで続落、対円でも120円99銭付近まで売られ本日安値を僅かに更新。また、ドル円はNYダウの伸び悩みや日経先物の下落に押され113円97銭付近まで軟化。一方、原油価格の底堅い動きを受け資源国通貨は堅調、豪ドルドルが0.7462付近まで、豪ドル円が85円14銭付近まで買われたほか、カナダ円は86円51銭付近まで値を伸ばしている。5時30分現在、ドル円113.979-989、ユーロ円120.999-019、ユーロドル1.06157-165で推移している。
Powered by セントラル短資FX -
2016年12月09日(金)04時59分
NY市場動向(午後2時台):ダウ60ドル高、原油先物前日比1.08ドル高
【 米国株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*ダウ30種平均 19609.95 +60.33 +0.31% 19664.97 19527.83 15 15
*ナスダック 5401.18 +7.42 +0.14% 5425.52 5389.10 1560 758
*S&P500 2247.21 +5.86 +0.26% 2251.69 2237.57 312 193
*SOX指数 895.05 +6.60 +0.74%
*225先物 18820 大証比 +90 +0.48%
【 為替 】 前日比 高値 安値
*ドル・円 114.04 +0.27 +0.24% 114.37 113.27
*ユーロ・ドル 1.0613 -0.0140 -1.30% 1.1149 1.1064
*ユーロ・円 121.03 -1.30 -1.06% 118.24 117.03
*ドル指数 101.11 +0.88 +0.88% 101.25 99.43
【 債券 】 前日比 高値 安値
* 2年債利回り 1.10 +0.01 0.63 0.61
*10年債利回り 2.38 +0.04 2.08 2.05
*30年債利回り 3.08 +0.06 2.92 2.88
*日米金利差 2.34 +0.03
【 商品/先物 】 前日比 高値 安値
*原油先物 50.85 +1.08 +2.17% 50.90 49.61
*金先物 1173.00 -4.50 -0.38% 1180.70 1170.90
【 欧州株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*英FT100 6931.55 +29.32 +0.42% 6937.51 6892.17 61 38
*独DAX 11179.42 +192.73 +1.75% 11193.10 10990.60 26 4
*仏CAC40 4735.48 +40.76 +0.87% 4748.51 4688.58 31 8
Powered by フィスコ -
2016年12月09日(金)03時33分
ECB、長期にわたりさらなる資金供給へ、出口政策からほど遠い
欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で主要金利(0.00%)、預金金利(−0.4%)、限界貸出金利(+0.25%)をそれぞれ現行で据え置くことを決定した。また、注目となっていた資産購入プログラムに関しては、現行2017年3月から 2017年12月まで9か月間延長する一方で、規模は4月から現行の各月800億ユーロから600億ユーロに減額することを発表。同時に、必要に応じて買い入れ規模や期間を拡大する方針を示し、QEプログラムに柔軟性を持たせた。
また、購入の対象となる債券の条件も緩和した。ECBは今まで、利回りが中銀預金金利(−0.4%)を上回る債券を購入対象としていたが、この水準を下回る債券の購入も可能とする。ドラギ総裁が会見で明らかにした。ただ、「必ずしも購入するわけではない」とし、あくまでも選択肢を広げただけであることを強調した。しかし、債券が不足するため、テーパリングに動くとの思惑を後退させ、好感材料となる。
市場では資産購入規模の縮小で、ECBが出口戦略も視野に入れたとの思惑が一時強まった。しかし、ドラギ総裁は会見で2019年のインフレ見通しが目標水準に達せず、刺激策を終了するには程遠いと警告。新たに発表されたインフレ見通しで、2019年のインフレ率見通しが1.7%にとどまり、2.0%を下回った。域内経済の成長リスクも依然下方に傾斜していると言及。資産購入額をゼロにしていく潜在的なテーパリングは選択肢にはなく、協議もしなかったと市場の思惑を否定した。今会合のメッセージは、「QEはある意味無期限、無制限」で、「ECBが更なる資金をより長期にわたり供給していくことだ」とした。政治的な不透明性や各国政府の改革が不十分であることなどから、2.3兆ユーロ規模の資産購入計画でも十分でない可能性があるとした。
市場はQEで、4月以降も現行と同じく各月800億ユーロ規模の購入で6か月間延長することを想定していた。合計では4800億ユーロの追加。これに対し、ECBが決定した600億ユーロ規模の資産購入を9ヶ月間延長することで、新たに5400億ユーロの資金を市場に供給することになる。自動的に来年予定されているドイツやフランスなど欧州主要国の総選挙を乗り切る公算。結果的には市場の予想以上の規模の緩和策の供給となる。
一部市場関係者はECBの利上げは2019年以降になると見ている。ユーロ・ドルが1.00ドルに達する可能性は残る。■ドラギECB総裁会見キーポイント
*インフレ見通し
「2019年インフレ見通し1.7%で、2.0%を下回る、目標達成水準ではない」
「持続的にECBの支援が長期にわたり存続することが本日のメッセージに」*政治的な不透明性9ヶ月間のQE延長で自動的に来年予定されているドイツやフランスなど欧州主要国の総選挙を乗り切る公算。
*各国政府の改革が不十分
*テーパリング
「市場が理解しているテーパリングではない、資産購入をゼロにすることは選択肢にない」「協議もしていない」
「QEはある意味無期限」*イタリア金融システム
「イタリア政府が対処すると信頼」*資産購入の条件変更
「預金金利(−0.4%)以下の資産購入は必ずしも実施するわけではない、ただ、オプションに」*域内成長リスク
「ユーロ圏の成長リスクは依然下方に傾斜」Powered by フィスコ
2024年11月23日(土)の最新FX・為替ニュース
- [NEW!]世界各国通貨に対する円:対ドル0.20%安、対ユーロ0.36%高(11/23(土) 08:55)
- [NEW!]NY市場動向(取引終了):ダウ426.16ドル高(速報)、原油先物1.14ドル高 (11/23(土) 08:54)
- NY金先物は続伸、安全逃避の買いが続く(11/23(土) 08:19)
- 【来週の注目イベント】米PCE、FOMC議事録、ユーロ圏・東京CPI、など(11/23(土) 08:18)
- NYマーケットダイジェスト・22日 ダウ最高値・金利低下・ユーロ売り一服(11/23(土) 07:17)
- ニューヨーク外国為替市場概況・22日 ユーロドル、4日続落(11/23(土) 07:05)
- 大証ナイト終値38580円、通常取引終値比240円高(11/23(土) 06:44)
- FRB半期に一度の金融安定報告(11/23(土) 06:28)
- 11月22日のNY為替・原油概況(11/23(土) 06:00)
- [通貨オプション]R/R、円コール買い強まる(11/23(土) 04:40)
- NY市場動向(午後2時台):ダウ329ドル高、原油先物1.21ドル高(11/23(土) 04:31)
- ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロドル、やや持ち直す(11/23(土) 04:05)
- NY外為:ユーロ戻り鈍い、ECBの大幅利下げ観測くすぶる(11/23(土) 03:53)
- 欧州マーケットダイジェスト・22日 株高・金利低下・ユーロ安(11/23(土) 03:25)
- NY市場動向(午前10時台):ダウ351ドル高、原油先物0.87ドル高(11/23(土) 02:36)
- 欧州主要株式指数、続伸(11/23(土) 02:26)
- ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、重い動き(11/23(土) 02:05)
- NY外為:BTC、節目10万ドル手前での攻防、下値も限定的(11/23(土) 01:30)
過去のFXニュース
今週
1週間前
2週間前
- 2024年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月
- 2023年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2022年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2021年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2020年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2019年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2018年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2017年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2016年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2015年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2014年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2013年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2012年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2011年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2010年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2009年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2008年
- 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- ザイFX!では読者の皆様に簡単なアンケートへのご回答をお願いしております。 お手数おかけしますがご協力をお願いいたします!!
- 今すぐFX取引したい!儲けるチャンスを絶対に逃したくない方必見。 FX取引が可能になる最短日数を一覧で掲載。中には申し込み完了から最短30分後に取引できるFX口座も!?
- MT4が使えるおすすめFX口座を比較! インジケーターを使った高度なチャート分析やEAによる自動売買も!
- 高金利で人気のトルコリラ。 約30口座の「トルコリラ/円」のスワップポイントを比較!
- 圧倒的人気のFX口座! トレーダー満足度No1、初心者にもおすすめのGMOクリック証券「FXネオ」を徹底解説!
- ヒロセ通商「LION FX」で実施中のキャンペーンを紹介。 口座開設と1万通貨の取引で5000円キャッシュバック! さらに最大で100万円に加え、豪華な食品プレゼントも!
- 大人気のチャート「TradingView(トレーディングビュー)」の有料機能を“無料”で使う裏ワザとは? 記事で詳しく解説!
ザイFX!最新&おすすめ記事
-
2024年11月22日(金)16時31分公開
ロシアからICBM級ミサイル発射かでリスクオフに、円買いも進んでドル円153円台も見たが不安定な値動き -
2024年11月22日(金)13時30分公開
IG証券の特徴やキャンペーン、スプレッドやスワップポイントなどの他社との比較、メリット・デメリットを解説!口座開設まで… -
2024年11月22日(金)09時35分公開
ウクライナ情勢激化→円高+ドル高+欧州通貨売り!ロシアが中距離弾道ミサイル使用→リスク回避加速。 -
2024年11月22日(金)07時00分公開
11月22日(金)■『米国の製造業PMI【速報値】と非製造業PMI【速報値】の発表』と『主要な株式市場及び米国債利回り… -
2024年11月21日(木)16時42分公開
年内の注目イベントこなして休暇モード態勢だが、ドルのビットは根強く円相場の不安定さも変わらずか - おすすめ!スプレッドが狭いおすすめFX口座が見つかる! 【人気10通貨ペアのスプレッド比較表】
- 注目!FXトレーダー必見のガチンコバトル、前回分を振り返り! 各プレイヤー、為替の変動を読み切れず波乱の結末に…。反省を踏まえた第29回バトルは全員プラスで好発進!
- ヒロセ通商「LION FX」 キャッシュバック増額 NEW!
【最大100万7000円】ザイFX!から新規口座開設し1万通貨取引で5000円もらえる! - GMOクリック証券「FXネオ」 NEW!
【最大100万4000円】当サイトから口座開設後FXネオ取引1万通貨以上の取引で4000円がもらえる! - 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」 NEW!
【最大100万6000円+1000FXポイント】ザイFX!経由で口座開設&アンケート回答で1000円&申込翌々月末までに新規注文1万通貨以上の取引で3000円+エントリーで2000円もらえる&マネ育FXスクール受講&理解度クイズ合格とアンケート回答でさらに1000円! - GMO外貨「外貨ex」人気上昇中!
【最大100万4000円キャッシュバック】新規口座開設後1万通貨以上取引で当サイト限定4000円キャッシュバック! - トレイダーズ証券「みんなのFX」人気! NEW!
【最大101万円】ザイFX!から口座開設&みんなのFX5万通貨以上取引で5000円+シストレ口座5万通貨以上取引で5000円もらえる! - JFX「MATRIX TRADER」
【最大100万5000円&小林芳彦レポート】口座開設&1万通貨取引と専用フォーム応募で当サイト限定5000円&インターバンクディーラー流「小林芳彦オリジナルレポート」プレゼント! - トレイダーズ証券「LIGHT FX」
【最大100万3000円】ザイFX!限定で5万通貨以上取引で3000円もらえるキャンペーン実施中!
- 11月22日(金)■『米国の製造業PMI【速報値】と非製造業PMI【速報値】の発表』と『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』、そして『トランプ次期大統領の方針への思惑や発言(トランプトレードの行方も)』に注目!(羊飼い)
- 米ドル/円は153円台から154円台前半を買いゾーンにした米ドル押し目買い戦略で臨む!12月FOMCでの一波乱以外は相場に大きなテーマは見当たらない(今井雅人)
- ウクライナ情勢激化→円高+ドル高+欧州通貨売り!ロシアが中距離弾道ミサイル使用→リスク回避加速。(FXデイトレーダーZERO)
- ロシアからICBM級ミサイル発射かでリスクオフに、円買いも進んでドル円153円台も見たが不安定な値動き(持田有紀子)
- 米ドル/円の上昇は行きすぎ!早ければ本日、遅くとも来週中には何らかのサインが点灯する可能性が高い!今年と2016年では「トランプラリー」の状況は異なる(陳満咲杜)
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)