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2019年06月07日(金)のFXニュース(7)

  • 2019年06月07日(金)21時24分
    【NY為替オープニング】米雇用統計のネガティブサプライズに警戒

    ●ポイント
    ・メキシコはグアテマラ国境に治安部隊を派遣
    ・トランプ米政権、10日から対メキシコ5%関税発動へ、不法移民に関する交渉は継続
    ・米・5月雇用統計:非農業部門雇用者数(予想:+18.0万人、4月:+26.3万人)
    ・米・5月失業率(予想:3.6%、4月:3.6%)
    ・米・5月平均時給(前年比予想:+3.2%、4月:+3.2%)

     7日のニューヨーク外為市場では米国の利下げ観測が強まる中、米雇用統計の結果が重要となる。また、米中貿易摩擦の行方や対メキシコ関税の行方に焦点が集まる。不法移民を巡る対処で、メキシコはグアテマラ国境に治安部隊を派遣するとの方針を新たに米国側に示した。トランプ政権は、不法移民を巡る措置を強化しなければ10日からメキシコに対して5%関税を発動するとすでに警告している。もし、メキシコが十分な措置を米国側に提示した場合、関税の発動が先送りされる可能性も残る。

    米国労働省がワシントンで7日に発表予定の最新5月の雇用統計で、失業率は3.6%とほぼ50年来の低水準を維持、非農業部門雇用者数は前月比18万人と、4月26.3万人から伸びが鈍化する見込み。しかし、先行指標の中でも労働省が発表する雇用統計と相関関係が最も強いとされている民間の雇用統計となるADP雇用統計の5月分は前月比+2.7万人と、予想外に10万人を割りこみ、9年ぶり低水準の伸びに落ち込んだ。このため、雇用統計でもネガティブサプライズに警戒される。万が一、伸びが10万人割れ、または減少となった場合は、景気後退懸念や利下げ観測がさらに強まりドル売りに拍車をかける。

    米連邦準備制度理事会(FRB)は利下げに関する協議を早くて6月の連邦公開市場委員会(FOMC)から開始する可能性が強まったと、ウォールストリートジャーナル紙が報じた。メンバーは、

    1)何が利下げを決定をもたらすか
    2)決定するまでにどのような情報が必要となるのか

    を議論することになる。

    FOMCによる本年の成長見通しは2%と、昨年の3%から成長鈍化が予想されている。また、インフレも本年2%目標達成が未達に終わると見ており、見通しはすでに、政策金利であるFF金利誘導目標で現行の2.25%−2.5%が引き締め過ぎであることを示唆している可能性もあると指摘されている。

    市場エコノミストはFRBが本年9月と、12月にそれぞれ25ベーシスポイントの利下げを決定、さらに2020年に入り25ベーシスポイントの利下げを決定すると見ている。

    パウエル議長は4日、5日にシカゴで開催されたFRB会合において、貿易問題がいつ、どのように解決することになるかわからないと指摘し、貿易緊張による成長見通しへの影響を監視しつつ、成長を維持するために行動すると、利下げの可能性も除外しなかった。

    しかし、米連邦公開市場委員会(FOMC)では利下げを巡り、カプラン米ダラス連銀総裁のように「早まった判断をしたくない」との見解を示すメンバーも少なくない。カプラン総裁は、「何らかの措置が必要であるかどうかを判断するのは時期尚早」と主張している。

    パウエルFRB議長やクラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長と同様に、FOMCの中での権限が大きいNY連銀のウィリアムズ総裁は低すぎるインフレがより差し迫った問題であることや、不透明感が強まっていることを認めながらも、経済や雇用が引き続き強い軌道上にあると楽観的な見方を示している。また、市場が利下げ観測を強めつつある中、「FRBと市場の見解が相違することはありうる」との言及にとどめた。実際、FRBが公表したベージュブックでは全12地区で経済活動の拡大が確認された。

    6月の利下げの可能性を含め米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の金融政策の軌道を探るためにも米労働省がワシントンで7日に発表する予定の5月雇用統計の結果が重要となってくる。

    ・ドル・円は、200日移動平均水準の111円31銭を下回る限り下落基調入り。

    ・ユーロ・ドルは、200日移動平均水準の1.1368ドルを下回っている限り下落基調。

    ドル・円108円45銭、ユーロ・ドル1.1265ドル、ユーロ・円122円20銭、ポンド1.2710ドル、ドル・スイスは0.9930フランで寄り付いた。

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  • 2019年06月07日(金)21時16分
    【まもなく】米・5月失業率の発表です(日本時間21:30)

     日本時間7日午後9時30分に米・5月失業率が発表されます。

    ・米・5月失業率
    ・予想:3.6%
    ・4月:3.6%

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  • 2019年06月07日(金)21時16分
    【まもなく】米・5月非農業部門雇用者数の発表です(日本時間21:30)

     日本時間7日午後9時30分に米・5月非農業部門雇用者数が発表されます。

    ・米・5月非農業部門雇用者数
    ・予想:+17.5万人
    ・4月:+26.3万人

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  • 2019年06月07日(金)21時11分
    【NY市場の経済指標とイベ ント】:

    [欧米市場の為替相場動向]

    6月7日(金)(注:数値は市場コンセンサス、前回数値)
    ・21:30 米・5月非農業部門雇用者数(予想:+18.0万人、4月:+26.3万人)
    ・21:30 米・5月失業率(予想:3.6%、4月:3.6%)
    ・21:30 米・5月平均時給(前年比予想:+3.2%、4月:+3.2%)
    ・21:30 カナダ・5月失業率(予想:5.7%、4月:5.7%)
    ・23:00 米・4月卸売在庫改定値(前月比予想:+0.7%、速報値:+0.7%)
    ・04:00 米・4月消費者信用残高(予想:+130.00億ドル、3月:+102.81億ド
    ル)
    ・中国、香港休場(端午節)

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  • 2019年06月07日(金)21時09分
    豪ドル・円:対円レートは伸び悩む、豪ドル売り・米ドル買いが取引拡大

    7日の豪ドル・円は伸び悩み。一時75円75銭まで買われたが、豪ドル売り・米ドル買いのフローが増えたことから、対円レートは伸び悩んだ。ユーロ・円は122円10銭−122円39銭で推移した。

    ・豪ドル・円の取引レンジ:75円55銭−75円75銭

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  • 2019年06月07日(金)21時06分
    ドル・円は108円46銭から108円62銭で推移

    [欧米市場の為替相場動向]

     7日のロンドン外為市場では、ドル・円は108円46銭から108円62銭で推移した。米国の5月雇用統計の発表を控えて全体的に小動きとなるなか、欧州株高、米株先物上昇を受けて円売りが一時強まった。

     ユーロ・ドルは1.1251ドルから1.1269ドルで推移し、ユーロ・円は121円11銭から121円32銭で推移した。

     ポンド・ドルは1.2704ドルから1.2728ドルで推移。ドル・スイスフランは0.9931フランから0.9950フランで推移した。

    [経済指標]
    ・特になし

    [要人発言]
    ・ガドバン・イラク石油相
    「協調減産は年末までの延長で合意する可能性が高い」

    ・ファリハ・サウジアラビア・エネルギー産業鉱物資源相
    「OPECとしては減産延長でほぼ決まり、問題は非OPEC諸国との調整」
    「減産規模を拡大する必要はないと思う」

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  • 2019年06月07日(金)21時00分
    【ディーラー発】全般的に動意薄(欧州午後)

    米・雇用統計を控え、全般的に動意薄。ドル円は前日高値を上抜け一時108円61銭付近まで上値を拡大したものの勢い続かず、108円46銭付近まで軟化し同水準で方向感なく推移。クロス円もユーロ円が122円25銭前後で揉み合っているほか、豪ドル円も75円60銭前後で売買が交錯。また、ユーロドルも1.1265前後で膠着するなど様子見姿勢が強まる状況となっている。21時00分現在、ドル円108.466-469、ユーロ円122.257-261、ユーロドル1.12715-718で推移している。

  • 2019年06月07日(金)20時35分
    NY為替見通し=米雇用統計に注目も、通商問題を巡る不透明感が動き鈍らせる

     NYタイムに、5月米雇用統計が発表となる。市場では非農業部門雇用者数の増加数を18万人台と見込んでいるが、ADP発表の雇用者数や失業保険の数値が振るわず、目線は下がりつつあるようだ。強めの結果となった場合、大きく反応しやすいかもしれない。
     ただ、米・メキシコの関税の行方ほか、中国なども含めた通商問題に振らされる場面がやはり目立つ。不透明感の濃い材料を抱えたままの現状では、リスク選好は大きく進みにくいだろう。

    ・想定レンジ上限
     ドル円の上値のめどは、週足一目均衡表・基準線109.29円。

    ・想定レンジ下限
     ドル円の下値めどは、1月10日安値107.77円

  • 2019年06月07日(金)20時08分
    ドル・円は108円46銭から108円62銭で推移

    [欧米市場の為替相場動向]

     7日のロンドン外為市場では、ドル・円は108円46銭から108円62銭で推移している。米国の5月雇用統計の発表待ちムードが強いなか、欧州株高、米株先物上昇、米10年債利回りの上昇を受けて、ドル買い、円売りが優勢になっている。

     ユーロ・ドルは1.1251ドルから1.1269ドルで推移し、ユーロ・円は121円11銭から121円32銭で推移している。

     ポンド・ドルは1.2704ドルから1.2728ドルで推移。ドル・スイスフランは0.9933フランから0.9950フランで推移している。

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  • 2019年06月07日(金)20時05分
    欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、底堅い

     7日の欧州外国為替市場で、ドル円は底堅い。20時時点では108.55円と17時時点(108.46円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。
     欧州株やダウ先物のプラス推移を眺め、米雇用統計前の調整が円売り方向で進んだ。目先の重しだった昨日高値108.56円を上回りやや弾みがつき、先週末5月31日以来の水準108.62円をつけた。

     ユーロドルはさえず。20時時点では1.1263ドルと17時時点(1.1262ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円などでのドル高の影響が波及し、一時1.1251ドルまで調整安が進む場面もあった。

     ユーロ円はもみ合い。20時時点で122.26円と、17時時点(122.16円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の底堅さと、上値が重いユーロドルの動きに挟まれ、レンジ内の上下に終始した。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:108.32円 - 108.62円
    ユーロドル:1.1251ドル - 1.1281ドル
    ユーロ円:122.10 - 122.38円

  • 2019年06月07日(金)19時24分
    ドル・円は本日高値を更新、ユーロ・ドルの失速で

    [欧米市場の為替相場動向]


     欧州市場でドル・円は本日高値を更新し、一時108円62銭まで値を上げた。ユーロ・ドルの失速でドルがやや押し上げられた。ただ、ユーロ・円も上げ渋り、ドルの上昇を弱めたようだ。一方、欧州株や米株式先物は堅調を維持しており、ドル買い・円売りに振れやすい地合いに変わりはなさそうだ。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円46銭から108円62銭、ユーロ・円は122円11銭から122円31銭、ユーロ・ドルは1.1251ドルから1.1269ドルで推移した。

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  • 2019年06月07日(金)19時09分
    来週のスイスフラン「主に109円台で推移し、もみ合う展開か」

    [スイスフラン]

     来週のスイスフラン・円はもみ合いか。通商問題などを巡る米中対立がすみやかに解消される見込みは小さいこと、英国やイタリアの政治不安は消えていないことから、リスク回避のスイスフランいが大幅に縮小する可能性は低いとみられる。ただし、スイス中央銀行は通貨高抑制の方針を再確認するとみられており、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、スイスフランの対円レートは主に109円台で推移し、もみ合う状態が続くとみられる。
    ○発表予定のスイス主要経済指標・注目イベント
    ・13日:スイス中央銀行が金融政策発表(3カ月LIBOR目標レンジの上限−0.25%・下限−1.25%は現状維持の予想))
    ・予想レンジ:108円50銭−110円00銭

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  • 2019年06月07日(金)19時09分
    ドル円 108.62円まで上昇、欧州株は堅調

     ドル円は昨日の高値108.56円を抜け108.62円まで上値を広げている。ドルが全体的に堅調で、ユーロドルは1.1251ドル、豪ドル/ドルは0.6964ドル、NZドル/ドルは0.6614ドルまでドル高になっている。
     欧州株も堅調で独DAXが0.8%程度、仏CAC40は1.5%近く上昇している。

  • 2019年06月07日(金)19時08分
    来週のカナダドル「底堅い展開か、対ドルでのカナダドル高傾向引き続き波及へ」

    [カナダドル]

     来週のカナダドル・円は底堅い展開か。カナダ関連の材料がないなか、カナダ中央銀行は利下げを急がないとの見方が続く一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の年内利下げ観測が急速に広がる状況に、対ドルでのカナダドル高傾向が引き続き対円にも波及へ。円高回避として日銀への緩和思惑が円売り圧力になる可能性も。
    ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:80円00銭-83円00銭

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  • 2019年06月07日(金)19時07分
    来週の英ポンド「弱含みか、英強硬派政権への思惑で売り優勢に」

    [英ポンド]

     来週のポンド・円は弱含みか。英保守党はメイ首相(党首)の後任選びを本格化させる方針で、反欧州連合(EU)路線のジョンソン前外相が現時点で最有力候補となる見通し。合意なきEU離脱への懸念は次第に強まり、ポンドは買いづらい展開となりそうだ。
    ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
    ・6月10日:4月鉱工業生産(予想:前月比-0.7%)
    ・6月10日:4月商品貿易収支(予想:-127億ポンド)
    ・6月11日:4月ILO基準失業率(4月:3.8%)
    ・予想レンジ:136円00銭−139円00銭

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