
【日経平均が乱高下!】CFDなら日米の株価指数や金・原油も取引できる!
2019年06月07日(金)のFXニュース(3)
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2019年06月07日(金)09時05分
ドルは108円台で推移か、リスク回避のドル売り縮小も
6日のドル・円相場は、東京市場では108円47銭から108円07銭まで反落。欧米市場でドルは一時108円03銭まで下げた後に108円56銭まで反発し、108円39銭で取引を終えた。
本日7日のドル・円は108円台で推移か。米国とメキシコの関税に関する交渉は継続しており、週末前に合意に達する可能性があることから、リスク回避のドル売りはやや縮小するとみられる。
報道によると、ペンス米副大統領は、「現時点では(対メキシコ)関税は10日に賦課される予定だ」と発言した。ペンス副大統領は、メキシコ側がより多くの提案を用意したことを評価するとの見方を示したが、トランプ大統領が提案の内容を検討することになると述べており、6日時点では5%関税が発動される可能性は依然として高いようだ。
ただ、市場関係者の間では「関税導入を回避したいメキシコ政府は米国側に歩み寄る姿勢を見せている」との見方が多く、「5%関税が実施されたとしても、メキシコが移民取り締まりの有効策を提示すれば短期間で関税が撤回される可能性がある」との声が聞かれている。対メキシコ輸入関税の発動は株安・ドル安につながる要因とみられているが、短期間で関税が撤回された場合、株高・ドル高・債券安の相場展開になるとの見方が多いようだ。
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2019年06月07日(金)08時44分
ドル円、強含み 108.49円まで上昇
ドル円は強含み。米国とメキシコの協議が7日にかけても継続するとの報道を受けて、リスク回避の動きが後退すると一時108.49円まで値を上げた。
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2019年06月07日(金)08時35分
ドル円108.44円前後、SGX日経225先物は20870円で寄り付き
ドル円は108.44円付近で推移。シンガポール取引所(SGX)の日経225先物(期近限月)は、大阪夜間終値(20870円)と変わらずの20870円でスタート。
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2019年06月07日(金)08時11分
東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小安い
7日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では108.37円とニューヨーク市場の終値(108.40円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。昨日のNY時間に上昇した反動から、一時108.32円まで値を下げた。なお、本日から福岡市で20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開催されるため、アジア時間から各国要人の発言が伝わる可能性にも注意したい。
ユーロドルは小動き。8時時点では1.1277ドルとニューヨーク市場の終値(1.1276ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。前日終値付近でのもみ合いとなった。本日は中国・香港市場が休場のため、取引参加者の減少によって動意が薄くなる可能性がある。
ユーロ円は8時時点では122.21円とニューヨーク市場の終値(122.23円)と比べて2銭程度のユーロ安水準。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:108.32円 - 108.40円
ユーロドル:1.1274ドル - 1.1281ドル
ユーロ円:122.17円 - 122.32円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2019年06月07日(金)08時00分
東京為替見通し=ドル円、米5月雇用統計待ちの中、米墨協議の結果に要警戒か
6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったことで108.03円まで下落後、「米国はメキシコへの関税適用先送りを検討している」との関係筋の話を受けて108.56円まで反発した。ユーロドルは、欧州中央銀行(ECB)理事会で、金利据え置き期間が従来の「2019年末」から「2020年上半期」まで延長されたことで1.1203ドルまで下落後、ドラギECB総裁の楽観的な景気見通しを受けて1.1309ドルまで反発した。
本日の東京市場のドル円は、今夜発表される米5月の雇用統計を控えて動きづらい展開の中、現在進行中の米国とメキシコの関税・移民問題に関する協議の結果を待つ展開となる。
ドル円の上値の目処は、一目均衡表・転換線の108.88円付近となり、3月調査日銀短観大企業・製造業2019年度想定為替レートの108.87円に対応している。
下値の目処としては、年初1月3日のフラッシュクラッシュ時の安値104.87円から4月24日の高値112.40円までの上昇幅の61.8%押しの107.75円、そして、ダブル・トップ(112.14円・112.40円)の下値目標値107.02円となる。
米国とメキシコの協議に関しては、関係筋による「米国はメキシコへの関税適用先送りを検討している」との報道があるものの、ホワイトハウスが「米政府は依然としてメキシコからの輸入品に対する追加関税の発動を進めている」との報道もあり、米国とメキシコの協議の結果待ちとなっている。
米国とメキシコが、関税や移民問題である程度の合意に到達した場合、あるいは、10日からの適用が先送りされた場合は、リスク選好のドル買い円売り・株買いとなる。
しかし、協議が決裂して10日からの制裁関税発動となった場合は、リスク回避のドル売り円買い・株売りとなる。
また、週末8-9日に福岡で開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議に合わせて開催される日米財務相会談では、ムニューシン米財務長官が、日米通商交渉に盛り込むことを主張している「為替条項」が協議される模様で、ドル円の上値を抑える要因となる。
さらに、トランプ米大統領は、対中制裁関税第4弾(約3000億ドル)の発動は、28-29日の大阪サミットでの米中首脳会談の結果を見極めた上で決断する、と述べており、10-12日に開催予定の日米実務者級通商協議とともに、米国を軸にした通商問題が相場の重石となり続けることになる。Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2019年06月07日(金)07時58分
NY市場動向(取引終了):ダウ181.09ドル高(速報)、原油先物1.41ドル高
【 米国株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*ダウ30種平均 25720.66 +181.09 +0.71% 25800.30 25518.05 26 4
*ナスダック 7615.55 +40.07 +0.53% 7634.12 7546.22 940 1569
*S&P500 2843.49 +17.34 +0.61% 2852.10 2822.45 355 149
*SOX指数 1363.13 +18.03 +1.34%
*225先物 20870 大証比 +130 +0.63%【 為替 】 前日比 高値 安値
*ドル・円 108.39 -0.07 -0.06% 108.56 108.03
*ユーロ・ドル 1.1275 +0.0054 +0.48% 1.1309 1.1203
*ユーロ・円 122.21 +0.50 +0.41% 122.40 121.26
*ドル指数 97.03 -0.29 -0.30% 97.35 96.78【 債券 】 前日比 高値 安値
* 2年債利回り 1.88 +0.02 1.89 1.81
*10年債利回り 2.12 -0.01 2.13 2.09
*30年債利回り 2.61 -0.04 2.64 2.58
*日米金利差 2.24 +0.11【 商品/先物 】 前日比 高値 安値
*原油先物 53.09 +1.41 +2.73% 53.30 51.17
*金先物 1339.8 +6.2 +0.46% 1344.2 1331.3
*銅先物 264.6 +2.3 +0.86% 265.6 262.2
*CRB商品指数 173.87 +1.53 +0.89% 173.91 172.15【 欧州株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*英FT100 7259.85 +39.63 +0.55% 7275.66 7218.67 58 40
*独DAX 11953.14 -27.67 -0.23% 12076.95 11899.82 10 19
*仏CAC40 5278.43 -13.57 -0.26% 5332.69 5264.62 8 33Powered by フィスコ -
2019年06月07日(金)07時57分
世界各国通貨に対する円:対ドル0.06%高、対ユーロ0.41%安
現在値 前日比 % 前日終値
*ドル・円 108.39円 -0.07円 -0.06% 108.46円
*ユーロ・円 122.21円 +0.50円 +0.41% 121.71円
*ポンド・円 137.57円 -0.05円 -0.03% 137.62円
*スイス・円 109.32円 +0.30円 +0.27% 109.03円
*豪ドル・円 75.62円 +0.03円 +0.04% 75.59円
*NZドル・円 71.77円 +0.00円 +0.01% 71.76円
*カナダ・円 81.11円 +0.26円 +0.32% 80.85円
*南アランド・円 7.23円 -0.06円 -0.79% 7.28円
*メキシコペソ・円 5.50円 -0.04円 -0.71% 5.54円
*トルコリラ・円 18.73円 -0.20円 -1.08% 18.93円
*韓国ウォン・円 9.20円 +0.01円 +0.15% 9.18円
*台湾ドル・円 3.46円 +0.00円 +0.02% 3.46円
*シンガポールドル・円 79.45円 +0.07円 +0.09% 79.37円
*香港ドル・円 13.82円 -0.01円 -0.05% 13.83円
*ロシアルーブル・円 1.66円 +0.00円 +0.23% 1.66円
*ブラジルレアル・円 27.91円 -0.04円 -0.15% 27.95円
*タイバーツ・円 3.46円 +0.01円 +0.31% 3.45円
年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
*ドル・円 -1.19% 114.55円 104.87円 109.69円
*ユーロ・円 -2.88% 133.13円 118.71円 125.83円
*ポンド・円 -1.64% 149.72円 131.70円 139.87円
*スイス・円 -2.06% 118.06円 105.92円 111.62円
*豪ドル・円 -2.18% 84.16円 70.64円 77.31円
*NZドル・円 -2.63% 78.86円 69.14円 73.71円
*カナダ・円 +0.87% 89.22円 76.98円 80.41円
*南アランド・円 -5.31% 8.55円 7.08円 7.63円
*メキシコペソ・円 -1.46% 6.16円 5.27円 5.58円
*トルコリラ・円 -9.46% 24.59円 15.46円 20.68円
*韓国ウォン・円 -6.50% 10.29円 9.05円 9.84円
*台湾ドル・円 -3.63% 3.74円 3.41円 3.59円
*シンガポールドル・円 -1.28% 83.32円 76.71円 80.48円
*香港ドル・円 -1.31% 14.61円 13.40円 14.01円
*ロシアルーブル・円 +5.08% 1.82円 1.52円 1.58円
*ブラジルレアル・円 -1.19% 31.33円 26.39円 28.24円
*タイバーツ・円 +2.11% 3.57円 3.26円 3.39円Powered by フィスコ -
2019年06月07日(金)07時46分
NY金先物は続伸、安全逃避の買い継続
COMEX金8月限終値:1342.70 ↑9.10
6日のNY金先物8月限は続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は前日比+9.10ドルの1オンス=1342.70ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは1331.30−1344.20ドル。安全逃避的な買いは続いており、金先物は中心限月ベースで2018年4月以来の高値をつけた。ただ、通常取引終了後の時間外取引では対メキシコ輸入関税導入の先送り観測が浮上したことから、安全逃避の買いはやや縮小した。
・NY原油先物:反発、対メキシコ輸入関税先送りの思惑も
NYMEX原油7月限終値:52.59 ↑0.91
6日のNY原油先物7月限は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は前日比+0.91ドルの52.59ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは51.17ドル−53.30ドル。原油在庫の大幅増加を嫌気した売りは一巡しており、この日は株高を好感した買いが優勢となった。米国政府が対メキシコ輸入関税の発動を先送りする可能性があるとの一部報道を受けて原油先物の買いが活発となった。
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2019年06月07日(金)07時14分
円建てCME先物は6日の225先物比105円高の20845円で推移
円建てCME先物は6日の225先物比105円高の20845円で推移している。為替市場では、ドル・円は108円30銭台、ユーロ・円は122円20銭台。
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2019年06月07日(金)06時40分
本日のスケジュール
<国内>
08:30 家計支出(4月) 2.6% 2.1%
08:30 毎月勤労統計(4月) -0.7% -1.9%
12:50 黒田日銀総裁が講演
14:00 景気動向指数(4月)G20/GPIFフォーラム
<海外>
14:45 スイス・失業率(5月) 2.4%
15:00 独・鉱工業生産指数(4月) -0.1% -0.9%
15:00 独・貿易収支(4月) 226億ユーロ
15:00 独・経常収支(4月) 302億ユーロ
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA)(5月)
21:30 米・非農業部門雇用者数(5月) 19.0万人 26.3万人
21:30 米・失業率(5月) 3.6% 3.6%
21:30 米・平均時給(5月) 3.2% 3.2%
21:30 加・失業率(5月) 5.7%
28:00 米・消費者信用残高(4月) 120.00億ドル 102.81億ドル
20::00 ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(5月) 0.9%
23::00 米・卸売在庫(4月) 0.7%中・外貨準備高(5月) 3兆890億ドル 3兆949億5千万ドル
英・メイ首相が与党・保守党の党首を辞任
中・株式市場は祝日のため休場(ドラゴンボートフェスティバル)
香港・株式市場は祝日のため休場(ドラゴンボートフェスティバル)
米・サンフランシスコ連銀総裁が講演
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注:数値は市場コンセンサス、前回数値Powered by フィスコ -
2019年06月07日(金)06時26分
NYマーケットダイジェスト・6日 株高・金利低下・ユーロ高
(6日終値)
ドル・円相場:1ドル=108.40円(前営業日比▲0.06円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=122.23円(△0.52円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1276ドル(△0.0055ドル)
ダウ工業株30種平均:25720.66ドル(△181.09ドル)
ナスダック総合株価指数:7615.55(△40.08)
10年物米国債利回り:2.11%(▲0.02%)
WTI原油先物7月限:1バレル=52.59ドル(△0.91ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=1342.7ドル(△9.1ドル)※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
前週分の米新規失業保険申請件数 21万8000件 21万8000件・改
4月米貿易収支 508億ドルの赤字 519億ドルの赤字※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は3日ぶりに小反落。FRBによる利下げ観測が高まる中、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったことが相場の重しとなり一時108.03円と日通し安値を付けた。その後しばらくは米国とメキシコによる不法移民対策の政府間協議の行方や明日の5月米雇用統計の結果を見極めたいとして、大きな方向感が出なかった。
ただ、事情に詳しい関係者の話として「米国はメキシコへの関税適用先送りを検討している」との報道が伝わると、米国とメキシコの貿易摩擦への警戒感が後退しダウ平均が260ドル超上昇。ドル円にも買い戻しが入り一時108.56円と5月31日以来の高値を付けた。ナイト・セッションの日経平均先物も170円上げている。
もっとも、米ホワイトハウスが「米政府は依然としてメキシコからの輸入品に対する追加関税の発動を進めている」との見解を示すとやや上値が重くなった。・ユーロドルは反発。ECBはこの日、市場予想通り政策金利の据え置きを決定したものの、金利据え置き期間を従来の「2019年末」から「2020年上半期」まで延長する方針を決めた。これを受けて一時1.1203ドルまで売りが先行した。ただ、市場の一部では「他の中央銀行の流れに沿って利下げを示唆する」と期待されていたため、「利上げ時期先送りにとどまった」ことを受けてすぐに反発。ドラギ総裁が理事会後の記者会見で「第1四半期のデータは予想より良かった」「経済見通しについて大幅な悪化を全く見込んでいない」などと発言し、景気に楽観的な見方を示したこともユーロ買いを促し一時1.1309ドルと4月17日以来の高値を付けた。
なお、ドラギ総裁は「不測の事態が起きればあらゆる政策手段で対応する準備がある」と強調し、具体的な手段として、理事会では利下げや資産買い入れ再開の可能性に言及するメンバーがいたことを明かした。・ユーロ円は上昇。ECB理事会で利上げ時期が再延期されたことが明らかになると一時121.26円まで売られたが、理事会の決定とドラギ総裁の会見は「想定ほどハト派ではなかった」と受け止められると買い戻しが優勢に。ドル円や米国株の上昇に伴う円売り・ユーロ買いも出て、一時本日高値となる122.40円まで値を上げた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸。FRBによる利下げ観測が高まる中、幅広い銘柄に買いが先行。米メディアが「米国はメキシコからの輸入品に対する追加関税の発動を遅らせることを検討している」と報じると、米・メキシコ間の貿易摩擦激化懸念が和らぎ買いが加速した。ダウ平均の上げ幅は一時260ドルを超える場面があった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸した。・米国債券相場で長期ゾーンは上昇。「米国はメキシコへの関税適用先送りを検討している」との報道を受けて米国株が大幅に上昇すると、安全資産とされる米国債には売りが先行した。ただ、取引終了間際に「米国は予定通り10日からメキシコに追加関税を課す方針」と伝わると、一転債券買いが優勢となった。
・原油先物相場は反発。昨日のEIAが発表した原油在庫の大幅な積み増しが引き続き材料視され、上値の重い動きが続いたが、為替相場でドル安・ユーロ高が進んだことや、米政府がメキシコへの関税を先送りする方向で検討しているとの報道を手掛かりに反発した。また、約5カ月ぶりの安値水準まで下落した反動から買いが入りやすかった面もある。
・金先物相場は7日続伸。米利下げ観測の高まりや米中貿易摩擦の激化懸念を背景とした買いが続くなか、為替相場でドル売り・ユーロ買いが進んだことも、ドルの代替資産とされる金の買いを後押しした。
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2019年06月07日(金)06時10分
ニューヨーク外国為替市場概況・6日 ドル円、3日ぶり小反落
6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3営業日ぶりに小反落。終値は108.40円と前営業日NY終値(108.46円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測が高まる中、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったことが相場の重しとなり一時108.03円と日通し安値を付けた。その後しばらくは米国とメキシコによる不法移民対策の政府間協議の行方や明日の5月米雇用統計の結果を見極めたいとして、大きな方向感が出なかった。
ただ、事情に詳しい関係者の話として「米国はメキシコへの関税適用先送りを検討している」との報道が伝わると、米国とメキシコの貿易摩擦への警戒感が後退しダウ平均が260ドル超上昇。ドル円にも買い戻しが入り一時108.56円と5月31日以来の高値を付けた。ナイト・セッションの日経平均先物も170円上げている。
もっとも、米ホワイトハウスが「米政府は依然としてメキシコからの輸入品に対する追加関税の発動を進めている」との見解を示すとやや上値が重くなった。ユーロドルは反発。終値は1.1276ドルと前営業日NY終値(1.1221ドル)と比べて0.0055ドル程度のユーロ高水準だった。欧州中央銀行(ECB)はこの日、市場予想通り政策金利の据え置きを決定したものの、金利据え置き期間を従来の「2019年末」から「2020年上半期」まで延長する方針を決めた。これを受けて一時1.1203ドルまで売りが先行した。ただ、市場の一部では「他の中央銀行の流れに沿って利下げを示唆する」と期待されていたため、「利上げ時期先送りにとどまった」ことを受けてすぐに反発。ドラギ総裁が理事会後の記者会見で「第1四半期のデータは予想より良かった」「経済見通しについて大幅な悪化を全く見込んでいない」などと発言し、景気に楽観的な見方を示したこともユーロ買いを促し一時1.1309ドルと4月17日以来の高値を付けた。
なお、ドラギ総裁は「不測の事態が起きればあらゆる政策手段で対応する準備がある」と強調し、具体的な手段として、理事会では利下げや資産買い入れ再開の可能性に言及するメンバーがいたことを明かした。ユーロ円は上昇。終値は122.23円と前営業日NY終値(121.71円)と比べて52銭程度のユーロ高水準。ECB理事会で利上げ時期が再延期されたことが明らかになると一時121.26円まで売られたが、理事会の決定とドラギ総裁の会見は「想定ほどハト派ではなかった」と受け止められると買い戻しが優勢に。ドル円や米国株の上昇に伴う円売り・ユーロ買いも出て、一時本日高値となる122.40円まで値を上げた。
本日のレンジ
ドル円:108.03円 - 108.56円
ユーロドル:1.1203ドル - 1.1309ドル
ユーロ円:121.26円 - 122.40円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2019年06月07日(金)06時01分
FRBは6月FOMCから利下げ協議か、5月雇用統計が重要に
米連邦準備制度理事会(FRB)は利下げに関する協議を早くて6月の連邦公開市場委員会(FOMC)から開始する可能性が強まったと、ウォールストリートジャーナル紙が報じた。メンバーは、
1)何が利下げを決定をもたらすか
2)決定するまでにどのような情報が必要となるのかを議論することになる。
FOMCによる本年の成長見通しは2%と、昨年の3%から成長鈍化が予想されている。また、インフレも本年2%目標達成が未達に終わると見ており、見通しはすでに、政策金利であるFF金利誘導目標で現行の2.25%−2.5%が引き締め過ぎであることを示唆している可能性もある。
市場エコノミストはFRBが本年9月と、12月にそれぞれ25ベーシスポイントの利下げを決定、さらに2020年に入り25ベーシスポイントの利下げを決定すると見ている。
パウエル議長は4日、5日にシカゴで開催されたFRB会合において、貿易問題がいつ、どのように解決することになるかわからないと指摘し、貿易緊張による成長見通しへの影響を監視しつつ、成長を維持するために行動すると、利下げの可能性も除外しなかった。
しかし、米連邦公開市場委員会(FOMC)では利下げを巡り、カプラン米ダラス連銀総裁のように「早まった判断をしたくない」との見解を示すメンバーも少なくない。カプラン総裁は、「何らかの措置が必要であるかどうかを判断するのは時期尚早」と主張している。
パウエルFRB議長やクラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長と同様に、FOMCの中での権限が大きいNY連銀のウィリアムズ総裁は低すぎるインフレがより差し迫った問題であることや、不透明感が強まっていることを認めながらも、経済や雇用が引き続き強い軌道上にあると楽観的な見方を示している。また、市場が利下げ観測を強めつつある中、「FRBと市場の見解が相違することはありうる」との言及にとどめた。実際、FRBが公表したベージュブックでは全12地区で経済活動の拡大が確認された。
米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の金融政策の軌道を探るためにも米労働省がワシントンで7日に発表する予定の5月雇用統計の結果が重要となってくる。
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2019年06月07日(金)05時55分
ドル円、伸び悩み ホワイトハウス見解も重し
ドル円は伸び悩み。5時20分頃に一時108.56円と5月31日以来の高値を付けたものの、米ホワイトハウスが「米政府は依然としてメキシコからの輸入品に対する追加関税の発動を進めている」との見解を示すと上げ幅を縮めた。5時53分時点では108.39円付近で推移している。
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2019年06月07日(金)05時54分
サンダース米報道官「米国政府は依然対メキシコ関税の準備を進めている」
サンダース米報道官「米国政府は依然対メキシコ関税の準備を進めている」
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2025年04月25日(金)の最新FX・為替ニュース
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