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2019年07月10日(水)のFXニュース(3)

  • 2019年07月10日(水)09時11分
    日経平均寄り付き:前日比65.69円安の21499.46円

    日経平均株価指数前場は、前日比65.69円安の21499.46円で寄り付いた。
    ダウ平均終値は22.65ドル安の26783.49。
    東京外国為替市場、ドル・円は7月10日9時04分現在、108.93円付近。

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  • 2019年07月10日(水)09時07分
    ドル円108.97円までじり高、昨日高値108.96円を上回る

     ドル円は、米10年債利回りが2.06%台後半へ上昇し、5・10日(ゴトー日)仲値への思惑から108.97円までじり高に推移し、昨日高値108.96円を上回った。109.00円にはドル売りオーダー、NYカットオプションが控えているものの、超えるとストップロス買いが控えており、買い仕掛けに要警戒か。

  • 2019年07月10日(水)08時59分
    ドル円108.94円までじり高、5・10日(ゴトー日)のドル買い意識か

     ドル円は、5・10日(ゴトー日)仲値に向けたドル買いなどで108.94円までじり高。ユーロ円は122.06円、ポンド円は135.70円前後、豪ドル円は75.45円前後、NZドル円は71.90円前後で強含み。

  • 2019年07月10日(水)08時41分
    ドルは主に108円台後半で推移か、米FRB議長の議会証言を待つ状況

     9日のドル・円相場は、東京市場では108円68銭から108円91銭まで上昇。欧米市場でドルは108円96銭から108円73銭まで下げており、108円86銭で取引を終えた。

     本日10日のドル・円は主に108円後半で推移し、下げ渋る値動きか。日本時間10日夜にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言が予定されており、証言内容を確認する必要があるため、アジア市場での為替取引はやや動意薄の状態が続く可能性がある。

     9日のニューヨーク市場では米長期金利の上昇を意識したドル買いが優勢となった。10日、11日に開かれるパウエルFRB議長の議会証言に対する市場の関心は高いようだが、市場関係者の間からは「金利引き下げを積極的に支持するような証言は得られない」との見方が増えている。現時点で7月利下げは確実な状況だが、8月以降の金利見通しは定かではないとの見方が増えている。

     ただし、今後発表される米主要経済指標が悪化した場合、9月か10月に追加利下げが実施される可能性は排除されていない。過剰な利下げ期待が後退した影響でドル・円は強含みとなっているが、日本銀行が緩和的な金融政策を長期間維持するとの思惑がドル・円相場を下支えしているとみられている。

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  • 2019年07月10日(水)08時35分
    ドル円108.89円前後、SGX日経225先物は21505円で寄り付き

     ドル円は108.89円付近で推移。シンガポール取引所(SGX)の日経225先物(期近限月)は、大阪夜間終値(21510円)と比べ5円安の21505円でスタート。

  • 2019年07月10日(水)08時05分
    東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小動き

     10日の東京外国為替市場でドル円は小動き。8時時点では108.88円とニューヨーク市場の終値(108.85円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。本邦勢の本格参入を前に108.80円台でのもみ合いとなっている。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を今晩に控えて様子見姿勢は強いが、本日は5・10日(ゴトー日)とあって仲値にかけてはドル買い需要が意識されそうだ。

     ユーロ円も小動き。8時時点では122.01円とニューヨーク市場の終値(122.00円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。東京株式相場の取引開始待ちの状況。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比10円安の21500円で引けた。

     ユーロドルは8時時点では1.1206ドルとニューヨーク市場の終値(1.1208ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:108.83円 - 108.89円
    ユーロドル:1.1206ドル - 1.1209ドル
    ユーロ円:121.97円 - 122.03円

  • 2019年07月10日(水)08時00分
    東京為替見通し=ドル円、パウエルFRB議長議会証言控えて動意に乏しい展開か

     9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米10年債利回りが2.06%台へ上昇したことで108.93円付近まで続伸した。メキシコペソは、ウルスア・メキシコ財務相の辞任を受けて下落、対ドルで19.3552ペソ、対円で5.62円まで下落した。

     本日の東京市場のドル円は、本日23時からのパウエルFRB議長の半期に一度の議会証言(下院金融サービス委員会)を控えて動意に乏しい展開が予想される。
     パウエルFRB議長は、昨年末までは中立金利水準にはまだ距離があるとして、段階的な利上げとバランスシートの自動操縦的な縮小という二重の金融引き締めに邁進するタカ派であり、米連邦公開市場委員会(FOMC)は2019年の利上げ回数を2回と示唆していた。しかし、今年になってからは、利上げに対して「忍耐強く」なり、バランスシートの縮小の停止を決定し、6月のFOMCでは、景気拡大を持続させるために「適切に行動する」として予防的利下げを示唆するハト派となり、年内の利下げを予想するメンバーが8名となった。
     本日の議会証言では、史上最長の景気拡大期の中で、失業率は歴史的な低水準となり、ニューヨーク株式市場が史上最高値を更新する環境下での予防的利下げの意義が問われることになる。
     米6月非農業部門雇用者数(前月比+22.4万人)を受けて、7月30-31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で予防的利下げの確率は、0.50%は低下しているが、0.25%は依然としてほぼ確実視されている。
     懸念材料は、インフレ率が2.0%に満たないこと、長短金利逆転(逆イールド)によるリセッション(景気後退)警告、すなわち、米10年債利回りが3カ月物財務省短期証券(TB)金利だけでなく、FF金利誘導目標(2.25-50%)も下回っていること、などが挙げられる。
     0.50%の利下げ(確率0.5%)が示唆された場合、トランプ米大統領による圧力に屈服したことになり、ニューヨーク株式市場は歓迎しつつも、パウエルFRB議長への信頼感は失墜する。
     0.25%の利下げ(確率99.5%)が示唆された場合、これまでの歴代FRB議長が、ITバブルなど株式市場の崩壊、住宅バブル市場の崩壊など、危機が起きてから事後的に金融緩和に乗り出した先例を無視して、予防的・事前的に利下げ・金融緩和に乗り出す理由が問われることになる。
     もし、利下げが9月以降に先送りされた場合(確率0%)、市場を混乱させたことで、低下中のパウエルFRB議長への信頼感が失墜することになる。
     利下げが9月FOMC以降に先送りされた場合、イラン情勢を巡る地政学リスクや休戦中の米中通商協議の難航懸念、来月の日米通商協議への警戒感、そして、トランプ米大統領が「為替操作ゲーム」を傍観することは間抜けとしてドル売り介入の可能性を示唆していることから、ドル円の上値はネック・ライン109.71円までだと思われる。

  • 2019年07月10日(水)07時56分
    NY市場動向(取引終了):ダウ22.65ドル安(速報)、原油先物0.70ドル安

    【 米国株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 26783.49  -22.65   -0.08% 26807.70 26665.57   13   17
    *ナスダック   8141.73  +43.35   +0.54%  8146.98  8061.32 1384 1144
    *S&P500      2979.63   +3.68   +0.12%  2981.90  2963.44  264  235
    *SOX指数     1461.21  +10.80   +0.74%
    *225先物       21510 大証比  +0   +0.00%

    【 為替 】               前日比       高値    安値
    *ドル・円     108.87   +0.15   +0.14%   108.96   108.68
    *ユーロ・ドル   1.1208 -0.0006   -0.05%   1.1219   1.1193
    *ユーロ・円    122.01   +0.08   +0.07%   122.13   121.85
    *ドル指数      97.51   +0.13   +0.13%   97.59   97.36

    【 債券 】           前日比       高値    安値
    * 2年債利回り    1.91   +0.02      1.92    1.87
    *10年債利回り    2.07   +0.02      2.07    2.03
    *30年債利回り    2.54   +0.01      2.55    2.52
    *日米金利差     2.21   +0.16

    【 商品/先物 】           前日比       高値    安値
    *原油先物      58.36   +0.70   +1.21%   59.10   57.29
    *金先物       1399.5   -0.5   -0.04%   1402.4   1387.5
    *銅先物       262.8   -3.1   -1.17%   265.9   261.2
    *CRB商品指数   180.71   +0.03   +0.01%   180.84   179.29

    【 欧州株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *英FT100     7536.47  -12.80   -0.17%  7553.30  7517.94   42   59
    *独DAX     12436.55 -106.96   -0.85% 12477.58 12364.16   5   25
    *仏CAC40     5572.10  -17.09   -0.31%  5582.77  5544.62   12   27

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  • 2019年07月10日(水)07時53分
    NY金先物は下げ渋り、安全逃避的な買いは縮小せず

    COMEX金8月限終値:1400.50 ↑0.50

     9日のNY金先物8月限は下げ渋り。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は前日比+0.50ドルの1オンス=1400.50ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは1387.50−1402.40ドル。通常取引の時間帯では1400ドル手前での戻り売り興味が上値を抑えていたが、通常取引終了後に金先物は底堅い動きを見せた。米国とイランの関係悪化を警戒して安全逃避的な金買いは縮小していないようだ。

    ・NY原油先物:小幅高、米国とイランの関係悪化に対する警戒感残る

    NYMEX原油8月限終値:57.83 ↑0.17

     9日のNY原油先物8月限は小幅高。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は前日比+0.17ドルの57.83ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは57.29ドル−59.10ドル。通常取引終了後の時間外取引で59.10ドルまで買われた。米国とイランの関係悪化に対する警戒感は消えていないため、安定的な原油供給が損なわれてしまう可能性があることが原油高につながっているようだ。

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  • 2019年07月10日(水)07時49分
    世界各国通貨に対する円:対ドル0.15%安、対ユーロ0.07%安

                      現在値    前日比       %   前日終値
    *ドル・円           108.88円   +0.16円    +0.15%   108.72円
    *ユーロ・円         122.02円   +0.09円    +0.07%   121.93円
    *ポンド・円         135.70円   -0.36円    -0.26%   136.06円
    *スイス・円         109.57円   +0.17円    +0.16%   109.40円
    *豪ドル・円          75.45円   -0.36円    -0.48%   75.81円
    *NZドル・円         71.93円   -0.06円    -0.09%   71.99円
    *カナダ・円          82.93円   -0.09円    -0.11%   83.02円
    *南アランド・円        7.68円   +0.01円    +0.08%    7.67円
    *メキシコペソ・円       5.68円   -0.07円    -1.13%    5.75円
    *トルコリラ・円       19.00円   +0.05円    +0.26%   18.95円
    *韓国ウォン・円        9.20円   -0.01円    -0.08%    9.21円
    *台湾ドル・円         3.49円   +0.01円    +0.15%    3.49円
    *シンガポールドル・円   79.95円   -0.00円    -0.00%   79.95円
    *香港ドル・円         13.94円   +0.00円    +0.03%   13.94円
    *ロシアルーブル・円     1.70円   -0.01円    -0.32%    1.71円
    *ブラジルレアル・円     28.67円   +0.12円    +0.43%   28.54円
    *タイバーツ・円        3.53円   +0.01円    +0.20%    3.53円
                  年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
    *ドル・円            -0.74%   114.55円   104.87円   109.69円
    *ユーロ・円           -3.03%   133.13円   118.71円   125.83円
    *ポンド・円           -2.98%   149.72円   131.70円   139.87円
    *スイス・円           -1.83%   118.06円   105.92円   111.62円
    *豪ドル・円           -2.41%   84.03円   70.64円   77.31円
    *NZドル・円         -2.41%   78.86円   69.14円   73.71円
    *カナダ・円           +3.13%   89.22円   76.98円   80.41円
    *南アランド・円        +0.58%    8.55円    7.08円    7.63円
    *メキシコペソ・円       +1.83%    6.16円    5.35円    5.58円
    *トルコリラ・円        -8.15%   23.71円   15.46円   20.68円
    *韓国ウォン・円        -6.46%   10.28円    9.05円    9.84円
    *台湾ドル・円         -2.62%    3.74円    3.41円    3.59円
    *シンガポールドル・円    -0.66%   83.32円   76.71円   80.48円
    *香港ドル・円         -0.45%   14.61円   13.40円   14.01円
    *ロシアルーブル・円     +7.56%    1.82円    1.52円    1.58円
    *ブラジルレアル・円     +1.50%   31.33円   26.39円   28.24円
    *タイバーツ・円        +4.25%    3.57円    3.26円    3.39円

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  • 2019年07月10日(水)07時30分
    NY金先物は下げ渋り、安全逃避的な買いは縮小せず

    COMEX金8月限終値:1400.50 ↑0.50

     9日のNY金先物8月限は下げ渋り。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は前日比+0.50ドルの1オンス=1400.50ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは1387.50−1402.40ドル。通常取引の時間帯では1400ドル手前での戻り売り興味が上値を抑えていたが、通常取引終了後に金先物は底堅い動きを見せた。米国とイランの関係悪化を警戒して安全逃避的な金買いは縮小していないようだ。

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  • 2019年07月10日(水)07時04分
    米5月JOLT求人件数、2カ月連続で減少も総失業者数を依然上回る

     米労働省が発表した5月JOLT求人件数は732.3万件と2カ月連続で減少した。2018年5月来の低水準となった2月以来で最低。本年の求人は2009年以来で最悪のペースでのスタートとなったとの懸念もある。とはいえ、求人件数は依然597.5万人の総失業者数を130万上回っている。最大の懸念は、採用が4月から26.7万減少し572.5万となったことが挙げられている。離職は4月の568.7万人から550万人に小幅減少。

    民間の求人はほぼ変わらず、政府関連の求人は5.4万件減少。サービスは+7.7万件、建設肝炎は‐6.5万件、輸送、公益事業‐6万件、不動産関連は−4.9万件などとなった。

    労働者の市場への自信をあらわすとして注目される同指数の退職率(Quits rate)は2.3%で4月と同水準を維持。2018年6月時の2.2%を上回った。引き続き労働市場の強さを確認する結果と見られる。

    ■雇用たるみダッシュボード

    ◎危機前に比べ状態が改善                        危機前の水準
    5月解雇率(Layoffs/discharges rate):1.2%(4月1.2%、昨年1.2%)  1.4%
    6月失業率(Unemploynent rate):3.7%(5月3.6%)            5%
    5月求人率(Job openings rate):4.6%(4月4.7%、昨年4.6% )     3%
    5月退職率(Quits rate):2.3%(3月2.3%、昨年2.2%)         2.1% 
    6月広義の失業率(U-6):7.2%(5月7.1%)                  8.8%
    5月採用率(Hiring rate):3.8%(4月4.0%、昨年3.9%)        3.8%
    6月雇用者数(Nonfirm payrolls):前月比+22.4万人(5月+17.5万人) +16.18万人

    ◎状態が危機前より依然悪い
    6月長期失業率:36.5%(5月36.1%、2018年36.3%)            19.1% 
    6月労働参加率:62.9%(5月62.8%)                     66.1%

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  • 2019年07月10日(水)07時04分
    円建てCME先物は9日の225先物比5円安の21505円で推移

    円建てCME先物は9日の225先物比5円安の21505円で推移している。為替市場では、ドル・円は108円80銭台、ユーロ・円は121円90銭台。

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  • 2019年07月10日(水)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    08:50 国内企業物価指数(6月) 0.4% 0.7%


    <海外>
    10:30 中・消費者物価指数(6月) 2.7% 2.7%
    10:30 中・生産者物価指数(6月) 0.3% 0.6%
    17:30 英・鉱工業生産指数(5月) 0.8% -2.7%
    17:30 英・商品貿易収支(5月) -126.00億ポンド -121.13億ポンド
    20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-M、1次プレビュー)(7月)  0.73%
    20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)  -0.1%
    21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA)(6月) -0.01% 0.13%
    23:00 米・卸売在庫(5月) 0.4% 0.4%
    23:00 加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表 1.75% 1.75%

      米・パウエルFRB議長が下院金融委員会で半年に一度の議会証言
      米・セントルイス連銀総裁が講演
      米・連邦公開市場委員会(FOMC)議事録公表(6月18-19日分)


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2019年07月10日(水)06時03分
    ニューヨーク外国為替市場概況・9日 ドル円、4日続伸

     9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4日続伸。終値は108.85円と前営業日NY終値(108.72円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。日本時間夕刻に一時108.96円と日通し高値を付けたものの、節目の109.00円や5月13日の安値109.02円が目先レジスタンスとして意識されると108.73円付近まで押し戻された。現物のダウ平均が140ドル超下落したことも相場の重し。ただ、米長期金利の上昇に伴う買いが入ると再び108.93円付近まで強含んだ。
     もっとも、10−11日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控えて様子見ムードが広がり、方向感に乏しい展開だった。今日の安値はアジア時間に付けた108.68円で値幅は28銭程度だった。

     ユーロドルは3日続落。終値は1.1208ドルと前営業日NY終値(1.1214ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。ただ、FRB議長の議会証言を控えて様子見ムードが強く、かなり狭い範囲での値動きだった。NY時間の値幅は0.0018ドル程度と小さかった。
     なお、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は「FRBは雇用指標ではなく、物価指標をみるべき」「トランプ米大統領は他の通貨が弱くなり過ぎていることを懸念」などと述べたが、相場の反応は限られた。

     ユーロ円は4日続伸。終値は122.00円と前日NY終値(121.93円)と比べて7銭程度のユーロ高水準となった。NY市場では122.00円を挟んだ狭いレンジ取引に終始した。

     メキシコペソは急落。ウルスア・メキシコ財務相が辞任を表明したことをきっかけに、通貨ペソを売る動きが活発化。メキシコ株式相場が軟調に推移したこともペソの重しとなり、ドルペソは一時19.3552ペソ、ペソ円は5.62円までペソ安が進んだ。なお、後任にはアルトゥロ・エレラ次官が就任する。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:108.68円 - 108.96円
    ユーロドル:1.1193ドル - 1.1219ドル
    ユーロ円:121.85円 - 122.13円

2024年11月23日(土)の最新FX・為替ニュース

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