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2020年05月15日(金)のFXニュース(6)

  • 2020年05月15日(金)20時05分
    欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、弱含み

     15日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。20時時点では107.00円と17時時点(107.10円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。欧州勢から週末を前にした持ち高調整売りが散見されるなか、クロス円の下げにつれて一時106.99円まで下押しした。

     ユーロ円はさえない。20時時点では115.67円と17時時点(115.83円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。日経平均先物やダウ先物が下げに転じたことをながめ、リスク回避目的の売りが進んだ。一時115.63円まで本日安値を更新した。

     ユーロドルは20時時点では1.0810ドルと17時時点(1.0815ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。4月米小売売上高などの発表を控えていることもあり、方向感の乏しい動きに。1.0810ドル台を中心とするレンジ内で持ち高調整の域を出なかった。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:106.99円 - 107.43円
    ユーロドル:1.0793ドル - 1.0820ドル
    ユーロ円:115.63円 - 116.09円

  • 2020年05月15日(金)20時01分
    ドル円106.99円までじり安、NYカットオプションで下値は限定的か

     ドル円は107.00円のドル買いオーダーをこなして、106.99円までじり安。しかし、本日の大口の107.00円NYカットオプションで下値は限定的か。

  • 2020年05月15日(金)19時39分
    クロス円、弱含み ダウ先物はマイナス圏に転落

     クロス円は弱含み。時間外のダウ先物が再びマイナス圏に沈んだこともあり、全般に円高が進んだ。ユーロ円は115.68円、ポンド円は130.53円、豪ドル円は68.98円、NZドル円は63.99円まで下落したほか、ドル円も本日安値の107.01円に面合わせするなどさえない動きが続いている。

  • 2020年05月15日(金)19時24分
    ドル・円は底堅い、ユーロは買い後退

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は107円付近に弱含んだが、節目の水準は維持。17時に発表されたドイツの1-3月期国内総生産(GDP)速報値は下振れ予想と一致し、ユーロ売りは回避された。ただ、下押し圧力がかかりやすく、ドル・円をサポートしているもよう。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円01銭から107円11銭、ユーロ・円は115円68銭から115円85銭、ユーロ・ドルは1.0805ドルから1.0819ドル。

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  • 2020年05月15日(金)19時13分
    来週のスイスフラン「上げ渋りか、リスク回避のフラン買い縮小も」

    [スイスフラン]

     来週のスイスフラン・円は上げ渋りか。スイス中央銀行はフラン高を抑制する方針を堅持していること、安全通貨としてのドルの需要は増える可能性があることから、リスク回避的な米ドル売り・スイスフラン買いは縮小しつつある。米ドル・円相場に大きな動きがない場合、スイスフランの対円レートは110円台後半で伸び悩む状態が続くとみられる。
    ○発表予定のスイス主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:109円00銭−111円00銭

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  • 2020年05月15日(金)19時13分
    来週のカナダドル「弱含みか、今後の緩和政策拡大の思惑が売り圧力に」

    [カナダドル]

     来週のカナダドル・円は弱含みか。カナダ中央銀行次期総裁のマックレム氏は、「カナダ経済は新型コロナウイルスで急停止も」と危機感をみせており、今後の緩和政策拡大の思惑がカナダドルへの売り圧力になる。また、世界的な新型ウイルス感染第2波への警戒から、資源価格の先安観もカナダドルの反発を抑える要因となる。
    ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・20日:4月消費者物価指数(3月:前年比+0.9%)
    ・22日:3月小売売上高(2月:前月比+0.3%)
    ・予想レンジ:75円00銭-77円00銭

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  • 2020年05月15日(金)19時12分
    来週の英ポンド「弱含みか、ウイルス感染第2波を警戒」

    [英ポンド]

     来週のポンド・円は弱含みか。ウイルス感染の第2波が警戒され、英国経済の底入れ期待は弱まりそうだ。雇用、インフレ指標、小売売上高などの経済指標が市場予想を下回った場合、英国経済の先行きへの懸念でポンド売りに振れやすい。コロナ発生源をめぐる米中対立への思惑で、リスク回避の円買いが強まればポンドを下押ししよう。
    ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
    ・19日:4月失業率(3月:3.5%)
    ・20日:4月消費者物価コア指数(3月:前年比+1.6%)
    ・22日:4月小売売上高(3月:-5.1%)
    ・予想レンジ:129円00銭−132円00銭

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  • 2020年05月15日(金)19時11分
    来週のNZドル「弱含みか、NZ準備銀行によるマイナス金利導入の思惑残る」

    [NZドル]

     来週のNZドル・円は弱含みか。NZでは学校などの再開も可能となることで、社会・経済活動の回復進展が好感される。ただ、NZ準備銀行(中央銀行)がマイナス金利導入検討の姿勢を示していることから、NZドル売りが勝る可能性も。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・22日:1-3月期小売売上高(10-12月期:前期比+0.7%)
    ・予想レンジ:62円00銭-65円00銭

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  • 2020年05月15日(金)19時00分
    NY為替見通し=第2次米中貿易戦争の可能性や米経済指標に要注目か

     本日のNY為替市場のドル円は、第2次米中貿易戦争への警戒感が上値を抑える中、米国の4・5月の経済指標に注目する展開が予想される。
     本日は、4月米小売売上高(予想:前月比▲12.0%/自動車を除く前月比▲8.6%)、5月米ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想:▲63.5)、4月米鉱工業生産指数(予想:前月比▲11.5%)、設備稼働率(予想:64.0%)、5月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値、予想:68.0)の発表が予定されており、先日のパウエルFRB議長の悲観的な経済見通しを裏付けるようなネガティブサプライズに要警戒か。
     新型コロナウイルスを巡る米中の対立激化を受けて、第2次米中貿易戦争の可能性が高まりつつある。
     米連邦職員や軍人の退職年金を運用する米連邦退職貯蓄投資理事会(FRTIB)が、中国企業の株式への投資計画を中止すると発表していること、米議会が、中国が新型コロナウイルス感染拡大に至る経緯の調査に協力せず、十分に説明しない場合に、対中制裁を科す権限を大統領に付与する法案を提出していること、米連邦捜査局(FBI)と国土安全保障省が、中国がワクチンや治療法、検査に関する情報を盗もうとしているとして医療や製薬の関係機関に警告し、不審な動きがあれば通報するよう呼び掛けたことなどで、今後も関連ヘッドラインに要警戒か。
     ドル円の注文状況は、上値には、107.50円にドル売りオーダーと本日のNYカットオプション、超えるとストップロス買いが控えている。下値には、107.00円にドル買いオーダー、本日のNYカットオプションが控えている。

    ・想定レンジ上限
     ドル円の上値の目処(めど)は、200日移動平均線の108.28円。

    ・想定レンジ下限
     ドル円の下値の目処(めど)は、一目均衡表・雲の下限の106.71円。

  • 2020年05月15日(金)18時54分
    来週の豪ドル「弱含みか、中国圧力による売り継続の可能性」

    [豪ドル]

     来週の豪ドル・円は弱含みか。新型コロナウイルスへの対応に関する独立した調査要求をめぐり、豪政府に対する中国からの経済的圧力の継続が引き続き豪ドル売りにつながる。豪準備銀行(中央銀行)の5月理事会議事要旨の発表があり、マイナス金利への何らかの言及があるのかも注目される。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・19日:豪準備銀行5月理事会議事要旨
    ・予想レンジ:67円00銭-70円00銭

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  • 2020年05月15日(金)18時52分
    来週のユーロ「弱含みか、米中対立への懸念強まる」

    [ユーロ]

    「弱含みか、世界経済下振れで安全通貨のドル買い」
     来週のユーロ・ドルは弱含みか。新型コロナウイルス感染再拡大への警戒感が広がるなか、域内景況感の改善は遅れている。製造業・サービス行などの経済指標が市場予想を下回った場合、ユーロ売り・米ドル買いが強まる可能性がある。
    ・予想レンジ:1.0650ドル−1.0950ドル


    「弱含みか、米中対立への懸念強まる」
     来週のユーロ・円は弱含みか。新型コロナウイルス感染再拡大が警戒されるなか、製造業・サービス業PMIなどの経済指標が低調なら景気回復への期待後退でユーロ売りに振れやすい。また、コロナ発生源をめぐる米中対立も懸念材料か。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・22日:5月マークイット製造業PMI(4月:33.4)
    ・22日:5月マークイットサービス業PMI(4月:12.0)
    ・予想レンジ:114円00銭−117円00銭

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  • 2020年05月15日(金)18時51分
    来週のドル・円「安全通貨としてのドル需要増大の可能性」

    [ドル・円]

     来週のドル・円は底堅い値動きか。新型コロナウイルスの影響で米中関係や世界経済の先行きに懸念が強まり、主要国の株式が下落した場合、投資家のリスク許容度は再び低下し、安全通貨としてのドルの需要はやや強まる可能性がある。コロナ発生源をめぐり米トランプ政権が中国に対する批判を強めており、今後の米中対立に発展する可能性から、一部でリスク回避的な円買いが増えるケースも想定されているが、トランプ大統領はドル高について肯定的な見解を示しており、目先的にリスク回避的なドル売り・円買いが拡大する可能性は低いとみられる。

     米国内の多くの州で都市封鎖(ロックダウン)が段階的に解除される方向で、経済の正常化に向けて期待感が高まる。しかしながら、パウエル議長の想定以上に悲観的な発言内容に市場心理は圧迫され、世界経済の持ち直しへの観測は後退している。来週発表される経済指標が市場予想を下回った場合、パウエル議長の予想を裏付ける可能性もあろう。その場合、米長期金利は低下しても安全通貨としてのドル買いは縮小せず、主要通貨に対して底堅く推移するとみる。パウエル議長は19日と21日にも発言機会があり、景気回復の足取りについての見解に再度注目が集まりそうだ。

     FRBのマイナス金利導入に関する可能性も、引き続き焦点となる。パウエル議長は否定的な見解を示しているが、市場関係者の間では年内にも導入される可能性があるとの思惑が浮上している。パウエルFRB議長が米国金利見通しについて弱気な見方を提示した場合、ドルの上昇を抑える圧力になりうる。

    【米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨】(20日公表予定)
     FRBは4月28-29日に開催したFOMCで、積極的な緩和政策を堅持する方針を示した。本格的な景気後退を前にマイナス金利への思惑は根強く、委員の意見が注目される。

    【米・5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数)】(21日発表予定)
     21日発表の4月フィラデルフィア連銀景況調査(製造業景気指数)は-40.0と、前月の-56.6から改善が見込まれる。ただ、製造業の急激な回復は見込みにくいとの思惑から、市場予想と一致してもドル買い要因にはなりにくい。

    ・予想レンジ:106円00銭−109円00銭

    ・5月18日−22日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

    ○(米)4月住宅着工件数 19日(火)午後9時30分発表予定
    ・予想は、95万戸
     3月実績は121.6万戸。4月については、ウイルス感染の拡大を防ぐために導入された都市封鎖の影響をより強く受けていることから、着工件数は大幅に減少する見込み。着工件数は5月以降もさえない状態が続くと予想されている。

    ○(日)4月貿易収支 21日(木)午前8時50分発表予定
    ・予想は、-4089億円
     先行指標となる4月上中旬分の貿易収支は-7519億円で赤字幅は前年同期比で55%拡大した。輸出入金額は大幅に減少している。前年4月の貿易収支は590億円の黒字だったが、今年4月の貿易収支は、輸出減少の影響で数千億円規模の赤字となる可能性がある。

    ○(米) 5月マークイット製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値 21日(木)午後10時45分発表予定
    ・予想は、37.8
     参考となる4月実績は36.1。新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、全米レベルで外出制限などが行われている影響で経済活動は停滞。失業者数は2000万人を超えた。この状況は5月も続いており、速報値は4月実績と同水準にとどまる可能性がある。

    ○(欧) 5月ユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値 22日(金)午後5時発表予定
    ・予想は、38.0
     参考となる4月実績は33.4。新型コロナウイルス感染拡大防止のためユーロ圏諸国は、さまざまな制限措置を講じており、域内の経済活動は一段と低下した。5月上旬時点で状況は大きく変わっていないことから、製造業PMIの大幅な改善は期待できない。

    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・18日(月):(日)1-3月期国内総生産一次速報値
    ・19日(火):(独)5月ZEW景気期待指数、(米)4月建設許可件数
    ・20日(水)(日):3月機械受注、(欧)3月ユーロ圏経常収支
    ・21日(木):(英)5月マークイット総合PMI、(米)4月景気先行指数、(米)4月中古住宅販売件数
    ・22日(金):(日)4月全国消費者物価コア指数、(独)5月マークイット総合PMI 、(英)4月小売売上高

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  • 2020年05月15日(金)18時41分
    ドル円107.01円までじり安、107.00円には買いオーダーとNYカットオプション

     ドル円は、米中対立激化への警戒感が重しとなっており、107.01円までじり安に推移。107.00円にはドル買いオーダーと本日のNYカットオプション、割り込むとストップロス売りが控えている。ユーロ円は115.69円、ポンド円は130.60円前後で弱含み。

  • 2020年05月15日(金)18時19分
    ドル・円は107円台を維持、ドル買いは後退

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は一時107円付近まで下げたが、足元は小幅に値を戻した。欧州株や米株式先物は堅調地合いで、株高を好感した円売りが主要通貨を下支えする。また、欧米株高観測を受け、安全通貨のドルへの買いも縮小しつつあるようだ。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円02銭から107円11銭、ユーロ・円は115円68銭から115円85銭、ユーロ・ドルは1.0805ドルから1.0819ドル。

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  • 2020年05月15日(金)18時18分
    東京為替概況:ドル・円は反落、仲値にかけて上昇も夕方にかけて売り

     15日の東京市場でドル・円は反落。日本株高を受けた円売りや仲値にかけての国内勢のドル買いで、一時107円43銭まで強含んだ。ただ、利益確定売りに押され失速。その後は中国株やクロス円の下落で、ドルは朝方の安値を下抜け107円11銭まで値を下げた。

     ユーロ・円は116円09銭から115円70銭まで値を下げた。ユーロ・ドルは1.0793ドルから1.0815ドルまで切り返した。

    ・17時時点:ドル・円107円00-10銭、ユーロ・円115円80-90銭
    ・日経平均株価:始値20149.79円、高値20198.25円、安値19832.88円、終値20037.47円(前日比122.69円高)

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