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2023年03月03日(金)のFXニュース(6)

  • 2023年03月03日(金)20時05分
    欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、じり安の流れ継続

     3日の欧州外国為替市場でドル円はじり安の流れが継続。20時時点では136.26円と17時時点(136.41円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。時間外取引の米10年債利回りが一時4%割れまで低下。米金利低下を受けたドル軟化で、ドル円は136.12円まで下値を探った。

     ユーロドルは底堅い。20時時点では1.0617ドルと17時時点(1.0610ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利が低下するなか、独10年債利回りも一時2.7%割れまで低下したため、ユーロ安・ドル高推移となる場面もあった。1月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)が予想以上に弱かったことも重し。しかし、全般的なドル安地合いが支援となり、1.06ドル割れは回避して持ち直した。

     ユーロ円は戻りが鈍い。20時時点では144.67円と、17時時点(144.74円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下押し先行や、ドル円の円高推移が重し。一時144.41円まで下落した。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:136.12円 - 136.79円
    ユーロドル:1.0596ドル - 1.0629ドル
    ユーロ円:144.41円 - 145.04円

  • 2023年03月03日(金)19時37分
    NY為替見通し=ドル円の調整売りは一時的か、ISM非製造業には要注目

     ドル円は、時間外の米10年債利回りが低下していることや、週末を前にしたポジション調整のドル売りが優勢となり、上値が重く推移している。

     本日のNY時間は、NY午前に発表される経済指標とNY午後に行われるボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事が参加するパネル討論での発言が注目される。

     経済指標では、2月サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数に注目。これまで発表された2月の経済指標(シカゴ購買部協会景気指数、米消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業景気指数、ISM製造業景気指数など)は、市場予想を下回る結果になった。しかしながら、1月のISM製造業も市場予想より弱い結果だったが、非製造業は好結果だったことで、製造業と非製造業の相関性はあまりない。また、2月の指標が弱いにもかかわらず、米金利は上昇傾向をたどっていることを考えると、仮に本日の指標結果が予想を裏切るものとなった場合でも、金利低下のドル売りは一時的になると見込まれる。

     NY午後にはボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事がシカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネスのパネル・ディスカッションに参加する。「中央銀行ファシリティの課題について」が、主な議題になっているが、どの程度金融政策について述べるかは不明。ややタカ派とされる理事だが、ディスカッションが行われる時間が、NY市場が閉まる直前ということもあり、流動性の薄い中でサプライズとなるコメントが出た場合には警戒したい。

     なお、米雇用統計は第1金曜日に発表されることが多いことで、本日米雇用統計が発表されることを期待している市場参加者もいるが、米雇用統計は第1金曜日ではなく前月12日を含む週の3週間後の金曜日なので、今月は来週10日に発表される。

    ・想定レンジ上限
     ドル円の上値目途は、200日移動平均線137.32円から昨年12月20日高値137.48円が抵抗帯。

    ・想定レンジ下限
     ドル円の下値目途は、1日NY午後に付けた安値135.71円、その下は1日安値135.26円。

  • 2023年03月03日(金)19時12分
    ドル・円はじり安、ユーロも下落基調に

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円はじり安となり、136円10銭台に値を下げた。一方、ユーロ・ドルは下落に転じ、1.06ドル付近まで失速している。デギンドス欧州中銀(ECB)副総裁は域内のインフレ率について今年半ばまでに6%未満に低下するとの見通しを示した。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は136円11銭から136円45銭、ユーロ・円は144円43銭から144円92銭、ユーロ・ドルは1.0607ドルから1.0629ドル。

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  • 2023年03月03日(金)19時02分
    【速報】ユーロ圏・1月生産者物価指数は予想を下回り+15.0%


     日本時間3日午後7時に発表されたユーロ圏・1月生産者物価指数は予想を下回り、前年比+15.0%となった。

    【経済指標】
    ・ユーロ圏・1月生産者物価指数:前年比+15.0%(予想:+17.8%、12月:+24.5%←+24.6%)

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  • 2023年03月03日(金)18時45分
    来週のスイスフラン「もみ合いか、スイス中銀による追加利上げを意識したフラン買いは一巡」

    [スイスフラン]
     来週のスイスフラン・円はもみ合いか。日本銀行は総裁交代後も現行の大規模な金融緩和策をしばらく維持する可能性があるため、リスク回避的な米ドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低い。一方、スイス中央銀行による追加利上げを意識した米ドル売り・スイスフラン買いは一巡しており、新たなフラン買い材料が提供されない場合、リスク選好的なスイスフラン買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
    〇発表予定のスイス経済指標・注目イベント
    ・7日:2月失業率(1月:2.2%)
    ・予想レンジ:143円00銭-147円00銭

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  • 2023年03月03日(金)18時44分
    来週のカナダドル「弱含みか、中銀金利据え置き予想」

    [カナダドル]
     来週のカナダドル・円は弱含みか。カナダ中央銀行の金融政策決定会合では、政策金利(4.50%)の据え置きが予想されている。1月消費者物価指数の伸び鈍化に続き、10-12月期国内総生産(GDP)も前期比年率でゼロ成長になり、利上げ一時停止を後押しするとの見方に。声明で、今後のインフレや景気動向に関する見解、政策金利への言及などが注目される。2月雇用統計の発表があり、前月のややサプライズ的な大幅改善を受けた期待感が続きそうだ。
    ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・8日:1月貿易収支(2月:-1.6億加ドル)
    ・8日:カナダ中銀が政策金利発表(4.50%に据え置き予想)
    ・10日:2月雇用統計(1月:失業率5.0%、雇用者数増減+15.0万人)
    ・予想レンジ:99円00銭-101円50銭

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  • 2023年03月03日(金)18時43分
    来週の英ポンド「下げ渋りか、日銀緩和縮小の思惑後退」

    [英ポンド]
     来週のポンド・円は下げ渋りか。英国の消費者物価指数(CPI)の伸びが鈍化し、インフレのピークアウトが鮮明に。英中央銀行は追加利上げに前向きな姿勢を後退させており、引き締め期待のポンド買いは縮小しそうだ。一方、日本銀行銀は9-10日に金融政策決定会合を開催し。緩和継続の方針を維持する公算。また、当面の緩和政策が見込まれ、円売りがポンドをサポートしよう。
    ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
    ・10日:1月鉱工業生産(12月:前月比+0.3%)
    ・予想レンジ:161円00銭-166円00銭

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  • 2023年03月03日(金)18時42分
    来週の豪ドル「底堅い展開か、中銀の理事会では利上げ予想」

    [豪ドル]
     来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)の理事会では、政策金利の0.25ポイント引き上げが予想されている(3.60%へ)。また、「今後さらなる利上げが必要」との見解も示されるとみられるが、先月発表の四半期金融政策報告における経済見通しの前提となった「政策金利は23年半ばに3.75%前後でピーク」をめぐり、利上げ打ち止め間近の見方が浮上すれば豪ドル売りになる可能性がある。理事会翌日に予定されるロウ総裁の講演も注目される。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・7日:1月貿易収支(2月:+122.37億豪ドル)
    ・7日:豪準備銀行が政策金利発表(0.25ポイント引き上げ予想)
    ・8日:ロウ豪準備銀行総裁講演
    ・予想レンジ:91円00銭-93円50銭

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  • 2023年03月03日(金)18時42分
    来週のNZドル「底堅い展開か、大幅利上げ観測が引き続き下支え」

    [NZドル]
     来週のNZドル・円は底堅い展開か。NZ関連の主要経済指標の発表などがないなかでは、NZ準備銀行(中央銀行)の大幅利上げ観測の継続が下支えとなり、NZドルは下げにくい展開が見込まれる。一方、日銀は新体制でも金融緩和策を当面維持するとの見方から、政策修正思惑による円買い余地は後退へ。中国の2月貿易統計や生産者物価指数などの発表が材料視される。また、欧米のインフレ・景気懸念、中国の需要回復期待などによる株価や資源価格動向も見極めへ。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:84円00銭-86円50銭

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  • 2023年03月03日(金)18時41分
    来週のユーロ「底堅い動きか、インフレ高止まりでユーロ売り後退も」

    [ユーロ]

    「底堅い値動きか、ECBの利上げ長期化にらみユーロ売り後退も」
     来週のユーロ・ドルは底堅い値動きか。欧州中央銀行(ECB)理事会を控え、金融当局者からはタカ派的な見解が続く。域内のインフレ高止まりで利上げは長期化するとの見方から、ユーロ買いに振れやすい。ただ、ユーロ圏の景気減速への警戒感も根強く、リスク選好的なユーロ買い・米ドル売りが一段と拡大する可能性は低いとみられる。
    ・予想レンジ:1.0500ドル-1.0750ドル


    「底堅い動きか、インフレ高止まりでユーロ売り後退も」
     来週のユーロ・円は底堅い値動きか。欧州中央銀行(ECB)理事会を翌週に控え、域内のインフレ高止まりで利上げは長期化するとの見方が広がる。当局者の見解は強弱まちまちだが、タカ派的な見解が目立ちユーロは売りづらい。一方、日本銀行は9-10日の金融政策決定会合で現行の緩和政策を維持する公算。新体制発足後も当面は修正しないとみられ、円売りがユーロを支える。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・8日:10-12月期域内総生産確定値(改定値:+1.9%)
    ・予想レンジ:143円00銭-146円50銭

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  • 2023年03月03日(金)18時37分
    来週のドル・円「米利上げ長期化予想でドル高継続の可能性」

    [ドル・円]
     来週のドル・円は底堅い値動きか。米国でインフレ鎮静化への期待感が後退するなか、2月以降に発表された米国経済指標の多くは雇用統計を含めてまずまず良好だった。2月ISM製造業景況感指数では仕入れ価格指数が上昇。直近発表の新規失業保険申請件数は市場予想を下回った。来週発表の2月米雇用統計は、非農業部門雇用者数が1月の大幅増の反動で前月比+22万人程度と予想される。また、失業率は歴史的低水準の3.4%と前回から横ばいの見通し。一方、平均時給は堅調とみられ、賃金コストの上昇によるインフレ高進が意識されやすい。今月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25ポイント幅の利上げが予想されているが、一部で0.50ポイント幅の利上げも予想されている。
     一方、3月9-10日に開催される日銀金融政策決定会合では、現行の緩和政策を維持する公算。来月任期満了の黒田総裁は大規模緩和政策を維持する必要性を強調するとみられ、リスク回避の米ドル売り・円買いは後退する見通し。ただし、金融緩和策継続は織り込みのため、リスク選好的な米ドル買い・円売りが一段と強まる可能性は低いとみられる。

    【日本銀行金融政策決定会合】(9-10日開催)
    日銀は9-10日に金融政策決定会合を開催し、現行の緩和政策を維持する公算。黒田東彦総裁による最後の記者会見が注目される。大規模緩和政策を維持する必要性が強調されれば、円買いは後退しよう。

    【米2月雇用統計】(10日発表予定)
    10日発表の米2月雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比+22.0万人と、前回から減少、失業率は3.4%と前回と同水準となる見通し。一方、平均時給は堅調とみられ、米金利高・ドル高の材料に。

    ・予想レンジ:135円00銭-138円50銭

    ・3月6日-10日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

    ○(日)1月経常収支 8日(水)午前8時50分発表予定
    ・予想は-6269億円
     参考となる12月実績は+334億円。貿易・サービス収支の赤字幅拡大によって経常黒字額は減少。1月については貿易・サービス収支の赤字幅は大幅に拡大し、第一次所得収支の黒字幅を上回るとみられており、経常収支は大幅な赤字となる見込み。

    ○(米) 1月貿易収支 8日(水)午後10時30分発表予定
    ・予想は、-688億ドル
     参考となる12月実績では輸入が増加し、輸出は減少。1月については、輸入増加が予想されている一方、輸出は伸び悩んでいるとみられ、貿易赤字額は増加する可能性がある。

    ○(日)10-12月期国内総生産改定値 9日(木)午前8時50分発表予定
    ・予想は、前期比年率+0.8%
     参考となる速報値は前期比年率+0.6%。個人消費は多少持ち直した。ソフトウエアを除く全産業の設備投資額設備投資は前年同期比+6.3%となっており、速報値から上方修正される可能性がある。

    ○(米)2月雇用統計 10日(金)午後10時30分発表予定
    ・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+22.0万人、失業率は3.4%
     1月分の非農業部門雇用者数の大幅な増加は季節調整によるものだが、12月時点の雇用動態調査でも、求人件数は2022年7月以来の1100万件台。2月については、一部セクターで雇用減少の可能性があるものの、サービス部門の雇用者数は1月並みの水準となる可能性があるため、非農業部門雇用者数は20万人超の増加となる可能性がある。

    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・6日(月):(欧)1月ユーロ圏小売売上高
    ・7日(火):(中)2月貿易収支、豪準備銀行政策金利発表
    ・8日(水):(欧)10-12月期ユーロ圏域内総生産確定値
    ・9日(木):(中)2月消費者物価指数
    ・10日(金):日本銀行金融政策決定会合、(英)1月鉱工業生産

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  • 2023年03月03日(金)18時31分
    【速報】英・2月サービス業PMI改定値は53.5に上方修正


     日本時間3日午後6時30分に発表された英・2月サービス業PMI改定値は予想を上回り、53.5に上方修正となった。

    【経済指標】
    ・英・2月サービス業PMI改定値:53.5(予想:53.3、速報値:53.3)
    ・英・2月総合PMI改定値:53.1(予想:53.0、速報値:53.0)

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  • 2023年03月03日(金)18時27分
    ドル円、136.18円まで下押し 米10年債利回りが4.01%台まで低下幅拡大

     ドル円は戻りが鈍い。時間外の米10年債利回りが4.01%台まで低下幅を広げる動きを見せると一時136.18円と本日安値を付けた。また、ユーロ円は144.63円とつれ安となっている。

  • 2023年03月03日(金)18時23分
    ドル・円は下げ渋り、米金利は失速

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は下げ渋り、136円19銭まで下落後は136円30銭台で推移する。米10年債利回りは4%台を維持しながらも失速し、ドル買いは後退。一方、欧州株式市場は総じて堅調だが、円売りは限定的でクロス円はドル・円に追随した値動きとなった。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は136円19銭から136円45銭、ユーロ・円は144円64銭から144円92銭、ユーロ・ドルは1.0609ドルから1.0629ドル。

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  • 2023年03月03日(金)18時10分
    東京為替概況:ドル・円は軟調、米金利の失速で

     3日の東京市場でドル・円は軟調。早朝の取引で136円79銭を付けた後、米金融引き締め長期化観測の一服で米10年債利回りは失速し、ドル売りに振れた。午後は上値の重さが嫌気され、米金利の低下でドルは本日安値を下抜けると136円25銭まで下げた。

    ・ユーロ・円は145円04銭から144円63銭まで下落。
    ・ユーロ・ドルは1.0596ドルから1.0622ドルまで値を上げた。

    ・17時時点:ドル・円136円20-30銭、ユーロ・円144円60-70銭
    ・日経平均株価:始値27,683.26円、高値27,961.21円、安値27,655.34円、終値27,927.47円(前日比428.60円高)

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