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2024年06月28日(金)のFXニュース(5)

  • 2024年06月28日(金)20時18分
    ドル・円は軟調、ドル売り継続

    [欧米市場の為替相場動向]

    欧州市場でドル・円は軟調地合いとなり、160円40銭台に値を下げている。米10年債利回りの戻りは鈍くドル売り地合いとなり、ユーロや豪ドルなど主要通貨は対ドルで強含む。一方、ユーロ・円はドル・円に連れ安し、豪ドル・円は伸び悩む展開に。
    ここまでの取引レンジは、ドル・円は160円45銭から160円96銭、ユーロ・円は171円83銭から172円18銭、ユーロ・ドルは1.0692ドルから1.0710ドル。

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  • 2024年06月28日(金)20時12分
    欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、軟調

     28日の欧州外国為替市場でドル円は軟調。20時時点では160.46円と17時時点(160.92円)と比べて46銭程度のドル安水準だった。特段の材料が伝わらなかったが、5月米PCEデフレーターなどの発表を前にポジション調整目的の売りが強まった。20時過ぎに160.44円まで下落して本日安値を更新した。

     ユーロドルは小高い。20時時点では1.0709ドルと17時時点(1.0696ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円でドル売りとなった流れを受け、1.0712ドルまで値を上げて本日高値をわずかに更新した。もっとも、週末30日に仏下院選の第1回投票を控える中では一段と買い進む動きにはなっていない。

     ユーロ円も弱含み。20時時点では171.84円と17時時点(172.13円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下げに連れて171.86円まで下落後、ユーロドルの上昇に連れて172.10円台まで値を戻すも一時的。買い一巡後は171.82円まで下押して本日安値を更新している。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:160.44円-161.27円
    ユーロドル:1.0685ドル-1.0712ドル
    ユーロ円:171.82円-172.38円

  • 2024年06月28日(金)19時43分
    NY為替見通し=PCE・ロンドンフィキシングに注目、円安進行時も介入は困難と予想

     本日のNY市場でのドル円は、円安トレンドが継続されそうだが、重要イベントを控えていることで急落・急騰のリスクがありそうだ。

     一番の注目イベントは、日本時間21時半に発表される5月の米個人消費支出(PCE)デフレーター。購入した商品やサービスに対する自己負担支出のみをカバーしているCPIと違い、直接支払われないその他の支出(雇用主が提供する保険、メディケアなど)もカバーするPCEの方を米連邦準備理事会(FRB)はより注目しているとも言われている。市場ではデフレーターと、食品にエネルギーを除いたコアデフレーターともに、前月より小幅に低下する予想になっている。結果が予想より上振れるか、下振れるかで素直に米金利が上下し、連れてドル買い・ドル売りに敏感に反応するだろう。

     どちらにも振幅しやすいが、ドル円に関しては市場予想を上振れた場合のドル買いの方が大きく動く可能性が高い。ドル円は1986年以来の水準までドル高が進んでいるが、下押しが限られていることで、ドル買い手当を遅れている市場参加者も依然として多くいる。また、本日は月末ということもあり、ロンドンフィキシングでの動きが警戒されるが、この数カ月はフィキシングにかけては円売りが優勢となっていることで、円安の方が動意づきやすい。

     一部では5月1日未明(日本時間では2日早朝)の米連邦公開市場委員会(FOMC)理事会後、市場流動性が薄い時間を狙って円買い・ドル売り介入を行ったことで、本日も同様に円が売られた場合は介入を期待する声がある。しかしながら、介入後のイエレン米財務長官の発言では、「こうした介入はまれであり、協議が行われると予想される(we would expect these interventions to be rare and consultation to take place)」と発言し、介入に対しての不快感を示した。そして、それ以後は本邦通貨当局者の介入が行われていない。また、仮にPCEデフレーターが強い結果となりドルが上昇した場合は、米国のインフレ抑制をさらに難しくするドル売りを本邦通貨当局者が行えば。米当局者から相当な非難を受けることになることもドル売り介入が難しい点だ。

     なお、欧州通貨は限られたレンジで取引されているが、週末にフランスの第1回総選挙が行われることで、週明けのユーロ相場は窓を開けて始まる可能性もありそうだ。

    ・想定レンジ上限
     ドル円は、これまでの本日高値161.27円から1986年12月25日高値161.45円。その上はレジスタンスを探すのが難しいが、1986年12月23日高値162.70円近辺か。

    ・想定レンジ下限
     ドル円は、昨日安値160.29円。その下は26日安値159.62円。

  • 2024年06月28日(金)19時42分
    ドル円、弱含み 160.50円台に下落

     ドル円は足もとで弱含む展開。特段の材料が伝わらない中、一時160.51円まで下押して本日安値を更新した。5月米PCEデフレーターの発表を前にポジション調整の動きが出たか。

  • 2024年06月28日(金)19時22分
    ドル・円はさらに失速、ユーロは買戻し

    [欧米市場の為替相場動向]

    欧州市場でドル・円はさらに失速し、一時160円60銭台まで値を下げた。ドル買いはいったん収束し、ユーロや豪ドルなど主要通貨の買戻しが目立つ。一方、欧州株式市場でフランス株は下げ幅を縮小し、円買いの後退が主要通貨を支える展開に。
    ここまでの取引レンジは、ドル・円は160円63銭から160円96銭、ユーロ・円は172円03銭から172円18銭、ユーロ・ドルは1.0692ドルから1.0709ドル。

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  • 2024年06月28日(金)18時45分
    来週のスイスフラン「伸び悩みか、日本とスイスの金利差縮小の思惑強まる」

    [スイスフラン]
     来週のスイスフラン・円は伸び悩みか。フランス、英国の政治不安を意識した安全逃避的なスイスフラン買いは一巡したとみられる。過度な通貨高を是正するための追加利下げが行われる可能性は残されているが、日本銀行は7月に追加利上げを行う可能性があるとみられている。円安進行を受けて円買い介入も警戒されており、リスク選好的なスイスフラン買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
    〇発表予定のスイス経済指標・注目イベント
    ・4日:6月失業率(5月:2.3%)
    ・予想レンジ:177円00銭-180円00銭

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  • 2024年06月28日(金)18時44分
    来週のカナダドル「底堅い展開か、雇用統計注目」

    [カナダドル]
     来週のカナダドル・円は底堅い展開か。5月消費者物価指数の伸びが、連続鈍化の予想に反して拡大したことを受けて、カナダ中央銀行の早期追加利下げ観測は後退しており、カナダドルは売りづらくなっている。ただ、中銀の利下げ軌道にまだ変化はないとみられるなか、6月雇用統計の発表が注目され、失業率のさらなる上昇などがみられる場合は早期追加利下げ観測が盛り返し、カナダドル売りになる可能性がある。フランス総選挙の第一回投票結果を受けた市場動向も見極めへ。
    ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・3日:5月貿易収支(4月:-10.5億加ドル)
    ・5日:6月雇用統計(5月:失業率6.2%、雇用者数増減+2.67万人)
    ・予想レンジ:116円50銭-118円50銭

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  • 2024年06月28日(金)18時43分
    来週の英ポンド「伸び悩みか、英政権交代も織り込み済みで失速」

    [英ポンド]
     来週のポンド・円は伸び悩みか。7月4日投開票の英総選挙で労働党政権の発足が見込まれ、想定通りなら政策期待によるポンド買いが先行。ただ、政権交代はすでに織り込み済みため、ポンド買いは限定的に。一方、20日の金融政策委員会(MPC)で利下げの主張が目立ち、8月の政策金利引き下げを見込んだポンド売りも。
    ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:116円50銭-118円50銭

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  • 2024年06月28日(金)18時42分
    来週のNZドル「底堅い展開か、利下げ観測後退がNZドル下支え」

    [NZドル]
     来週のNZドル・円は底堅い展開か。NZ準備銀行(中央銀行)の利上げの可能性議論や利下げ開始時期の後ずれ示唆により、利下げ観測は後退しており、引き続きNZドル買いに振れやすい。NZ関連の主要経済指標の発表はないため、中国の官民が発表する6月PMIが材料視されるが、一部50割れ(経済活動の縮小示唆)がみられる場合は、NZドル売りになる可能性がある。フランス総選挙の第一回投票結果を受けた市場動向も見極めへ。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:97円00銭-99円00銭

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  • 2024年06月28日(金)18時41分
    来週の豪ドル「底堅い展開か、年内利上げ観測浮上で豪ドル買いに振れやすい」

    [豪ドル]
     来週の豪ドル・円は底堅い展開か。5月消費者物価指数の伸びが予想を上回り3カ月連続で拡大したことを受けて、豪準備銀行(中央銀行)の年内利上げ観測が浮上しており、豪ドル買いに振れやすい。ケント中銀総裁補は「インフレ抑制に必要なら追加引き締めも排除しない」と言明している。中銀の6月理事会議事要旨の発表があり、インフレ警戒のさらなる強調や利上げ言及などがみられる場合は、豪ドル買いが強まりそうだ。5月小売売上高の発表も材料視される。フランス総選挙の第一回投票結果を受けた市場動向も見極めへ。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・1日:5月小売売上高(4月:前月比+0.1%)
    ・2日:豪準備銀行6月理事会議事要旨
    ・4日:5月貿易収支(4月:+65.48億豪ドル)
    ・予想レンジ:106円00銭-108円00銭

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  • 2024年06月28日(金)18時40分
    来週のユーロ「弱含みか、仏政治リスクとECBの追加利下げに思惑」

    [ユーロ]
     「弱含みか、仏政治リスクとECBの追加利下げ観測で」
     来週のユーロ・ドルは弱含みか。6月30日のフランス議会選で右派勢力が躍進すれば、7月7日の決戦投票に向け欧州財政リスクによるユーロ売りが強まりそうだ。欧州中央銀行(ECB)の追加利下げへの思惑もユーロ売りを後押し。一方、米雇用関連統計が低調なら連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測で、ドル売りが見込まれる。
    ・予想レンジ:1.0550ドル-1.0750


    「弱含みか、仏政治リスクとECBの追加利下げに思惑」
     来週のユーロ・円は弱含みか。6月30日のフランス議会選で右派勢力が躍進した場合、7月7日の決戦投票に向け欧州発の混乱を懸念したユーロ売りが先行。欧州中央銀行(ECB)の追加利下げ観測もユーロ売りを支援しよう。一方、日本政府から円安けん制が相次ぎ、為替介入への警戒感から円買いがユーロを下押しする可能性も。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・2日:6月消費者物価コア指数(5月:前年比+2.9%)
    2日:5月失業率(4月:6.4%)
    ・予想レンジ:169円50銭-174円50銭

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  • 2024年06月28日(金)18時38分
    来週のドル・円「米賃金上昇圧力が弱まればドル失速の可能性 」

    [ドル・円]
     来週のドル・円は伸び悩みか。フランス政治リスクの顕在化が警戒されていること、米雇用関連統計で、賃金上昇圧力が弱まれば引き締め的な金融政策への警戒は和らぎ、リスク選好的なドル買いは一服しそうだ。6月30日投開票のフランス議会選で右派勢力が躍進すれば、7月7日の決戦投票に向けユーロ売り優勢となりそうだ。また、欧州発の市場の混乱が懸念され、リスク回避の円買いがドルなど主要通貨を下押ししよう。
    一方、日本政府が4月末に160円台で為替介入に踏み切ったことから、161円を超える水準では為替介入への警戒が広がりやすい。ただ、ドルの上昇ペースは緩やかで実弾投入は想定しにくく、米為替報告で為替操作国の監視リストに日本が加えられたことで日本の介入はけん制され、163円台が為替介入が実施されると市場ではみられている。
    米連邦準備制度理事会(FRB)は、インフレ抑止は不十分であると指摘しており、主要中央銀行による相次ぐ利下げで、ドル高の流れが続く。ただ、米国経済指標が市場予想を下回った場合、早期利下げ観測でドル買いは後退しよう。特に雇用関連統計で労働市場の収縮が示されれば賃金上昇圧力は弱まり、引き締め的な金融政策長期化への期待はひとまず収束するだろう。

    【米・6月ISM製造業景況指数】(7月1日発表予定)
    7月1日発表の6月ISM製造業景況指数は49.0と、節目の50を下回る見通し。ただ、前月の48.7からやや改善が期待され、引き締め的な政策をやや後押しする材料になろう。

    【米・6月雇用統計】(7月5日発表予定)
    7月5日発表の米6月雇用統計では失業率は4.0%、非農業部門雇用者数は前月比+18.5万人の市場観測。賃金上昇圧力が低下すればドル売り要因に。

    ・ドル・円の予想レンジ:159.00円-162.00円

    ・7月1日-5日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

    ○(日)日銀短観6月調査 1日(月)午前8時50分発表予定
    ・予想は、大企業製造業DIは11
     3月調査では品質不正による一部自動車メーカーの生産停止を受けて景況感は悪化。今回については物価高による需要減少、コスト増加、人手不足は解消されていないことなどから、企業マインドの改善は期待薄か。

    ○(米)6月ISM製造業景況指数 1日(月)午後11時発表予定
    ・予想は、49.0
     参考となる5月実績は48.7に悪化したが、先行指標となる6月製造業PMIは改善している。一方、新規受注の増加は期待できないため、6月の数値は5月実績並みの水準にとどまる可能性がある。

    ○(米)5月貿易収支 3日(水)午後9時30分発表予定
    ・予想は、-712億ドル
     参考となる4月実績は-746億ドル。輸入増加で赤字幅は拡大した。5月については、輸出増加は期待できないものの、輸入額がやや減少するとみられており、赤字幅は縮小する見込み。

    ○(米)6月雇用統計 5日(金)午後9時30分発表予定
    ・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+18.5万人、失業率は4.0%
     雇用者数の増加幅は5月実績を下回る見込みだが、労働市場の急速な減速を示唆するものではないとみられる。失業率は5月と同水準になると予想されるが、年末にかけてゆるやかに上昇する可能性が高いとみられる。


    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・1日(月):(中国)6月財新製造業PMI
    ・2日(火):(欧)6月ユーロ圏消費者物価コア指数、(欧)5月失業率
    ・3日(水):(欧)5月ユーロ圏生産者物価指数
    ・5日(金):(欧)5月ユーロ圏小売売上高

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  • 2024年06月28日(金)18時22分
    ドル・円は失速、フランス株は軟調

    [欧米市場の為替相場動向]

    欧州市場でドル・円は失速し、161円付近から160円80銭台にやや失速した。米10年債利回りは底堅く推移し、ドルは売りづらい。一方、欧州株式市場で主要指数はおおむね堅調だが、フランスCAC指数は軟調。週末の議会選を前に売り優勢の展開に。
    ここまでの取引レンジは、ドル・円は160円85銭から160円96銭、ユーロ・円は172円03銭から172円18銭、ユーロ・ドルは1.0692ドルから1.0699ドル。

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  • 2024年06月28日(金)18時15分
    ユーロ円、171.90円まで弱含み 短期筋のストップロス売り

     特段円買いを促すようなニュース等は出ていないが、ユーロ円が東京時間は3度支えられていた172.00円を割り込み、短期筋のストップロスを巻き込み171.90円まで弱含んでいる。ユーロ円の売りに連れて、ドル円も160.75円近辺で推移。

  • 2024年06月28日(金)17時47分
    欧州主要株価指数一覧

    イギリス FT100
     終値 :8179.68
     前日比:-45.65
     変化率:-0.55%

    フランス CAC40
     終値 :7530.72
     前日比:-78.43
     変化率:-1.03%

    ドイツ DAX
     終値 :18290.55
     前日比:+80.00
     変化率:+0.43%

    スペイン IBEX35
     終値 :10970.10
     前日比:+18.60
     変化率:+0.16%

    イタリア FTSE MIB
     終値 :33186.89
     前日比:-355.09
     変化率:-1.05%

    アムステルダム AEX
     終値 :927.97
     前日比:+2.86
     変化率:+0.30%

    ストックホルム OMX
     終値 :2557.87
     前日比:-14.38
     変化率:-0.55%

    スイス SMI
     終値 :12035.31
     前日比:+31.00
     変化率:+0.25%

    ロシア RTS
     終値 :1168.05
     前日比:+37.32
     変化率:+3.30%

    イスタンブール・XU100
     終値 :10782.01
     前日比:+101.10
     変化率:+0.94%

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