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2025年03月05日(水)のFXニュース(3)

  • 2025年03月05日(水)08時00分
    東京為替見通し=ドル円、トランプ米大統領の施政方針演説に注目

     昨日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。前日のトランプ米大統領の円安けん制発言や株安に伴ったリスクオフの円買いで一時148.10円と昨年10月9日以来の安値をつけたが、米長期金利が上昇に転じたことや「米国とウクライナは鉱物資源のディールで署名の準備」「トランプ米大統領はディールについて議会演説で発表の意向」との一部報道をきっかけに買い戻しが強まると一転149.88円まで反発した。また、ラトニック米商務長官がカナダとメキシコへの関税を4月2日に変更する可能性に言及したことも支援材料となった。ユーロドルはフォンデアライエン欧州委員長が提案した8000億ユーロ規模の欧州再軍備などが好感されてユーロ買い・ドル売りが先行し、一時1.0627ドルまで昨年12月6日以来の高値を更新した。また、ユーロ円は乱高下するも、ドル円の買い戻しとユーロドルの上昇を支えに159.21円まで高値を更新した。

     東京市場では午前11時ごろに予定されている「トランプ米大統領の議会で行う施政方針を示す演説」に注目が集まっている。トランプ米大統領が経済や外交など幅広い分野で自身の政策や考え方を国民に訴える場となるが、どんな発言が飛び出すか見当がつかない。同氏の発言に振り回される相場展開が続いており、内容次第ではドル円が値幅を伴った神経質な動きになる可能性がある。関税に絡んだ発言や、再び中国や日本を名指しして金融政策への批判が出るかどうかなどにも注目したい。

     金融市場全般がトランプ関税の不確実性に振り回されており、ドル円も神経質な動きが続いている。カナダとメキシコの関税は4日から発動したが、ラトニック米商務長官は4月2日に関税の変更がある可能性を示唆した。二転三転する関税方針に市場もうんざりしている。足もとでドル円も方向感が出にくいが、上値の重い動きが続くと見込まれる。日銀の早期利上げ観測の高まりが依然として上値圧迫要因となっているなか、ウクライナ情勢を背景とした地政学リスク、トランプ米政権と中国・カナダなどの関税合戦の勃発などで世界経済の先行きに対する不安がリスクオフの円買いにつながりやすい。今のところ、トランプ関税は市場のセンチメントを悪化させるだけである。

     また、トランプ米大統領が円安を批判し、通貨安政策を取るなら関税を課すと脅かしていることも引き続きドル円の上値を重くする要因として意識されそうだ。トランプ氏の円安けん制発言は、円安のメリットよりデメリットを懸念している日本の当局者らにとっては都合のいい話かもしれない。また、日銀は「トランプ氏の発言などは日本の金融政策に関係ない」との姿勢を示すだろうが、金融政策の正常化を進めている日銀にとってトランプ氏の金融政策批判は追加利上げに動きやすい一つのポイントになるかも知れない。よって、円高圧力は当面続きそうだ。

  • 2025年03月05日(水)07時07分
    ニューヨーク外国為替市場概況・4日 ユーロドル、続伸

     4日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは続伸。終値は1.0626ドルと前営業日NY終値(1.0487ドル)と比べて0.0139ドル程度のユーロ高水準となった。フォンデアライエン欧州委員長が提案した8000億ユーロ規模の欧州再軍備などが好感されてユーロ買い・ドル売りが先行。米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.1040%前後と昨年10月21日以来の低水準を付けたこともユーロ買い・ドル売りを促し、一時1.0559ドルまで値を上げた。
     トランプ米政権の関税政策が経済に与える悪影響が懸念されて、欧州株相場が大幅に下落すると一時1.0497ドル付近まで伸び悩む場面もあったが下押しは限定的だった。一部通信社がメルツ次期独首相の話として「国防費に対する債務ブレーキを改革し、1%を超える支出を免除する」「ドイツは5000億ユーロの特別防衛基金を設立する」と伝わると、全般ユーロ買いが活発化。6時30分前に一時1.0627ドルと昨年12月6日以来約3カ月ぶりの高値を付けた。

     ドル円は反発。終値は149.79円と前営業日NY終値(149.50円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。米政権による関税強化をきっかけに貿易摩擦が激化するとの懸念が高まると、世界的に株価が下落。投資家がリスク回避姿勢を強め円買い・ドル売りが先行した。2月25日の安値148.57円を下抜けて一時148.10円と昨年10月9日以来約5カ月ぶりの安値を更新した。
     ただ、米10年債利回りが上昇に転じると買い戻しが優勢に。「米国とウクライナは鉱物資源のディールで署名の準備」「トランプ米大統領はディールについて議会演説で発表の意向」との一部報道を材料に円売り・ドル買いを進める向きもあり、取引終了間際に149.88円と日通し高値を付けた。ラトニック米商務長官が「トランプ米大統領はカナダとメキシコの関税縮小を明日発表する可能性」「カナダとメキシコについて4月2日に関税の変更があるだろう」と発言したことも相場の支援材料。

     ユーロ円は大幅に3日続伸。終値は159.17円と前営業日NY終値(156.79円)と比べて2円38銭程度のユーロ高水準。世界的な株価の下落を受けてリスク回避の円買いが強まると、0時30分過ぎに155.60円と本日安値を付けた。ただ、そのあとはユーロドルやドル円の上昇につれた買いが優勢となり、159.21円の本日高値まで一転上昇した。ラトニック米商務長官の発言を受けて、過度の通商摩擦懸念が和らいだことも相場の押し上げ要因。

    本日の参考レンジ
    ドル円:148.10円 - 149.88円
    ユーロドル:1.0471ドル - 1.0627ドル
    ユーロ円:155.60円 - 159.21円

  • 2025年03月05日(水)06時51分
    【速報】ドル・円149.84円、円売り戻し、米商務長官、トランプ大統領、メキシコ、カナダ関税を巡り交渉も

    【速報】円売り戻し、米商務長官、トランプ大統領、メキシコ、カナダ関税を巡り交渉も

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  • 2025年03月05日(水)06時50分
    円建てCME先物は4日の225先物比405円安の36955円で推移

    円建てCME先物は4日の225先物比405円安の36955円で推移している。為替市場では、ドル・円は149円83銭台、ユーロ・円は159円15銭台。

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  • 2025年03月05日(水)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    09:30 サービス業PMI(2月)  53.1
    09:30 総合PMI(2月)  51.6
    10:30 内田日本銀行副総裁が静岡県金融経済懇談会で講演、同記者会見


    <海外>
    08:00 韓・GDP(10-12月) 1.2% 1.2%
    09:30 豪・GDP(10-12月) 1.2% 0.8%
    10:45 中・財新サービス業PMI(2月) 50.8 51.0
    10:45 中・財新総合PMI(2月)  51.1
    14:00 印・サービス業PMI確定値(2月)  61.1
    14:00 印・総合PMI確定値(2月)  60.6
    16:30 スイス・消費者物価指数(2月) 0.2% 0.4%
    18:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(2月)  50.7
    18:00 欧・ユーロ圏総合PMI(2月)  50.2
    19:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(1月)  0%
    22:00 ブ・サービス業PMI(2月)  47.6
    22:00 ブ・総合PMI(2月)  48.2
    22:15 米・ADP全米雇用報告(2月) 13.3万人 18.3万人
    24:00 米・耐久財受注(1月)  3.1%
    24:00 米・ISM非製造業景況指数(2月) 53.0 52.8
    24:00 米・製造業受注(1月) 1.4% -0.9%
    26:00 ブ・週次景気動向調査

      中・全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕
      米・地区連銀経済報告(ベージュブック)公表


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2025年03月05日(水)06時27分
    ドル円、149.80円まで上昇 トランプ米大統領が加墨に妥協の可能性も

     ラトニック米商務長官がトランプ米大統領がカナダとメキシコに対して妥協する考えもあるとの発言が伝わると、過度の通商摩擦懸念が和らいで、リスク選好の動きになりドル円が149.80円まで上昇。ユーロ円は159.11円、豪ドル円は93.87円まで上値を広げている。

  • 2025年03月05日(水)05時50分
    3月4日のNY為替・原油概況

    4日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円20銭まで下落後、149円20銭まで反発し、引けた。

    米トランプ政権による対メキシコ、カナダ、中国関税発動を受け、対象諸国が報復措置を発表したため貿易摩擦の深刻化懸念にリスク回避の円買いや連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が強まり、ドル売りに拍車がかかった。その後、米トランプ大統領が本日の議会演説でウクライナ鉱物ディ―ルの発表を望んでいるとアドバイザーに伝えたとの報道を受け、停戦期待が再燃しリスク回避の動きが後退。

    ユーロ・ドルは1.0495ドルから1.0599ドルまで上昇し、引けた。ウクライナ停戦期待の再燃でユーロ買いが強まった。

    ユーロ・円は155円60銭まで下落後、158円19銭まで上昇。

    ポンド・ドルは1.2700ドルまで下落後、1.2787ドルまで上昇。

    ドル・スイスは0.8872フランから0.8911フランまで下落した。

    4日のNY原油先物は続落。景気減速懸念で需要鈍化の思惑が売り材料となったほか、石油輸出国機構(OPEC)プラスが計画通り4月から増産するとの思惑を受け供給ひっ迫懸念が後退した。

    【経済指標】
    ・特になし

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  • 2025年03月05日(水)05時10分
    米国の年3回利下げ観測強まる、アトランタ連銀のQ1GDP予想はマイナス成長、大幅利下げ予想は時期尚早か

    米国では早期利下げ観測が急激に強まった。米国の関税策による経済やインフレへの影響を巡る不透明感が広がり、年初から消費者信頼感指数が急速に悪化したことや、厳冬で消費が冴えず、経済の7割を占める消費の鈍化が成長を抑制すると懸念されている。さらに、最新の貿易赤字の拡大で、アトランタ連銀の1-3月期の国内総生産(GDP)見通しはマイナス2.85%に落ち込んだ。これを受け、連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利下げ観測も一気に強まり、市場は年3回の利下げを織り込みドル売りに拍車がかかった。市場は5月の利下げを50%織り込んだ。6月に最初の利下げ、9月に2回目、12月に3回目の利下げを織り込んでいる。

    トランプ政権が3月4日に発動した関税は、フェンタニルの米国への流入を防ぐ対処を強化することを要請し、メキシコ、カナダ、中国の輸入品に賦課された。4月2日には相互関税が発表される予定。トランプ大統領はすでに、中国や日本に対し通貨安政策を実施すれば関税を賦課する考えを表明した。

    関税が短期に終わり、不透明感が払しょくすれば消費信頼感は再び上昇する可能性がある。また、1-3月期のGDP見通しを押し下げた貿易赤字の拡大は、トランプ政権による関税発動前に輸入が急増したため。今後は輸入の減速が予想される。貿易の成長へのマイナス寄与度は改善する見込み。目先、成長見通しが過剰に悲観的となる可能性があるが、各国との交渉がうまくいけば関税が短期に終了し、成長は落ち込まずに済む。過剰に低調な米国の成長を織り込むのは時期尚早と見られる。

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  • 2025年03月05日(水)05時03分
    ユーロドル、堅調 1.06ドル台に乗せる

     ユーロドルは堅調。一部通信社がメルツ次期首相の話として「国防費に対する債務ブレーキを改革し、1%を超える支出を免除する」「ドイツは5000億ユーロの特別防衛基金を設立する」と伝わると、全般ユーロ買いが活発化。5時過ぎに一時1.0607ドルと昨年12月6日以来約3カ月ぶりの高値を付けた。

  • 2025年03月05日(水)04時40分
    [通貨オプション]R/R、円コール買い強まる

    ドル・円オプション市場は上昇。リスク警戒感の後退や、レンジ相場突破の思惑でオプション買いが加速した。

    リスクリバーサルでは円コールスプレッドが拡大。ドル・円下値ヘッジ目的の円コール買いが一段と強まった。

    ■変動率
    ・1カ月物11.04%⇒11.67%(08年/24=31.044%)
    ・3カ月物10.43%⇒10.78%(08年10/24=31.044%)
    ・6カ月物10.21%⇒10.41%(08年10/24=25.50%)
    ・1年物9.91%⇒10.00%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)

    ■リスクリバーサル(25デルタ円コール)
    ・1カ月物+1.59%⇒+1.75%(08年10/27=+10.63%)
    ・3カ月物+1.55%⇒+1.68%(08年10/27=+10.90%)
    ・6カ月物+1.30%⇒+1.39%(08年10/27=+10.71%)
    ・1年物+0.94%⇒+1.01%(08年10/27=+10.71%)

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  • 2025年03月05日(水)04時34分
    NY外為:ドル・円149円台回復、リスクオフ一服、米株下げ止まる、ウクライナ停戦期待再燃

    NY外為市場で米株が下げ止まり、リスク回避の動きが一段落した。関係筋によると、米トランプ大統領が本日の議会演説でウクライナ鉱物ディ―ルの発表を望んでいるとアドバイザーに伝えたとの報道を受け、停戦期待が再燃し、株式相場は下げ止まった。一時800ドル近く下げていたダウは下げ幅を縮小し300ドル安。

    ドル・円は148円09銭まで下げたが、その後、149円台を回復した。ユーロ・円は155円60銭から158円19銭まで上昇。ポンド・円は188円25背から190円80銭まで上昇した。

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  • 2025年03月05日(水)04時22分
    NY市場動向(午後2時台):ダウ316ドル安、原油先物0.19ドル安

    【 米国株式 】         前日比    高値    安値 ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 42875.07 -316.17 -0.73% 43040.30 42347.75  7   23
    *ナスダック 18422.27   +72.08  +0.39% 18432.06 17956.60  1299 1771
    *S&P500 5802.58 -48.14 -0.81%      5811.98  5732.59   150   353
    *SOX指数 4661.67 +86.30 +1.89%
    *225先物 37210 大証比-150 -0.40%

    【 為替 】           前日比    高値   安値
    *ドル・円 149.07   -0.43 -0.29%  149.15  148.10
    *ユーロ・ドル 1.0597 +0.0110 +1.05%  1.0598  1.0497
    *ユーロ・円 157.97  +1.18  +0.75%  158.05  155.60
    *ドル指数 105.84   -0.91  -0.85%  106.65  105.84

    【 債券 】           前日比    高値   安値
    *2年債利回り 3.94 -0.01
    *10年債利回り 4.20 +0.04
    *30年債利回り 4.52 +0.07
    *日米金利差 2.78 +0.04
    【 商品/先物 】        前日比    高値   安値
    *原油先物 68.18 -0.19   -0.28%      68.46  66.77
    *金先物 2923.30 +22.20  +0.77%     2939.80  2892.50

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  • 2025年03月05日(水)04時18分
    【速報】トランプ大統領、議会演説でのウクライナ鉱物ディ―ルの発表を望む=関係筋

    関係筋によると、トランプ大統領は議会演説でのウクライナ鉱物ディ―ルの発表を望んでいるという。

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  • 2025年03月05日(水)04時15分
    ドル円、149.20円台 トランプ米大統領がウクライナ鉱物資源取引に前向きの報道

     トランプ大統領が、本日日本時間11時ころに行われる米上下両院合同会議での施政方針演説で「ウクライナ鉱物資源取引を発表したい」と顧問に伝えたと一部通信社が報じると、ドル円は149.20円台、ユーロ円は158.19円まで上昇した。この報道を受けダウ平均も下げ幅を縮小している。
     もっとも、ウクライナとの会談が物別れに終わって以後、両国間の話し合いは行われていないことで、あくまでもトランプ米大統領の希望的な発言に留まるかもしれない。

  • 2025年03月05日(水)04時14分
    【速報】米株下げ止まる、ダウ300ドル安、一時800ドル超下落、ナスダックはプラス

    米株下げ止まる、ダウ300ドル安、一時800ドル超下落、ナスダックはプラス

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