【ＮＹ為替オープニング】米ISM非製造業景況指数に注目、米ADP雇用は予想上振れ｜FX・為替ニュース

2025年11月05日(水)00時13分ポスト
【ＮＹ為替オープニング】米ISM非製造業景況指数に注目、米ADP雇用は予想上振れ

■注目ポイント
・日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(9月18・19日分)利上げ条件そろいつつある
・中・RatingDogサービス業PMI(10月)　：51.8、9月52.9
・中・RatingDog総合PMI(10月)：52.6、予想52.5
・独・製造業受注(9月)：＋1.1％、8月-0.8％
・欧・ユーロ圏サービス業PMI(10月)53.0、予想52.6、速報52.6
・欧・ユーロ圏総合PMI(10月)　52.5、予想52.2、速報　52.2
・欧・ユーロ圏生産者物価指数(9月)　　-0.6％
・米・10月ADP雇用統計：＋4.2万人（予想：＋3万人、9月：－2.9万人←－3.2万人）
・米・サービス業PMI(10月)　　55.2・米・総合PMI(10月)　　54.8
・米・ISM非製造業景況指数(10月)　51.0　50.0
・米財務省、四半期定例入札規模は1250億ドル、予想と一致

5日のNY外為市場では米政府機関閉鎖が36日に達し、最長記録を更新し、経済に影響を与える可能性が警戒され始め、ドルの上値を抑制する可能性がある。また、リスク回避の動きにつながる可能性がある。本日は米・サービス業PMI(10月)や全米サービス業活動の米ISM非製造業景況指数(10月)に注目が集まる。

同時に、12月連邦公開市場委員会（FOMC）での利下げ観測後退でドル買いも継続する可能性がある。ほとんどの連邦準備制度理事会（FRB）金融政策当局者は、労働市場よりインフレを懸念しており、さらなる利下げに慎重な姿勢を見せている。米政府機関閉鎖により連邦準備制度理事会（FRB）が金融政策決定において、重要な政府発表の雇用関連指標が不足している中発表された民間の雇用者数を示すADP雇用統計の10月分は3カ月ぶりのプラスで、予想も上回った。同指数は雇用統計の先行指標の一つとして注目されているが、雇用関連指標が不足する中、特に重要度が増す。9月分に続き10月雇用統計の発表も見送られる可能性が濃厚。インフレは、統計局が政府機関閉鎖にもかかわらず10月消費者物価指数（CPI）を発表。パウエルFRB議長は民間の雇用関連指標や州政府の週次の失業保険申請件数などを参考にしていくことを明らかにした。

欧・ユーロ圏サービス業、総合PMI(10月)は予想を上回っており、ユーロも底堅く推移する可能性がある。また、日銀の9月会合の金融政策決定会合の議事要旨でも利上げの条件がそろいつつあることが協議されたようで、円の下値も限定的となる可能性がある。

・ドル・円、200日移動平均水準148.29円。

・ユーロ・ドル、200日移動平均水準1.0889ドル。

ニューヨーク市場はドル・円153円72銭、ユーロ・ドル1.1490ドル、ユーロ・円176円60銭、ポンド・ドル1.3040ドル、ドル・スイス0.8095フランで寄り付いた。

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