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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

キプロス問題で為替相場もクラッシュ!
要人発言に十分に注意しよう

2013年03月18日(月)17:51公開 (2013年03月18日(月)17:51更新)
持田有紀子

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 リスク全開で迎えた先週のニューヨーク市場だ。グローベックスセッションでは米国株は今年の最高値を更新し、これで米国株も10連騰になるのかとも思われ、ドル円は96円台をキープし、ユーロ円は125円台の後半まで上昇してきていた。

 私としては96円台をウロウロしている以上は、逆張りでショート攻めすることにしているのは変わりがない。耐えどころが今年の最高値である96.70までだと判然としているからだ。

 ドル円レートが96.10あたりでアメリカの経済指標の時間となった。たくさんの指標が出ることになっていたが、やはり注目は景況感だろう。アメリカ人は異様(?)にセンチメント指数を好む。だから相場のほうが敏感に反応しやすいのだ。

 だが考えようによっては、センチメントは株価が高いときには改善されるものである。株価に対して遅行指数だという見方もできる。だから歴史的な高値を更新している米国株の状況にあっては、景況指数は予想すらも上回ってきて当然との楽観的な見方が支配していた。

 それが結果的には悪かった。最初に出たエンパイア指数ではあまり為替相場での反応も限定的だったが、次に出たミシガン大学のほうは予想を大きく下回り、リスク回避を誘った。米国株は急落に転じ、またクロス円も売られた。ドル円も95円台の前半まで下落。私は夜遅くまで仕事で人と会っていたものだから、参戦できたのは0時を回ってからだった。ちょっと売りのチャンスを逃したという感じもしないでもなかったが、とりあえず95.50で売ることができた。

 その後、95.10あたりまで差し込んだが、ドルが全面安になっていて、しかも株価も安い。とくに買い戻しを急ぐ状況でもなさそうだったのだが、新聞の早刷りで黒田総裁の量的緩和の姿勢が報じられて、ドル円は95.50を越えてきたが、それでも完全な戻しには至っていなかった。私は95.60で買い戻しのストップ注文だけ入れてあった。

 そして週明け。キプロス支援の問題で、相場がクラッシュして始まった。キプロスでは預金の10万ユーロ以上には課税するというもの。実質的なマイナス金利の実行とも取れる。これによって欧州の信用不安が再燃する形となって、大いにリスク回避が進むこととなった。私も朝にテレビを見ていたらドル円が94円台になっていたのでビックリした!7時過ぎにとりあえずドル円は94円台のミドルで買い戻した。


 その後は東京市場ではややリバウンド。ドル円は95円台に戻し切れず、ユーロドルは朝の一撃で100ポイント落ちたあたりで安値張り付き。1.2900をはさんでの動きとなっていた。アジア市場の後半にドル円、ユーロドルとも一段安はしたものの急速にまた買い戻されてきている。欧州市場でのユーロの動きや欧州株の動向に注目が集まる。経済イベントがほとんどない中、欧米での要人発言に注意を払うべきところだ。


日本時間 17時30分


 

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