昨日の欧州序盤では、リスク許容度がかなり増大してのスタートとなった。アジア時間で日本株が大きく反発したからというのが最大の理由だろう。日経先物は14000円の大台を割り込まんとしていたのに、それが反転。東京午後には400円以上もの上昇となった。オーストラリアが利下げに踏み切って、これが予想通りであったとはいえ、それでクロス円全般が上がったためである。
ユーロ円も1円級の上昇を呈し、130円台の後半まで上がってきた。円の全面安が続く中で、ドル円は98円台の中盤まで上昇。ちょっと朝まで想定されていた相場展開と違う状況になってきた。私としてはドル円の安いところを突っ込んで売っていきたいと考えていたのに、これでは様子を探るしかない。
そう思っていたら、欧州いきなり下がってきた。ドル円は98.30あたりでもんではいたのだが、98.00までワンタッチ。理由はよくわからないが、ドル円の戻りが98.55くらいだったという事実を確かめられただけでも、次の打つ手はある。私は戻り売りのスタンスで見ていたが、98.20ですらなかなかとどかない。こうなったらアメリカの指標まで待つしかないか。
アメリカの易収支はまったく問題になっていないので、これで相場が動きとは思えないのだが、それでも相場の入り口を求めている私にとっては気にかかる。貿易赤字は予想の赤字幅よりも小さかったが、それほどもドル買いにはならず。ドル円は相変わらず98.10あたりでウロウロしたままだ。米国株は弱く始まったが、それも為替相場を揺るがすには至らなかった。
しかし歴史的な高値水準をキープしている米国株だが、やはり軟調に始まったことに警戒が出てきた。リスク性の高いもの、コモディティなどは一斉に値を切り下げ、金価格は再び1300ドルの大台割れ。これでドル円もやっと98円ちょうどを割りこんできた。ようやく私も97.97で売り出動できた。ストップ幅は10ポイントくらいしか見ない。それほどの短期勝負だ。
97円台の中盤は先週来、なんども止められて跳ね返されている重要なサポートでもある。しかるに97.55の手前では確実に利食っておきたいところ。30分くらいで簡単にそこまで迫ってきた。
私はテクニカル重視者ではないが、ここで利食わないで再度の98円台とか見ることになったら後悔が激しいだろうという判断のもと、97.66で買い戻してしまった。その後のニューヨーク市場では98円台に戻すことなし。しかし98.50を下回ることもなかった。
だが今日の早朝にはドル円の下攻めが起こった。ドル円はサポートを割りこんで、97.10あたりまで突っ込んだ。そして東京時間の午前中に戻りを試すのだが、「昨日の安値は今日の高値」よろしく、97.50までも戻らなくなってしまった。当面は97.50アッパーでロスカットすることにして、ドル円の戻り売りで攻めることに。
東京市場の終盤になると、ドル円はついに97円台を割れてきた。昼間につくったドル円ショートは一度、クローズした。今夜はあまりイベントがない。それだけ為替相場は株価など、外部要因に左右されそうだ。昨日、小幅安で終了した米国株が今日も続落するようであれば、ミニベア相場になりそうなので、ドル円とユーロ円は下値についての警戒を要する。
日本時間 16時20分
【2025年1月】ザイFX!読者がおすすめするFX会社トップ3を公開! | |||
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」 | |||
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時) |
0.3pips原則固定 (9-27時) |
1000通貨 | 20ペア |
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】 機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。 |
|||
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】 ■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼ |
|||
【総合2位】 SBI FXトレード | |||
SBI FXトレードの主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.18銭 | 0.3pips | 1通貨 | 34ペア |
【SBI FXトレードのおすすめポイント】 すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。 |
|||
【SBI FXトレードの関連記事】 ■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼SBI FXトレード▼ |
|||
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」 | |||
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり) |
0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり) |
1000通貨 | 30ペア |
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】 業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。 |
|||
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】 ■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼ |
|||
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2025年1月6日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください |
各FX口座のさらに詳しい情報や10位までの全ランキングは、以下よりご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
⇒FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)