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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

軍事行動のゆくえに一喜一憂の為替市場、
トレードは予断持たず機敏に

2013年09月04日(水)15:08公開 (2013年09月04日(水)15:08更新)
持田有紀子

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 週明けのマーケットでは、アメリカの軍事介入が遅れるということで、それまでのリスク回避で売り込まれていたリスク資産が買い戻し優勢となった。アメリカは休みであってもグローベックスでの米国株は急上昇した。それで昨日も朝からドル円やユーロ円は実に強い。株価の崩れでも確認されない限り、それらをショートにしていく理由はまったくなかった。私も99円台に乗ってからだが、ドル円をロングにして何度か攻めてみた。

 しかしいつものごとく、99.50を越えてくるとドル円相場は重くなる。なぜというわけでもないが、ここから100.00までは近くて遠いのだ。そのうち急激にドル円が落ちる場面に出会った。日経先物も14000円台に乗せていたのに200円ほども急落している。これは何かあったなと思いつつ、ニュースを探した。ロシアからの報道で、東地中海でミサイルが発射されたとのこと。

 いよいよ戦争かな。だれもが議会の承認を受けてからというので、開始は来週以降だと思っている。私も99.33で突っ込み売りしていった。だが急激に戻ってきた。安値は99.18まで行ったようだが、戻しのほうが激しくて、私も99.52で買い戻すのが精一杯。

 ああ、なんともつまらないディールをやってしまったが、ドル円はすぐに99.50アラウンドでおとなしくなった。日足の三角もちあいを、形式的には上抜けしたのだから、押しても腰が強い。あそこはやっぱり拾って置くべきだったのかもしれない。

 そしてニューヨーク時間にシフトして、ISMの景況指数が予想を上回った。ドル円は少しずつ堅調さを取り戻して98.85あたりまで上伸。100円乗せはどうなるのかと思いつつも、私は翌日の体力を残しておこうと思って、寝ることにした。

 夜中にはドル円がもういちど、下げている。議会での承認を得るためには、共和党が多数を占める下院の同意が問題となる。その下院議長のベイナーが軍事介入を指示したのだ。マーケットは再びリスクオフになるべく反応。ドル円の下押しは私の引っかかったときの安値を抜けられなかったが、アメリカの連休中にもグローベックスで大幅高をしていた米国株がそれまでのゲインのほとんどすべてを吐き出すなど、影響は大きかった。しかしドル円はニューヨーククローズでは99.60くらいまで上げて終わっている。

 シリアへの軍事行動は現実味を増してきており、ファンダメンタルズ的にはリスク回避の報告でポジションを張りたいところだ。しかしアジア時間ではドル円もユーロ円もさっぱり下がらない。むしろ時間の経過とともに円売りが強まっている。ドル円も100円にどうしても乗せたいようなムードを醸している。日本株も堅調で、それをバックアップしている。

 今晩は貿易収支くらいしか経済指標はない。やはり欧米から流れてくる軍事行動に関する報道で一喜一憂するしかなさそうだ。それを前もって予想して臨むのは不可能である以上、ポジションを作って持っているうちは価格変動に注意を払い続けねばならない。

 ある程度の値幅を取りにいくのでもない限りは、キープウオッチの分だけ労力の無駄かもしれない。スモールでもいいから、50ポイントから100ポイントの値幅を狙ってのポジショニングのほうが、この場合は相場の振れにも対応できて有効なのかもしれないなぁ。


日本時間 15時00分
 

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