本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『先週から加速しているドル売りが優勢な流れの行方』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・21時45分:米)イエレンFRB議長の発言
・22時00分:米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】
・23時00分:米)NAHB住宅市場指数
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時30分:豪)RBA議事録公表(4月1日開催分)
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・17時30分:英)小売物価指数&【コア】
・17時30分:英)生産者物価指数&【コア】
・18時00分:独)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)ZEW景況感調査
・21時30分:加)製造業売上高
・翌7時45分:NZ)第1四半期消費者物価指数
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・五十日要因
・大量の米国の中長期国債の利払い・償還の日
・米国の財務相が半期為替政策報告書を公表
・米国の主要企業の決算発表→ジョンソン・エンド・ジョンソン、コカ・コーラ、インテル、ヤフーインク、その他
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・米国の金融政策への思惑
・日本の金融政策への思惑
・金や原油などの商品市場の動向
・ウクライナ情勢
・中国の景気失速懸念
などの要因も重要。
★★★
15日の五十日で、大量の米国の中長期国債の利払い・償還の日。
更に、米国時間の15日中に米国の財務相が半期為替政策報告書を公表する予定となっている。
米国の経済指標は、NY連銀製造業景気指数と消費者物価指数&【コア】がメイン。
その他、対米証券投資とNAHB住宅市場指数が発表されるほか、イエレンFRB議長の発言も行われる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、ドル売りやリスク回避の流れが加速して、ドル円が大きく下落・続落し、ユーロドルが大きく上昇・続伸した。
今週の為替相場は、ドル円もユーロドルも大きめに下方向に窓を空けて始まったあと、ドル円は主要な株式市場と共に反発が優勢となって、ユーロドルはジリジリと再下落している。
直近の為替相場は、主要な株式市場及び米・長期金利の動向、金融市場のリスク許容度、欧州の金融政策への思惑、米国の金融政策への思惑などが主な焦点。
本日は特に、主要な株式市場及び米・長期金利の動向や注目度の高い米国の経済指標の発表、先週から加速しているドル売りが優勢な流れの行方に注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)RBA議事録公表(4月1日開催分)
→内容にサプライズがなくても、今後の金融政策への思惑で大きく動くキッカケになりやすい
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・17時30分:英)小売物価指数&【コア】
・17時30分:英)生産者物価指数&【コア】
→消費者物価指数がメインも、いずれの経済指標も、発表でのポンドへの影響は非常に大きい
・18時00分:独)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)ZEW景況感調査
→ドイツのものがメイン。欧州の経済指標の中でも1,2を争うほど注目度及び市場影響度が高いもの。発表でのユーロへの影響は非常に大きい
・21時30分:加)製造業売上高
→発表でのカナダドルへの影響はそれなり
・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・21時45分:米)イエレンFRB議長の発言
・22時00分:米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】
・23時00分:米)NAHB住宅市場指数
→本日の米国のイベントは、経済指標のNY連銀製造業景気指数と消費者物価指数&【コア】がメイン。
その他、対米証券投資とNAHB住宅市場指数が発表されるほか、イエレンFRB議長の発言も行われる。
経済指標への注目度は高く、その発表での株式市場及び為替相場への影響は大きくなりやすいが、FRB議長の発言でも今後の金融政策への思惑で大きく動くキッカケになりやすい。
米国の株式市場や長期金利の動向は引き続き重要。
また、先週から加速しているドル売りが優勢な流れの行方を見極めたいところ。
15日の五十日。
・翌7時45分:NZ)第1四半期消費者物価指数
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい
■4月14日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(4/14~)にカナダの金融政策発表とオーストラリアの議事録公表が予定
▼来週(4/21~)にニュージーランドの金融政策発表と英国の議事録公表が予定
▼今週に米国の大手金融機関の四半期決算発表が相次ぐ
▼今週に米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼今週に欧州の大手金融機関の決算発表
▼週末にかけてイースター休暇入りとなる
▼15日(火)に米国の財務相が半期為替政策報告書を公表
▼16日(水)に次回FOMCの叩き台となる米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼米国の金融政策への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向
▼ウクライナ情勢
▼中国の景気失速懸念
▼新興国からの資金流出や株価下落・通貨下落の加速への懸念
▼安倍政権の経済政策や税制変更、消費税増税の話題
▼欧州の債務問題への思惑
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4月15日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・15日の五十日 ・大量の米国の中長期国債の利払い・償還の日 ・米国の財務相が半期為替政策報告書を公表 ・米国の主要企業の決算発表→ジョンソン・エンド・ジョンソン、コカ・コーラ、インテル、ヤフーインク、その他 |
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10:30 | 豪)RBA議事録公表(4月1日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注【確報値】 | × | - | +41.8% | ||||||||||
16:15 |
ス)生産者輸入価格 [前月比/前年比] |
△ | ±0.0% | -0.4% | ||||||||||
-0.8% | -0.8% | |||||||||||||
17:30 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.2% | +0.5% | ||||||||||
+1.6% | +1.7% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +1.6% | +1.7% | ||||||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.3% | +0.6% | |||||||||||
+2.5% | +2.7% | |||||||||||||
↑・小売物価指数【コア】[前年比] | +2.5% | +2.7% | ||||||||||||
英)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | ±0.0% | |||||||||||
+0.3% | +0.5% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.1% | ||||||||||||
+0.9% | +1.1% | |||||||||||||
18:00 | 独)ZEW景況感調査 | ◎ | +45.0 | +46.6 | ||||||||||
欧)ZEW景況感調査 | ○ | - | +61.5 | |||||||||||
欧)貿易収支 | × | +100億 | +9億 | |||||||||||
21:30 | 加)製造業売上高 | ○ | +1.0% | +1.5% | ||||||||||
米)NY連銀製造業景気指数 | AA | +8.00 | +5.61 | |||||||||||
米)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
S | +0.1% | +0.1% | |||||||||||
+1.4% | +1.1% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.1% | ||||||||||||
+1.6% | +1.6% | |||||||||||||
21:45 | 米)イエレンFRB議長の発言 | S | 要人発言 | |||||||||||
22:00 | 米)対米証券投資【ネット長期フロー】 | A | +300億 | +73億 | ||||||||||
↑・対米証券投資【ネットフロー合計】 | - | +830億 | ||||||||||||
23:00 | 米)NAHB住宅市場指数 | BB | 49 | 47 | ||||||||||
28:00 | 米)プロッサー:フィラデルフィア連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
翌 07:45 |
NZ)第1四半期消費者物価指数 [前期比/前年比] |
◎ | +0.5% | +0.1% | ||||||||||
+1.7% | +1.6% | |||||||||||||
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戻り売り狙い。NYダウの再下落を見極めて
ユーロ売りの流れが出てきたため、一旦様子見
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)