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 昨日はアジア時間では、ややリスクテークが強まった。先週までのスイスフランの混乱が、週を明けてからどのくらいの影響が出るのかと見極めたいとの考慮が先行したのだろうが、実際には週明け、早朝のマーケットでは何もパニックになるような動きは見られなかった。それだけでもリスクテークの方向にポジションを傾けるだけの理由になったのだろう。ドル円は早々に118台まで乗せてきて、なおも堅調。日本株も終始強くて、高値引け。

 私もロンドン時間に入ってから、ようやくドル円をロングで参入してみることにした。アジア時間の高値である118.50あたりから、ようやく30ポイントほどの押し目を形成している時期でもあったので買いやすい。117円台に突入したら、また売りモードに傾くだろうと考えて、ストップ注文を117.98で置いておくことを前提に、後は買い場を探るだけ。とりあえず118.20でビッドを置いておいたら、案外にすんなりとダンになった。

 次に上がってもアジア時間での高値の直前で引っかかるのだろう。それがテクニカルからの要請だ。画面の前に張り付いている時間があるので、わざわざ利食い売りの注文は出していないが、いつでも売れる態勢にはある。しかしちょっとフェイバーに進んだ後に、急速に押し込まれた。確かに117円台に突入したのだが、ほんとうに運よくとしか言いようがない。

 なんと安値は117.99までで、損切りは助かった。まあ長くやっていれば、こんなラッキーなことも年に1回はあるものだ（笑）。すぐに反発して自分のコスト近辺まで戻ってきた。どうせ損を出していても不思議はないお金だったのだ。喜んで同値でポジションをクローズした。

 せっかくラッキーだったので夜もトレードを継続したいところだったが、翌朝は早い時間から出かけないといけない。ポジションを作って長期戦にでもなると不本意だし、とりあえず早めに寝ることにした。連休明けの米国市場ではドル高が進行したようだ。ユーロドルは再び1.15台ミドルまで押し込まれ、ドル円も118円台の後半まで上げている。参戦できなかったのは残念だったが、まあ相場は逃げない。またのチャンスを窺うことにしよう。

 今日は日銀の会合が終わった後にリスクオフの動きが出た。ドル円は117円台まで逆戻り。日本株も売りが優勢となった。今晩は住宅着工のデータが出る。その前後で振らされそうだ。原油もフレッシュローを付けないなど落ち着いており、またスイスフランによる資金不安もちょっとは遠のいたようだ。ドル円やユーロ円を押し目を待って買うのも得策かもしれない。

日本時間 15時30分

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