みなさん、こんにちは、葉那子です。
今回は、楽天証券「楽天MT4」をご紹介します。
■楽天証券からMT4口座が新登場!
2016年9月5日(月)、楽天証券からメタトレーダー(MT4)口座、「楽天MT4」がリリースされました。
楽天証券は、2015年8月にFXCMジャパン証券を吸収合併したあと、FXCM口座に限定して、米国FXCM社に接続するメタトレーダー(MT4)を提供していました。
しかし、2016年9月17日(土)をもって、FXCMのメタトレーダー(MT4)はサービス終了となり、2016年9月19日(月)からは、新たに楽天FX版のメタトレーダー(MT4)、「楽天MT4」が誕生したのです。
【参考記事】
●楽天証券がFXCMジャパン証券を吸収して経営統合! MT4書籍がもれなくもらえる!
FXCMのメタトレーダー(MT4)口座で取引していた方の預託金・建玉は、すべて「楽天MT4」へ移管済みとなっています。
ただし、「楽天MT4」のサービスは、FXCM版とは別のソフトウェアとなるため、利用する際は、「楽天FX」の口座開設およびMT4専用口座「楽天MT4」の開設が必要となります。
こちらが、「楽天MT4」の実際の取引画面です。
■システムトレーダーにも裁量トレーダーにも愛用者が多い!
メタトレーダー(MT4)は、FXトレーダーの間で愛用者が多い取引プラットフォームの1つです。
すでに使っているという読者の方もいるかと思いますが、改めてその特徴について、ご紹介しましょう。
【参考コンテンツ】
●ザイFX!×メタトレーダー(MT4)
メタトレーダー(MT4)の大きな特徴として、「Expert Advisor(EA)」という取引プログラムを利用したシステムトレード(自動売買取引)ができることがあります。
プログラミングの専門知識があれば、EAを使ってオリジナルの自動売買システムを作成することもできますし、すでにできあがったシステムをインターネット上で入手してインストールすることもできます。
【参考コンテンツ】
●システムトレード(シストレ)口座を徹底比較!:(5)プログラム型シストレ【メタトレーダー】
また、メタトレーダー(MT4)はチャート機能が充実しているため、自動売買を使わない裁量トレーダーでも、チャートだけ使っているという方も多くいます。
FX会社によって若干の違いはありますが、標準搭載されているテクニカルインディケーターの種類は50以上と豊富です。
しかも、最初から入っているインディケーター以外にも使いたいものがあれば、外部から取得してメタトレーダー(MT4)に追加搭載することもできます。
メタトレーダー(MT4)専用のインディケーターは、有料のものから無料のものまで、インターネット上で簡単にダウンロードできるようになっているので、ぜひ、いろいろ検索して探してみてはいかがでしょうか。
■気になるスプレッドはどうなっている?
国内でメタトレーダー(MT4)を取り扱っているFX会社は何社かありますが、取引システム自体はどこもほぼいっしょです。
FX会社によって違うのは、スプレッドやスワップ金利といった口座のスペック面となります。
【参考コンテンツ】
●メタトレーダー(MT4)が使えるFX会社を徹底比較!
メタトレーダー(MT4)のスプレッドは、通常のFX口座に比べて広いというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、最近ではメタトレーダー(MT4)でもスプレッドの縮小化が進み、だいぶ低コストで取引できるようになってきました。
「楽天MT4」の主要通貨ペアのスプレッドは、以下のとおりです。
業界最狭とまではいきませんが、他社のメタトレーダー(MT4)口座と比べても十分、狭い水準となっています。
■スプレッドはMT4口座では業界トップ水準!
以下、米ドル/円、英ポンド/円、ユーロ/米ドルのスプレッドを他社のメタトレーダー(MT4)口座と比較してみましょう。
※スプレッドはすべて、例外あり。
※スプレッドはすべて、例外あり。
※スプレッドはすべて、例外あり。
【参考コンテンツ】
●メタトレーダー(MT4)が使えるFX会社を徹底比較!:取引コストで比べる「米ドル/円スプレッドの狭い順」
●メタトレーダー(MT4)が使えるFX会社を徹底比較!:取引コストで比べる「英ポンド/円スプレッドの狭い順」
●メタトレーダー(MT4)が使えるFX会社を徹底比較!:取引コストで比べる「ユーロ/米ドルスプレッドの狭い順」
特に0.6pips原則固定のユーロ/米ドルは業界トップ水準ですし、2.0銭原則固定の英ポンド/円はメタトレーダー(MT4)では取引のできないYJFX!を除けば、業界最狭スプレッドです。0.5銭原則固定の米ドル/円もメタトレーダー(MT4)口座としては、悪くないスプレッドでしょう。
ちなみに、メタトレーダー(MT4)特有のチェックポイントである、1週間の日足の本数ですが、「楽天MT4」では正常に5本表示となっているので、ご安心ください。
【参考記事】
●1週間の日足は5本?6本? MT4チャートのローソク足、その本数のナゾに迫る!
すでに楽天証券の通常口座「楽天MT4」を持っている方であれば、簡単な申込みですぐに「楽天MT4」も開設できます。
まだ楽天証券に口座を持っていないという方は、ぜひ、この機会に口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。
(※各種キャンペーンの詳しい条件、期間などについては、楽天証券のウェブサイトなどで必ずご確認ください。キャンペーン条件が変更されたり、キャンペーン期間が延長されたり、キャンペーンが終了したりすることなどがあります)
>>>楽天証券「楽天MT4」の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
(ザイFX!編集部見習い・葉那子)
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