本日の為替相場の焦点は、『先週から加速しているユーロ買い・ドル売りの流れの行方』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『トランプ大統領弾劾問題』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・08時30分:米)ブレイナードFRB理事の発言
・10時10分:米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言
・22時00分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
・23時00分:米)新築住宅販売件数
・26時00分:米)2年債入札
・28時00分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
・翌6時00分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
・翌6時00分:米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・16時30分:独)製造業PMI【速報値】
・16時30分:独)サービス業PMI【速報値】
・17時00分:独)IFO景況指数
・17時00分:欧)製造業PMI【速報値】
・17時00分:欧)サービス業PMI【速報値】
・21時30分:加)卸売売上高
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・米国の予算教書が発表
・トランプ政権(トランプ大統領弾劾問題や政策など)
・米国の国債市場と長期金利
・米国の金融政策
・主要な株式市場
・地政学リスク
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・欧州の金融政策
・欧州の政局
・英国のEU離脱
・人民元
などが重要となる。
★★★
本日は、米国の予算教書が発表される。
米国の経済指標は、[米)新築住宅販売件数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)2年債入札]の他、複数のFRB高官の発言が予定されている。
先週の為替相場は、トランプ大統領弾劾懸念が高まって金融市場がリスク回避方向に傾いた事で、円買い・ドル売り・ユーロ買いの流れが加速し、ドル円は大きく下落して一時110円前半まで&ユーロドルは大きく上昇して1.11後半まで進んだ。週末にかけては、トランプ大統領弾劾懸念が緩和してリスク回避の巻き戻しが優勢となったがドル売りの流れが継続・加速し、ドル円は111円前半~半ばで上値重く推移し&ユーロドルは直近高値を更新して1.12前半まで上昇して週末クローズを迎えた。
週明けの為替相場は、小幅に円買い方向に窓を空けてスタートした後は、ユーロ買い・ドル売りの流れが優勢となってドル円は111円前半~半ばで上値重く推移し&ユーロドルは直近高値を更新してジリジリと上昇している。
本日は、先週から加速しているユーロ買い・ドル売りの流れの行方と主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、トランプ大統領弾劾問題や注目度の高い米国の経済指標の発表、米国の金融政策への思惑、FRB高官の発言、北朝鮮情勢を中心とした地政学リスクなどにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・16時30分:独)製造業PMI【速報値】
・16時30分:独)サービス業PMI【速報値】
・17時00分:独)IFO景況指数
・17時00分:欧)製造業PMI【速報値】
・17時00分:欧)サービス業PMI【速報値】
→早出の欧州勢が動き出すキッカケとして注視
・21時30分:加)卸売売上高
→発表でのカナダドルへの影響は比較的大きなものになりやすい
・08時30分:米)ブレイナードFRB理事の発言
・10時10分:米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言
・22時00分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
・23時00分:米)新築住宅販売件数
・26時00分:米)2年債入札
・28時00分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
・翌6時00分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
・翌6時00分:米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言
→週明けは、先週の流れを踏襲して、ドル円は揉み合いで、ユーロドルは直近高値を更新している
引き続き、先週から加速しているユーロ買い・ドル売りの流れがどうなるかがキモ
トランプ大統領弾劾問題や米国の金融政策への思惑、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向と共に見極めたい
また、FRB高官の発言も相次ぐ
直近の注目度の高い米国の経済指標の発表での金融市場の反応はそれ程大きくないが、相場が動き出すキッカケとして利用されやすい
■5月22日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(5/22~)→カナダと南アフリカの金融政策発表と米国の議事録公表が予定
▼米国の中長期の国債入札が相次ぐ(23日・2年債、24日・5年債、25日・7年債)
▼23日に米予算教書
▼25日にOPEC総会
▼26日・27日にG7首脳会議
▼来週末に[米)雇用統計]の発表
▼来週(5/29~)→主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼トランプ政権
▼米国の国債市場と長期金利
▼米国の金融政策
▼主要な株式市場
▼地政学リスク
▼金融市場のリスク許容度
▼金融当局者や要人による発言
▼原油や金を中心とした商品市場
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策
▼英国のEU離脱
▼欧州の政局
▼人民元
▼日本の金融政策
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5月23日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の予算教書が発表 | ||||||||||||||
08:30 | 米)ブレイナードFRB理事の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
10:10 | 米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
15:00 |
独)第1四半期GDP【確報値】 [前月比/前年比]] |
△ | +0.6% | +0.6% | ||||||||||
+1.7% | +1.7% | |||||||||||||
ス)貿易収支 | × | - | +31.0億 | |||||||||||
16:30 | 独)製造業PMI【速報値】 | ○ | 58.0 | 58.2 | ||||||||||
独)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 55.5 | 55.4 | |||||||||||
17:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 113.1 | 112.9 | ||||||||||
↑・IFO現況指数 | 121.0 | 121.1 | ||||||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 105.4 | 105.2 | ||||||||||||
欧)製造業PMI【速報値】 | ○ | 56.5 | 56.7 | |||||||||||
欧)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 56.4 | 56.4 | |||||||||||
17:30 | 英)公共部門ネット負債 | △ | - | +44億 | ||||||||||
19:00 | 英)CBI流通取引調査 | × | +10 | +38 | ||||||||||
21:30 | 加)卸売売上高 | ○ | +1.0% | -0.2% | ||||||||||
22:00 | 米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
22:45 | 米)製造業PMI【速報値】 | C | 53.1 | 52.8 | ||||||||||
米)サービス業PMI【速報値】 | C | 53.3 | 53.1 | |||||||||||
23:00 | 米)新築住宅販売件数 | A | 61.0万件 | 62.1万件 | ||||||||||
米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | +15 | +20 | |||||||||||
26:00 | 米)2年債入札 | A | 260億ドル | |||||||||||
28:00 | 米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
翌 06:00 |
米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | ||||||||||||
翌 07:45 |
NZ)貿易収支 | △ | +2.67億 | +3.32億 | ||||||||||
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羊飼いの都合により、5月15日~29日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、5月15日~29日の戦略コメントはお休み
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