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西原宏一_メルマガ取材記事
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バカラ村の「FX専業トレーダーの相場観」

米大統領選、あまり予想に執着しないで!
そのときの動きについていくトレードを

2020年10月20日(火)12:28公開 (2020年10月20日(火)12:28更新)
バカラ村

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■2つの注目材料を前に、多くの通貨ペアが横ばい

市場の注目材料は、米大統領選とブレグジット(英国のEU離脱)です。

【参考記事】
米大統領選とは? 制度のしくみや特徴、米ドルなどの為替相場や株価への影響を解説
ブレグジット=英国のEU離脱とは? 欧州連合離脱の経緯、離脱までの過程を解説

 この2つの重要なイベントがあるため、新たにポジションを積み上げていくような時期ではなく、そのため、日足チャートでは多くの通貨ペアが横ばいとなっています。

米ドルVS世界の通貨 日足
米ドルVS世界の通貨 日足チャート

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 日足

世界の通貨VS円 日足
世界の通貨VS円 日足チャート

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足

■ブレグジット交渉は継続へ。合意なら英ポンドは上昇

10月15日(木)は、ジョンソン英首相が決めた、ブレグジット交渉の期限でした。

 ジョンソン英首相は、これを過ぎれば交渉はしないとしていたため、重要な期限となりましたが、結果的には交渉を打ち切ると発言しなかったため、協議の継続となりました。

あくまでも、ジョンソン英首相の交渉術の1つだったことになります。

ボリス・ジョンソン英首相の写真

自身が決めたEUとのFTA(自由貿易協定)などに関する協議の妥結期限である10月15日が到来しても、交渉の打ち切りを示唆しなかったジョンソン英首相。バカラ村氏は、ジョンソン英首相の交渉術の1つだったと指摘 (C)Justin Sullivan/Getty Images

 これで、数週間の協議延長となりましたが、英国側もEU(欧州連合)側も、これ以上の歩み寄りが見られず、しかも欧州では新型コロナウイルスの感染が拡大していることもあって、ブレグジット交渉に時間を割くのも難しい状況だと思います。

 ただ、ここで合意しなければ、新型コロナウイルスで景気が悪くなっているところに、さらに、景気を悪くさせることになります。

 そう考えると、合意すべきだと思いますので、そのときは、英ポンドも上昇すると考えています。

【参考記事】
注目はブレグジット交渉! FTAの協議合意なら英ポンド/米ドルは1.34ドル台到達か(10月13日、バカラ村)

英ポンド/米ドル 日足
英ポンド/米ドル 日足チャート

(出所:TradingView

■英国人の高いプライドが合意なき離脱を選択させる!?

 気になる点としては、英国人はプライドが高い人が多い印象なので、交渉で折れるぐらいであれば、合意なき離脱を選択するのではないかということです。

 そうであれば、合意するにはEU側の歩み寄りが必要になります。

合意なき離脱になる可能性は低いと考えていますが、まったくゼロではないと思います。

 もし、合意なき離脱となれば、英ポンドは急落すると思います。

そのときは、英ポンド/円での下げが大きくなるのではないかと考えています。

英ポンド/円 日足
英ポンド/円 日足チャート

(出所:TradingView

 基本的に、メインのシナリオは、期限ギリギリで合意するのではないかという考えのままのため、英ポンドは上昇すると考えていますが、ジョンソン英首相の瀬戸際外交は、まだ続くと思いますので、合意するまでは英ポンドの乱高下が続くことになります。

【参考記事】
英ポンドは、どう動く!? ブレグジット移行期間終了に向けた予想シナリオとは?(9月23日、志摩力男)

■米大統領選、22日の討論会の重要ポイントは?

米大統領選の方は、10月22日(木)、日本時間23日(金)の午前に、テレビ討論会が開催されます。

 本来、第2回目のテレビ討論会は、10月15日(木)に行われる予定でしたが、トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染したために、キャンセルとなり、今回が最後の討論会となります。

 支持率は、以前ほどの開きはなくなりましたが、まだ、バイデン氏が優勢となっています。

過去6カ月間の支持率の推移
過去6カ月間の支持率の推移

※RealClearPoliticsが各世論調査の結果から集計した平均支持率
(出所:RealClearPolitics)

 討論会で逆転するのは難しいと思いますが、トランプ大統領が、差を少しでも縮めることができるのかが重要なポイントとなってきます。

【参考記事】
米大統領選、形勢逆転の可能性も浮上か。バイデン次男がオクトーバー・サプライズ!?(10月19日、西原宏一&大橋ひろこ)

大統領候補者による第1回テレビ討論会の写真

10月22日のテレビ討論会で、トランプ大統領が支持率の差を少しでも縮めることができるのかが重要なポイントだと、バカラ村氏は指摘。写真は9月29日に行われた、第1回目のテレビ討論会のときのもの (C)Bloomberg/Getty Images News

■どちらが勝利するか、あまり予想に執着しない方が良い

 いろいろと聞いていると、来月、11月3日(火)の米大統領選では、バイデン氏が勝利すると予想している人が、やや多い状態です。

私は、トランプ大統領が勝利するのではないかと思っていますが、4年前(2016年)はクリントン氏が勝利するのではないかという予想が多かったものの、結果はトランプ氏の勝利だったということもあり、あまり予想に執着しないようにしたいところです。

【参考記事】
ザイFX!で2016年を振り返ろう!(2)トランプ氏当選でまさかのリスクオン到来!

 今回は、新型コロナウイルスの感染が、まだ収まっていないため、郵便投票が増え、そのため、集計に時間がかかることから、日本時間11月4日(水)に結果がわからない可能性があります。

【参考記事】
米大統領選、郵便投票の影響で大混乱に!? 討論会はバイデン氏がうまく立ち回ったか(9月30日、志摩力男)

集計に時間がかかるほど不透明感が出るため、そのときはリスク回避となり、為替市場では円高になるように思います。

■そのときの動きについていくトレードで!

トランプ大統領の勝利が確定すれば、リスク選好になると思います。

 為替市場では、4年前(2016年)の米ドル/円上昇のイメージが強いこともあり、短期的には米ドル高になるとは思いますが、リスク選好のため、長期的には米ドル安へ推移するのではないかと考えています。

【参考記事】
注目はブレグジット交渉! FTAの協議合意なら英ポンド/米ドルは1.34ドル台到達か(10月13日、バカラ村)
米大統領選が終われば、リスク選好に期待できる! 今の米ドル高は短期的な動きに(9月29日、バカラ村)

米ドル/円 月足
米ドル/円 月足チャート

(出所:TradingView

ドルインデックス 月足
ドルインデックス 月足チャート

(出所:TradingView

 ただ、4年前は、トランプ大統領が勝利すれば、株式は下がるという予想が多かったのですが、実際は上昇していました。したがって、こちらも予想に執着せず、トレードとしては、そのときの動きについていくのが良いのではないかと思います。

NYダウ 月足
NYダウ 月足チャート

(出所:TradingView

 横ばいになっている通貨ペアが多いですが、米大統領選が終われば不透明感もなくなり、今年(2020年)最後のトレンドも期待できるのではないかと思います。

【参考記事】
西原氏×志摩氏×バカラ村氏が豪華共演! 米大統領選挙直前、オンライン座談会開催

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