本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『米国の株式市場の動向』、そして『明日に「FOMC政策金利&声明発表」を控える点』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)生産者物価指数&【コア】」
・「米)NY連銀製造業景気指数」
・「米)対米証券投資【ネット長期フロー】」
・「米)鉱工業生産」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「英)消費者物価指数&【コア】」
・「独)ZEW景況感調査」
・「欧)ZEW景況感調査」
・「加)景気先行指数」
などが主な注目材料。
経済指標以外では、
・「豪)RBA議事録(12月1日開催分)」
・「ゴトオ日要因」
・「米国の主要企業の決算発表(アドビ・システムズ、ベストバイ)」
・「年末相場における各種要因」
・「明日に『FOMC政策金利&声明発表』を控える点」
・「他の市場の動向(米国株、米金利、金、原油、などが中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。
★★★
本日の米国の経済指標は、「生産者物価指数」と「NY連銀製造業景気指数」がメイン。
その他、「対米証券投資」や「鉱工業生産」への注目度も高い。
米国以外では、「12月1日開催分のRBA議事録」や「英国のCPI」、「ドイツのZEW景況感調査」にも注目が集まっている。
「NY株式市場」と「米国の長期金利」の動向は引き続き最重要項目。
「原油」や「金」の動向も為替相場に影響を与えやすいため目が離せない。
また、明日に今年最後の「FOMC政策金利&声明発表」を直後に控える点には要注意。
金融政策や出口戦略などが焦点となり、ポジション調整や仕掛け的な売買で相場が振れる可能性も高い。
12月も既に後半で、金融市場は本格的に年末相場。
薄い商いの中での大きな変動には十分に気をつけるべき。
先週から金の価格が大きく下落するなどリスク資産圧縮の流れが出ている点にも注意したい。
2009年に入って金融危機や景気後退が一段落した事で、ここまでドル売り・リスク資産買いの流れが続いて来た。その巻き戻しとも思われるこの流れがどこまで進むのか見極めたいところ。
■□■本日のトレード用のエサ
・09時30分:豪)RBA議事録(12月1日開催分)
・18時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・19時00分:独)ZEW景況感調査
・19時00分:欧)ZEW景況感調査
・22時30分:加)景気先行指数
・22時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・22時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・23時00分:米)対米証券投資【ネット長期フロー】
・23時15分:米)鉱工業生産
12月14日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の株式市場の動向
▼金価格の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の結果
▼FOMC政策金利&声明発表への思惑と発表後の影響
▼米国の長期金利の動向
▼年末相場入りで市場参加者が激減している&今後更に減る点
▼金融当局者や要人による発言
▼原油価格の動向
▼米国の主要企業の決算による影響
▼年末要因(需給、利益・損失確定等のポジション調整、仕掛け、その他)
▼ドバイ・ショックの影響
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12月15日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・15日のゴトオ日 ・FOMC開催(15日・16日開催、16日に政策金利&声明発表アリ) ・米国の主要企業の決算発表(アドビ・システムズ、ベストバイ) |
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09:01 | 英)RICS住宅価格 | △ | +39.0% | +34.0% | |||||||
09:30 | 豪)RBA議事録(12月1日開催分) | ◎ | - | - | |||||||
豪)第3四半期新築住宅 | × | +6.0% | -3.7% | ||||||||
16:45 | 仏)消費者物価指数 | × | +0.5% | -0.2% | |||||||
17:15 |
ス)第3四半期鉱工業生産 [前期比/前年比] |
△ | -0.1% | +2.7% | |||||||
-9.6% | -14.9% | ||||||||||
18:30 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.2% | +0.2% | |||||||
+1.8% | +1.5% | ||||||||||
↑・消費者物価指数[前年比] | +1.9% | +1.8% | |||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | +0.3% | ||||||||
+0.3% | -0.8% | ||||||||||
↑・小売物価指数【コア】[前年比] | +2.6% | +1.9% | |||||||||
英)DCLG住宅価格 | × | - | -4.1% | ||||||||
南ア)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | ±0.0% | ||||||||
+5.9% | +5.9% | ||||||||||
19:00 | 独)ZEW景況感調査 | ◎ | 50.0 | 51.1 | |||||||
欧)ZEW景況感調査 | ○ | 50.0 | 51.8 | ||||||||
22:30 | 加)景気先行指数 | ○ | +0.8% | +0.7% | |||||||
加)新車販売台数 | × | +3.0% | +1.2% | ||||||||
加)第3四半期労働生産率 | △ | -0.3% | ±0.0% | ||||||||
米)生産者物価指数[前月比/前年比] | AA | +0.8% | +0.3% | ||||||||
+1.8% | -1.9% | ||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | -0.6% | |||||||||
+0.9% | +0.7% | ||||||||||
米)NY連銀製造業景気指数 | A | 24.00 | 23.51 | ||||||||
23:00 | 米)対米証券投資【ネット長期フロー】 | A | +423億 | +407億 | |||||||
↑・【ネットフロー合計】 | - | +1335億 | |||||||||
欧)バローゾ欧州委員長の講演 | △ | 要人発言 | |||||||||
23:15 | 米)鉱工業生産 | A | +0.5% | +0.1% | |||||||
米)設備稼働率 | B | 71.1% | 70.7% | ||||||||
25:40 | ス)ロートSNB総裁の講演 | ○ | 要人発言 | ||||||||
27:00 | 米)NAHB住宅市場指数 | C | 18 | 17 | |||||||
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本格的に年末相場となり、火傷要注意の時期のため、様子見が主体。チャンスがあれば臨機応変に対応。
本格的に年末相場となり、火傷要注意の時期のため、様子見が主体。チャンスがあれば臨機応変に対応。
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