本日の為替相場の焦点は、『FOMC明けの各市場の反応』と『NY株式市場の動向』にあり。
米国の経済指標は、
・「週間新規失業保険申請件数」
・「第1四半期GDP【確報値】/個人消費」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「ニュージーランドの第1四半期経常収支」
・「ユーロ圏の鉱工業新規受注」
が主な注目材料。
経済指標以外では、
・「バーナンキFRB議長の議会証言【BOAによるメリルリンチ買収に関して】」
・「FOMC明けの各市場の反応」
・「米7年債の入札」
・「SARB政策金利発表」
・「来週にECB理事会を控える点」
・「株式市場の動向(NY中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の長期金利の動向」
・「NY原油や金など商品市場の動向」
などに注目したい。
★★★
本日の最大の注目は「FOMC明けの各市場の反応」。
FOMCの結果を受け、NYダウは下落し、為替相場はドル買いに傾いた。今後の相場の行方を見極めるためには、この動向が加速するかどうかが非常に重要なポイント。
経済指標は「週間新規失業保険申請件数」と「第1四半期GDP【確報値】/個人消費」に注目。
「バーナンキFRB議長の議会証言」への注目度も高い。
議会証言の内容は「バンク・オブ・アメリカによるメリルリンチの買収について」となっている。
「NY株式市場」や「米長期金利」の動向は引き続き要監視対象。
ここ最近の為替相場は、これらの上下に大きく影響を受けやすい状態。FOMCというビッグイベントを消化し、この傾向が再び重要となるだろう。
また、「来週にECB理事会が控える点」も徐々に意識されそうだ。
本日のトレード用のエサ
・07時45分:NZ)第1四半期経常収支
・18時00分:欧)鉱工業新規受注
・21時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・21時30分:米)第1四半期GDP【確報値】/個人消費
・22時30分:NY株式市場オープン
・23時00分:米)バーナンキ:FRB議長の議会証言【BOAによるメリルリンチ買収に関して】
・26時00分:米)7年債入札
▼FOMC開催(23日・24日開催、24日に政策金利&声明文発表)
▼米国債の入札(23日・24日・25日に実施)
▼バーナンキFRB議長の議会証言
▼NY株式市場の動向
▼米国の経済指標
▼金融当局者や要人の発言
▼金融市場のリスク許容度(リスク志向・選好orリスク回避の動向)
▼米長期金利の動向(ドルの動向に大きく影響)
▼来週7月2日にECB理事会を控える点
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6月25日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・FOMC明け ・25日のゴトオ日 ・OECD閣僚理事会(24日・25日) ・SARB政策金利発表 ・米国債の入札が相次ぐ(23日→2年債、24日→5年債、25日→7年債) |
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07:45 | NZ)第1四半期経常収支 | ○ | -11.33億 | -40.26億 | |||||||
09:00 | 豪)コンファレンスボード景気先行指数 | △ | - | +0.4% | |||||||
16:00 |
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.1% | -0.2% | |||||||
-1.8% | +2.9% | ||||||||||
欧)ビーニ・スマギ:ECB理事の講演 | △ | 要人発言 | |||||||||
18:00 |
欧)鉱工業新規受注 [前月比/前年比] |
○ | ±0.0% | -0.8% | |||||||
-32.8% | -26.9% | ||||||||||
未定 | 南ア)SARB政策金利発表 | ○ | 50bp 利下げ 7.00% |
100bp 利下げ 7.50% |
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21:30 | 米)週間新規失業保険申請件数 | A | 60.0万件 | 60.8万件 | |||||||
米)第1四半期GDP【確報値】 | A | -5.7% | -5.7% | ||||||||
↑・個人消費【確報値】 | +1.5% | +1.5% | |||||||||
↑・GDPデフレータ【確報値】 | +2.8% | +2.8% | |||||||||
↑・コアPCEデフレータ【確報値】 | +1.5% | +1.5% | |||||||||
23:00 |
米)バーナンキ:FRB議長の議会証言 【BOAによるメリルリンチ買収に関して】 |
A | 要人発言 | ||||||||
26:00 | 米)7年債入札 | BB | - | - | |||||||
27:30 |
欧)ビーニ・スマギ、シュタルク:ECB理事 の講演 |
△ | 要人発言 | ||||||||
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NY株式市場や米長期金利の動向に注視。日々の傾向を見極め臨機応変に。
FOMC消化。各市場の反応を見極めつつ、FOMC後のドル買い方向ヨリに相場を考えたい。
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