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太田忠
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

FOMCはいちおう歓迎されたが、
ドル円は金融危機後の安値トライへ!

2010年08月11日(水)19:31公開 (2010年08月11日(水)19:31更新)
持田有紀子

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 昨夕の欧州市場はFOMC待ち状態。ドル円は先週末に、寸でのところで85円台割れを回避した。この後もなんとか大台をキープし続け、86円ちょうど付近までは何度か戻していた。ただアメリカの経済指標もイマイチなものが続いている。とても先行きへの明るい材料が見つけづらいなか、ドルの戻しも限定的になってしまうのだろう。

 そもそも5月初めの急落後の戻しからのドル円の下降トレンドにはまったく変わりがない。私もFOMCの結果が出るのを待って夜は何もせず、翌朝に早起きして相場に臨むつもりだった。

 しかし夕食にありつけたのは21時過ぎ。美味しいムール貝を口にしている脇では、ドル円はアジア時間の高値86.04を抜け、86.20近辺までつけていた。8月以降の高値は86円台までなので、86円台では売ってみるつもりだった。しかしFOMCまではだいぶ時間がある。6月の高値92.88から時間足のレジスタンスラインを引いてみると86.90付近だ。

 すこし迷ったが、とりあえずドル円を86.10で売った。しかし端っこはわからないので、さらにFOMCで上に振れた時に備えた戦略ナンピンとして86.70の指値の売り注文を出し、すべてのロスカットを86.95に置いた。

 ワールドカップでもあればパッと目覚めるところなのだが、朝起きると04時を過ぎていた。アメリカの経済番組にチャンネルを合わせると、FRBが景気見通しを下方修正したことがテーマになっていた。米国株は量的緩和を好感して上がっていたが、為替市場はドル全面安のドル相場だ。クロス円の出る幕などまったくなく、ユーロ円は一瞬50ポイントほど上下に振れただけのようだった。

 私の上値の売り注文など、もちろんできていない。ドル円は86円台後半から一気に前半まで売られ前半をつけ、ユーロ、ポンドも100ポイント以上もドル安となっていた。しかしまたもや、85円台は割れなかった~。

 アジア市場ではしぶとくドル円は85円台をキープし続けていた。ユーロ円はアジア株の下げに従って、早くも東京時間の午前中には111円に突入してきた。なんだかユーロ円のほうが面白そうだ。思わず浮気したい気持ちになったが、ドル円の下値トライも時間の問題だろうと思い、我慢して持ち続けることにした。
 ようやく欧州序盤で84円台をつけにいったが、すぐにまた85円台に戻ってきた。ドル円を売りたい向きは多そうだが、みなどうせやらないとは思ってはいても、ポジションをつくった途端に為替介入でも食らったらたまらないという恐怖があるのだろう。私もロスカットを86円ちょうどまで下げて、さらに忍の字になっている。

 今晩はアメリカの貿易統計が出る。前日に発表された中国の輸出が過去最高を更新する一方、輸入はかなり落ち込んでいた。政治的な思惑も出て、貿易統計の結果は、ドル安の材料にしかされないのではないかと見ている。またなにしろ重要なのは米国株が高値圏をキープできなくなってきた時だ。しばらく続いていた欧米のミニ・サマーラリーによるリスクテークへの調整が、私の次の関心事である。


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