GSの決算は事前予想よりも強烈に良いものだった。しかし一瞬、株買いになってクロス円が少し上がっただけでノーインパクト。米国株オープンは堅調なスタートだが、小動き。仕方ないので、私は何もしなかった。
朝見ると、GSについてはむしろ叩き易くなったという懸念すら生じたのか、結果的にGS株は下がっていた。米国株はずっと小動きだったので、クロス円はあまり動かなかったようだ。そうはいっても高値圏に米国株がへばりついているため、ドルは全面高となっていた。
本日の早朝に出たアップル、ヤフーの決算は良いもので、グローベックスの株価は好調に推移。グローベックスの株価指数も金融危機以来の最高値のレベルに張り付き状態となり、ドル円は93円台前半、ユーロ円は125円台をキープして東京市場にバトンタッチした。アジア市場も堅調さを引き継いだが、欧州株は垂れ気味でスタートしている。さて、今晩はどうしたものだろう。
ユーロドルは昨日のニューヨーク市場で1.34台前半まで落ちた後も、ずっと頭を押さえられている。延期されていたギリシャ協議が本日より始まるが、最低でも10日はかかるという話しも出ている。やはり、条件交渉がかなり厳しいのだろう。積極的な買い手も出てきづらいだろうし、私はユーロドルのショートで臨むことにした。
ユーロドルのチャートを時間足で見てみると、先週の高値1.3680からとてもきれいな上値のレジスタンスライン、つまりダウントレンドの線が引ける。今のレジスタンスは1.3475付近。この辺りをバックにすれば、ユーロドルをショートにしやすい。4月中旬に1.36台まで戻した後の安値を更新してきてもいる。先ほど私は1.3445でユーロドルをショートにした。
テクニカル的なアプローチで相場に入ったわけでが、今晩の注目はやはりモルガン・スタンレーやウエルス・ファーゴなどの金融機関の決算だろう。他にもAT&Tなどたくさんの決算発表があるが、注目されるものは20時から21時に集中している。
いっぽう経済指標はほとんどない。つまり、本日も企業決算と米国株の動きが為替市場の鍵を握っていることになる。リスク回避の動きが出てきたらドル円、クロス円の売りでも勝負できる。リスクテークとなってきた場合でも、ここまで上がってくると、株価の上昇余地は限られる可能性も高い。ニューヨークのランチタイムくらいまで見て、反転のタイミングを狙うようにしたい。
日本時間 18時20分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください |
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