いよいよ大詰め! 終了直前の第18回トラッキングトレード ガチンコバトル、勝負の行方は?
2022年1月5日(水)からスタートしている、FXブロードネットの「第18回トラッキングトレード ガチンコバトル」。いよいよバトルの終了が近づいてきました。
【参考記事】
●裁量トレードでも賛否両論ある「両建て」戦略はFXの自動売買では有効か?第18回ガチンコバトル、スタート!
●乱高下? 設定範囲内ならむしろウェルカム!トラッキングトレードで、ウクライナ情勢に一喜一憂せず利益を積み上げるコツは?
1月、2月の模様は参考記事でご確認いただくとして、簡単にバトルのルールをおさらいしておきましょう。
「ガチンコバトル」とは、FXブロードネットのリピート系発注機能、「トラッキングトレード」を使用して、4人のプレイヤーが3カ月間トレードを行い、最終利益を競う大人気企画です。
リピート系発注機能とは、指定した値幅の中に新規注文と決済注文を等間隔で出し続けてくれる注文機能のこと。
【リピート系発注機能を徹底比較】
⇒FXの自動売買ができる口座を徹底比較!:(1)リピート系発注機能【ループイフダン・トラリピなど】
トラッキングトレードは、以下の4つの項目をあらかじめ設定して運用する、リピート系発注機能です。
・取引する通貨ペア
・「売り」から入るか「買い」から入るか
・取引に使う金額(対象資産)
・注文を仕掛けるレンジ幅(想定変動幅)
注文の間隔や最大注文数は、「対象資産」と「想定変動幅」から自動的に算出されるため、初心者でも簡単にリピート注文を出すことができます。
第18回バトルの参加プレイヤーは、こちらの4名。
(出所:FXブロードネット)
トラトレめがね氏は、“前回のバトルで1位だったプレイヤーの戦略をマネする”という手法を取っているFX初心者。今回は、ファンダメンタリスト氏のマネ運用をしています。
チャーティスト先生は、テクニカル分析に基づいたトレードを行い、過去17回のバトルの累計実現損益346万9805円を誇る強者。
怠け者の楽々投資氏は、一度トラッキングトレードを設定したら、基本ほったらかしで運用する省エネトレーダー。
そしてファンダメンタリスト氏は、名前からもわかるように、ファンダメンタルズ重視の戦略を取るトレーダーです。
この4人の戦い、前回当コーナーで紹介した約1カ月前の時点では、1位チャーティスト先生、2位怠け者の楽々投資氏、3位トラトレめがね氏、4位ファンダメンタリスト氏となっていました。
円安が大きく進んだ局面で、順位に変動はあったのでしょうか? さっそく見てみましょう。
実現損益1位は怠け者の楽々投資氏で67万円強!
まず、3月28日(月)終了時点のランキングはこちらです。
(出所:FXブロードネット)
累計実現損益1位は、67万722円の怠け者の楽々投資氏です!
豪ドル/円の「買い」戦略でバトルをスタートした怠け者の楽々投資氏は、あらかじめ決めていた停止レート86円を超えた3月17日(木)の時点で、運用を停止。停止後に残った買いポジションも決済され、現在は運用停止、保有ポジション0という状態です。
【速報!】
— トラッキングトレード (@tracking_trade) March 16, 2022
怠け者の楽々投資です。
3/16の終値が86円を超えたので、豪ドル円の買い設定の運用を停止しました。
停止後に残った買い1ポジションも決済しました。
私の戦略はコチラ▼https://t.co/D0rYKEpqEk pic.twitter.com/gGyh7zj0AP
怠け者の楽々投資氏が運用を停止した後も、豪ドル/円は上昇を続け一時94円を超えるほどだったのですが、実は、怠け者の楽々投資氏は、バトル開始当初は89円近辺に設定していた運用停止レートを、3月10日(木)に前回高値付近の86円に停止レートを変更していたのです。
【停止レート変更】
— トラッキングトレード (@tracking_trade) March 10, 2022
怠け者の楽々投資です。
今回のガチンコバトルも後半戦に入り、残り1か月ほどになったので、私の豪ドル円買い運用の利食い方向の停止レートを、89円から【86円】に変更します。
怠け者の楽々投資さんの運用詳細はコチラ ⇒ https://t.co/DiBcgQUtT6 pic.twitter.com/3OL7kRpLkm
あのまま89円の設定を動かさなければ…と客観的にはもったいない気もしてしまいますが、怠け者の楽々投資氏は運用を再開せず、次回(第19回)のバトルに向けて「今の上昇(円安)がどこまで続くのか見ていきたい」ということでした。
目先の相場に左右されず、決めたルールは守る!という一貫性が、利益を積み上げる秘訣なのかもしれません。
2位のチャーティスト先生は果敢に短期トレードに挑むも、今のところ苦戦中!?
累計実現損益2位は、46万995円のチャーティスト先生です。チャーティスト先生はユーロ/円の「売り」「買い」両建て戦略でバトルをスタートしましたが、前回当コーナーでお伝えしたとおり、2月中にすでに両運用とも停止していました。
【参考記事】
●乱高下? 設定範囲内ならむしろウェルカム!トラッキングトレードで、ウクライナ情勢に一喜一憂せず利益を積み上げるコツは?
今回のバトルは、3月17日(木)に怠け者の楽々投資氏が運用をストップしたところで全員が運用停止となったのですが、バトル残り1週間となった3月24日(木)に、チャーティスト先生が短期決戦でユーロ/円の「売り」運用を開始したんです!
【速報・運用再開!】
— トラッキングトレード (@tracking_trade) March 24, 2022
チャーティスト先生です。今回のバトルも残り1週間ほどになりましたが、短期決戦でユーロ円売り運用を開始しました!
チャーティスト先生の運用詳細はコチラ ⇒ https://t.co/fbIP56tZEe pic.twitter.com/8TkEz2lIsU
しかし、翌3月25日(金)に早々に損切方向の停止レート134.5円付近に到達してしまい、運用は停止。残った売りポジション13個は、翌週(3月28日~)の押し目を想定して保有としました。
残念ながら3月28日(月)終了時点現在、押し目を付ける状況にはなっておらず、27万4390円の含み損となっています。
仮に、この含み損をそのまま決済したとしても、46万995円の累計実現損益から引いて、18万6605円のプラスですから、今回のガチンコバトルをプラスで終えられる可能性は残されているのではないでしょうか。
ファンダメンタリスト氏が4位、そのマネ運用をしているトラトレめがね氏が3位に
続いて第3位は、ファンダメンタリスト氏のマネ運用をしているトラトレめがね氏で、累計実現損益は40万2245円、4位はファンダメンタリスト氏で累計実現損益38万6976円となっています。
なお、両者の金額の違いは、トラトレめがね氏はファンダメンタリスト氏の戦略を見てから、少し遅れたタイミングでトレードを開始するため、トラッキングトレードの注文価格が多少ずれることにより生じたものです。
【参考記事】
●裁量トレードでも賛否両論ある「両建て」戦略はFXの自動売買では有効か?第18回ガチンコバトル、スタート!
両者とも米ドル/円の買い設定で運用していましたが、ファンダメンタリスト氏は3月11日(金)に116.74円付近まで上昇したところで運用を停止。それを見て、マネ運用をしているトラトレめがね氏も運用を停止しました。
こんにちは。ファンダメンタリストです。
— トラッキングトレード (@tracking_trade) March 11, 2022
先ほど、米ドル円の買い設定の運用を停止しました。
残っていた1ポジションも決済をしました。
■戦略の詳細はこちらhttps://t.co/gHelBhjabC https://t.co/G3LzcK7bRI pic.twitter.com/DG5psoOP1g
その後、残っていた1ポジションもすぐに決済されたため、それ以降、トラトレめがね氏とファンダメンタリスト氏の成績に変化はありません。
運用を停止するにあたって、ファンダメンタリスト氏は「引き続き米ドル円の上昇も予想されますが、バトルの残り期間を考え」停止を決意したとのこと。怠け者の楽々投資氏の豪ドル/円同様、米ドル/円もその後上昇を続け、一時125円をトライするほどに!
バトル期間最後の週末を迎えるにあたり、ファンダメンタリスト氏は、「残り1週間ですが、短期勝負での運用もありえます」とコメントしていましたが、3月28日(月)終了時点では、まだ動きを見せていません。
ここへきて、円安が急激に進んでいますが、残り3日で勝負の行方はどうなるのか、最後の最後までもつれそうです!
役立つ情報満載のFXブロードネット公式サイト、マネ運用開始後のトラトレめがね氏の躍進ぶりにも注目!
トラッキングトレード ガチンコバトルの人気の秘密は、もちろんバトルそのものの面白さにもあるのですが、それだけではありません。
一般のトラッキングトレードユーザーが、4人のプレイヤーのマネ運用ができる点、そして、各プレイヤーのトレード戦略やチャート分析、市況予想など、トラッキングトレードユーザーでなくても役立つ情報を、FXブロードネットの公式サイトで詳しく学べる点も、支持される理由となっています。
なぜ一般ユーザーが各プレイヤーのマネ運用をできるのか。それは、先ほどから紹介しているように、4人のプレイヤーが運用開始時や停止時、戦略変更時などに、逐一ツイッターで報告をしてくれるからなんです!
マネ運用トレーダーのトラトレめがね氏も、マネをするプレイヤーがツイッターでつぶやいたのを見て、自身の運用停止やポジション決済などをおこなっていますが、マネ運用を始めてから1年半の累積利益はなんと132万5070円に!
(出所:FXブロードネット)
これはもう、マネ運用がれっきとしたトレード手法として確立していると言って良いのではないでしょうか。
FXブロードネットの公式サイトでは、このトラトレめがね氏のマネ運用をピックアップして、詳しく解説してくれています。
(出所:FXブロードネット)
マネするだけで利益が得られるなんて、そんなうまい話があっていいの!? と思ってしまいそうですが、マネ運用にも注意すべき点があります。それは、「終始一貫、マネ運用に徹する」ということです。実はこれ、難しい側面もあるのではないかと思います。
たとえば今回の相場のように、トラッキングトレードの運用を停止したあとにも、トレードしていた方向に相場が動き続け、「もう少し続けていれば…」というような状況になったとき。
ここで、チャンスを逃したくない!と、勝手に自分の裁量で運用を始めたり、停止をしなかったりしてしまうと、上手くいくこともあるかもしれませんが、逆に大損してしまうこともあるでしょう。マネする相手が持っていないポジションを持つわけですから、決済も自分で考えなければならず、さらなるリスクに。
つまり、マネをする場面があったり、マネをしない場面があったりすると、結果が安定せず、先に紹介したトラトレめがね氏のような成績を収められる可能性は低くなってしまうのではないかと思われます。
ですから、自己を抑えて機械的にマネをする!という心構えでスタートする必要がありそうですね。それができれば、トラトレめがね氏のようにきちんと結果を出せる可能性が高いのではないかと思います!
第18回ガチンコバトルの行方を見守りつつ、FXブロードネットの公式サイトのガチンコバトル関連コンテンツも、ぜひチェックしてみてくださいね!
(ザイFX!編集部・上岡由布子)
(※各種キャンペーンの詳しい条件、期間などについては、FXブロードネットの公式サイトなどで必ずご確認ください。キャンペーン条件が変更されたり、キャンペーン期間が延長されたり、キャンペーンが終了したりすることなどがあります)
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米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ||
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0.3pips原則固定 (8-28時) |
0.5銭原則固定 (8-28時) |
※相場状況により、原則固定スプレッドの配信を一時的に休止している場合もあります | ||||
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FXブロードネットでは、最低取引単位が1000通貨の「ブロードライトコース」と、1万通貨の「ブロードコース」の2つの口座が使えます。さらに、強制決済の判定タイミングやロスカットの水準をいくつかの選択肢から設定できるのも特徴です。相場の細かい上げ下げを利用してコツコツ利益を積み上げていく、リピート型の注文方法、「トラッキングトレード」を使ったFXの自動売買ができる口座としても人気。「トラッキングトレード」の設定などに役立つコンテンツも充実しています。 | ||||
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