決着まで約1週間!第25回トラッキングトレードガチンコバトル
2023年も残すところあと10日ほど。そして、こちらも残すところあと1週間ほどなのが、10月2日(月)から始まったFXブロードネットの「第25回トラッキングトレードガチンコバトル」です。
FXブロードネットのリピート系発注機能「トラッキングトレード」を利用して4人のプレイヤーがそれぞれ300万円の資金を3カ月運用し、累計確定損益を競うこちらのバトルは、6年半以上続いている超人気企画です。
【※トラッキングトレードについて詳しくはこちら!】
⇒「マネ運用」が優勝した「第24回トラッキングトレードガチンコバトル」、第25回は全プレイヤー前回と同じ通貨ペア、ただし想定変動幅や対象資産を変えた者も
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参加プレイヤーはこちらの4名。
(出所:FXブロードネット(編集部にて一部加工))
・テクニカル分析重視で両建てを多用するチャーティスト先生
・「なるべくほったらかして運用」が信条の怠け者の楽々投資氏
・ファンダメンタルズをもとに戦略を練るファンダメンタリスト氏
・前回のバトルの優勝者の「マネ運用」を行うトラトレめがね氏
と、戦略も実にさまざまです。トラトレめがね氏の「マネ運用」というのは、前の回の優勝者がとっている戦略をそっくりそのままマネするという手法。
なぜそんなことができるのかというと、この「ガチンコバトル」には、各プレイヤーがトラッキングトレードの運用を開始したり、停止したり、保有ポジションを決済したり…といったアクションを行った際には、その内容を逐一公式X(旧Twitter)で報告しなければならないというルールがあるからです。
今回トラトレめがね氏は第24回バトルで優勝した怠け者の楽々投資氏の「マネ運用」をしていますので、怠け者の楽々投資氏が公式Xに投稿した内容を見て、すかさず同じアクションを起こしています。ただし、怠け者の楽々投資氏は「ほったらかし運用」が信条のため、バトルの途中で動きを見せることはめったにありません。ですから「マネ運用」をするにはもっともラクなマネ対象かもしれません。
さて、前回当コーナーでお伝えした際は、確定実現利益こそチャーティスト先生がトップだったものの、含み損を差し引くと怠け者の楽々投資氏とトラトレめがね氏の一騎打ちの様相を呈していました。あれから3週間、相場の様子も様変わりしましたが、バトルの行方はどうなっているのでしょうか。
【※関連記事はこちら!】
⇒3年3カ月負けなしの「ほったらかし運用」と、同じくほったらかしの「マネ運用」の2大省エネプレイヤーが優勝争い!? 第25回トラッキングトレードガチンコバトル
累計確定損益の順位は3週間前と変わらず!ただし内容には変化が
まずは、12月14日(木)終了時点の累計確定損益ランキングを見てみましょう。
(出所:FXブロードネット)
順位としては3週間前と変わらず、1位がチャーティスト先生で69万8133円の累計確定利益。2位が怠け者の楽々投資氏で55万5794円の利益。3位がトラトレめがね氏で55万4770円の利益。4位がファンダメンタリスト氏で39万4112円の利益となっています。
怠け者の楽々投資氏とトラトレめがね氏の金額が異なるのは、怠け者の楽々投資氏のXの投稿を見てからトラトレめがね氏が同じことをするために起こる、タイムラグによるものです。
ですから、相場状況によっては「マネ運用」が本家を上回ることもあります。
(出所:FXブロードネット)
チャーティスト先生の指値決済が刺さって巻き返し!とっさに始めた「買い設定」での運用は吉と出るか凶と出るか?
では、各プレイヤーごとに詳しく確認していきましょう。
まず、チャーティスト先生はユーロ/円の「売り設定」と「買い設定」両建て運用でバトルをスタートしましたが、前回当コーナーで途中経過を報告した際にはすでに両設定とも停止していました。その際、買いポジションを1つと、指値を入れた売りポジションを25個保有していました。
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その後、12月4日(月)~5日(火)にかけての深夜に159円で指値を入れていた13個の売りポジションが約定。6ポジションは損切となりましたが、相場の下落もあって含み損もずいぶん減る結果に。そこでチャーティスト先生はすかさず、ユーロ/円の「買い設定」の運用を再び開始しました。
【速報】運用開始!
— トラッキングトレードガチンコバトル (@tracking_trade) December 5, 2023
チャーティスト先生です。
【ユーロ円買い設定】で運用再開しました??
??チャーティスト先生の運用状況https://t.co/fbIP56tZEe pic.twitter.com/JLq3B7FYOw
変動幅450pips、対象資産230万円と慎重さがうかがえる設定ですが、チャンスを逃さず即動くあたりはさすがですよね。
しかし、その後2日間ほどは順調に利益を上げていた「買い設定」を「チャート形状の変化」を理由に12月7日(木)の夜には運用停止。その代わり、指値を設定して保有していた「売り設定」12ポジションが約定して約24万円の確定利益となりました。
(出所:FXブロードネット(編集部にて一部加工))
そして、現在は23の買いポジションを、3段階にわけて決済指値を入れて保有している状態です。急遽「買い設定」を運用したことが吉と出るか凶と出るか――このあとのユーロ/円の値動きと決済のタイミングにかかっています。
怠け者の楽々投資氏は相場急落にも慌てず騒がず
「ほったらかし」を貫く!
続いて、2位の怠け者の楽々投資氏とその「マネ運用」をしているトラトレめがね氏ですが、「ほったらかし運用」が信条の怠け者の楽々投資氏は12月7日(木)の豪ドル/円急落にも、慌てず騒がずほったらかしを貫き、現在まで運用を続けています。
ちなみに、急落時を含む怠け者の楽々投資氏のトレードの様子は、FXブロードネットの公式サイトで公開されていますよ!
(出所:FXブロードネット)
「刈り取り(決済)を待つだけ」という怠け者の楽々投資氏の言葉どおり、翌12月11日(月)~の週は順調に利益を積み重ね、1位のチャーティスト先生の累計実現利益に近づいてきました。含み損を差し引いた最終結果はいかに!?
米ドル/円暴落のあおりを受けるファンダメンタリスト氏、
早めの運用停止が功を奏した!?
最後はここまで最下位に沈んでいるファンダメンタリスト氏。米ドル/円の「買い設定」でトラッキングトレードを運用しているファンダメンタリスト氏は、12月7日(木)の米ドル/円急落を受け、「停止レート144円割れ近辺に到達していませんが日銀の金融緩和修正観測が高まっていること」から、運用を停止しました。
結果的にその後米ドル/円は141円台まで暴落しましたので、運用停止は賢明な判断だったかもしれません。
(出所:FXブロードネット(編集部にて一部加工))
ただし、このバトル終盤に含み損が160万円近くまで膨れ上がってしまったのは、3カ月という期限があるガチンコバトルではかなりの痛手。今後、どのタイミングで保有しているポジションを決済していくのかが、腕の見せどころとなりそうです。
「マネ運用」は誰でもできる!設定もクリック数回で簡単
ということで、このままチャーティスト先生が逃げ切るか、それとも怠け者の楽々投資氏&「マネ運用」トラトレめがね氏が追い上げるか、最後まで白熱のバトルが続きそうです。
なお、この「マネ運用」はFXブロードネットの公式Xをフォローしていれば、誰でも行うことができます。初期設定も数回のクリックで簡単に行えますので、興味のある方はぜひ、次回「第26回トラッキングトレード ガチンコバトル」で試してみてはいかがでしょうか。
(ザイFX!編集部・上岡由布子)
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