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2012年08月14日(火)のFXニュース(4)

  • 2012年08月14日(火)19時35分
    ドル円は高値圏推移、各通貨で動意を失う

     欧州の主要経済指標の発表も終え、為替市場では目先の材料消化から各通貨で動意に乏しい推移。ユーロは対ドルで1.2386ドル、対円で97.32円をこれまでの日通し高値に、それぞれ小幅に水準を切り下げて推移している。一方、ドル円は78.50円前後の高値圏での推移が継続している。

  • 2012年08月14日(火)19時24分
    LDN午前=リスクオン継続、欧州の経済指標には反応まちまち

     ロンドンタイム午前の為替市場では、東京タイム終盤からのリスク選好地合いが継続。ユーロを中心にドル安・円安推移が強まったことで、ドルストレート・クロス円は上げ幅を広げる展開となった。欧州株高や米長期債利回りの上昇もこうした動きをサポート。ただ、前日に欧州の決済機関であるLCHクリアネットが、スペイン債や伊債の取引証拠金を一部引き上げると発表したことが影響し、両国の債券利回りが上昇スタートしたことが各通貨の上値の重しに。また、この日発表された欧州の主要経済指標は総じてまちまちな結果となり、それぞれ発表直後に関連通貨を中心に動意を促す場面はあったものの、トレンドを形成するだけの材料とはならなかった。
     ユーロドルは昨日高値を上回り、一時1.2386ドルまで上値を切り上げた。ユーロ円も97.32円まで続伸。ユーロクロスでユーロ買い戻し基調が続いていたことも上げ幅拡大に寄与した。他通貨もドル売り・円売りの流れを受けて上昇。豪ドル/ドルは1.0543ドル、豪ドル円は82.83円まで上昇するなどしっかり推移。またポンドは、英7月消費者物価指数や同小売物価指数がともに市場予想を上回ったことで、発表直後に対ドルは1.5730ドル、対円は123.54円まで買いで反応した。ただ、前述の通り、ユーロ高債務国の債券利回り上昇が先行していたことなどが意識されると、各通貨で次第に買いの勢いが後退。ユーロドルは1.23ドル半ば、ユーロ円は97円ちょうど近辺まで下押し、ポンドドルは1.57ドルを割り込んだ。この間、ドル円は米長期債利回りの上昇にも支えられ、78.60円を高値に78.50円台で底堅い推移を継続させた。
     なお、この日発表された欧州の主要経済指標では、ユーロ圏4−6月期GDP・速報値が前期比・前年比ともに市場予想に一致。また独8月ZEW景気期待指数が予想を下回ったものの、同現況指数やユーロ圏8月ZEW景気期待指数が強い内容となるなど強弱の判断がつきづらい結果となった。
     この後、NYタイムでは米7月生産者物価指数や同小売売上高の発表が予定されている。市場予想では、小売売上高が3カ月ぶりにプラス圏を回復する見込みであることなど、欧州とのコントラストが明確になれば、米長期債利回りの上昇を伴ってドル円がレンジを切り上げる動きにも期待したい。ただ、引き続き明日の米国債の大量償還およびクーポンの支払いを控え、円転フローに関する思惑などが上値を抑えることにもなるか。

  • 2012年08月14日(火)19時20分
    東京為替サマリー(14日)

    TKY午前=円売り・ドル売りが優勢、日経平均堅調が後押し  

     東京タイム午前、為替相場は円売り・ドル売り優勢。本邦勢がお盆休みとあって取引参加者が極端に細るなかではあったが、日経平均が寄り付きから堅調に推移したことを背景に、為替相場はリスクオンにともなう円売り・ドル売りが優勢となった。そのほか、朝方発表されたNZ4−6月期小売売上高が市場予想を上回る好結果だったことがNZドル買い材料となった。
     ドル円・クロス円は上昇。日経平均が上昇幅を広げるなかで、ドル円・クロス円は上昇幅を広げる展開に。取引参加者が乏しいことでレートが飛びやすくなっていた状況も後押しとなったもようで、ドル円はリスク回避の円売りに傾き、78.46円まで上昇し昨日高値78.40円を上回った。またクロス円は、ユーロ円が96.86円、ポンド円は123.15円、豪ドル円は82.63円、NZドル円は63.64円まで上値を伸ばした。
     またドルストレートも買いが優勢に。レンジこそ狭かったが、クロス円の上昇につれ高となり、ユーロドルは1.2349ドル、ポンドドルは1.5696ドルまで買われた。また、資源国通貨も、豪ドル/ドルは1.0536ドル、NZドル/ドルはNZ小売指標の発表後に0.8116ドルまで上昇後は伸び悩む場面こそ見られたが底堅く推移し、ドルストレートの上昇に沿って前述の高値水準まで持ち直した。

    TKY午後=ユーロは買い戻し強まる リスクオンの流れ優勢に  

     東京タイム午後の為替市場は、リスクオンの流れに。仏GDPが四半期ベースで3年ぶりのマイナス成長を回避したほか、独GDPも前回からの低下幅が限られるなど、全体的には予想ほど悪くなかったほか、中国の証券会社の巨額損失の話題で下げが先行していた上海総合指数が午後にプラス圏を回復したことなどが手掛かりとなって、ドル売り・円売りの流れが優勢となった。仏4−6月期GDP・速報値は前期比±0.0%(市場予想-0.1%)、同前年比・速報値は+0.3%(市場予想+0.2%)とどちらも予想比上ぶれした。また、独4−6月期GDP・速報値に関しては、前期比で+0.3%と、市場予想+0.2%より強い結果となった一方で、同前年比(季調前)・速報値は+0.5%と、市場予想の+0.9%より弱い結果となった。
     ユーロは、仏GDP発表前から、アジア系中銀などの買いを受けて下値を切り上げていたが、仏・独GDPの結果を受けてさらに買いの勢いが強まった。ユーロドルは1.2370ドルまで上昇し、ユーロ円は97.22円と9日以来に97円台を回復した。そのほかでは、ポンドドルが1.5706ドルまで上昇幅を広げた。ドル円・クロス円もユーロ円の上昇幅拡大をきっかけに下値を切り上げ。ドル円は78.60円、ポンド円は123.45円、豪ドル円は82.73円、NZドル円は63.70円、加ドル円は79.23円までそれぞれ当日高値を更新した。また、豪ドル/ドルも底堅い動きに。対ユーロで豪ドル売りが強まったことから、上値は抑えられつつもリスク志向が強まるなかで、下方向への動きは限定的。1.05ドル前半での推移を続けた。

  • 2012年08月14日(火)18時45分
    スペイン政府

    ○週末に300億ユーロの支援要請の噂

  • 2012年08月14日(火)18時12分
    ユーロ、複数の欧州指標後の反応は限定的

     ユーロは小幅に水準を下げるも、動意は限定的。独8月ZEW景気期待指数が-25.5と、市場予想-19.3を下回ったことで、小幅にユーロ売りが強まった。しかし、ユーロ圏4−6月期GDP・速報値が前期比・前年比とも市場予想通りの結果となったほか、ユーロ圏1−3月期GDP・前期比が-0.1%から±0.0%へ修正され、さらには、ユーロ圏8月ZEW景気期待指数が前月の-22.3から-21.2へ改善するなど、強弱まちまちの結果に市場の方向性は定まらず。ユーロドルは1.2360ドル台でもみ合っている。

  • 2012年08月14日(火)18時00分
    ユーロ圏・2Q-GDP

    ユーロ圏・2Q-GDP(速報値) (前期比)

    前回: 0.0% 予想:-0.2% 今回:-0.2%

    ユーロ圏・2Q-GDP(速報値)(前年比)

    前回:-0.1% 予想:-0.4% 今回:-0.4%

    ユーロ圏・8月ZEW景況感調査

    前回:-22.3 予想: N/A 今回:-21.2

    ユーロ圏・8月鉱工業生産(前月比)   前回:+0.6% 予想:-0.7% 今回:-0.6%

    独・8月ZEW景況感調査

    前回:-19.6 予想:-19.3 今回:-25.5

  • 2012年08月14日(火)17時30分
    英・7月消費者物価指数

    英・7月消費者物価指数(前月比)

    前回:-0.4% 予想:-0.1% 今回:+0.1%

    英・7月消費者物価指数(前年比) 

    前回:+2.4% 予想:+2.3% 今回:+2.6%

    英・7月小売物価指数(前月比)

    前回: -0.2% 予想: -0.2% 今回: +0.1%

    英・7月小売物価指数(前年比)

    前回:+2.8% 予想:+2.8% 今回:+3.2%

  • 2012年08月14日(火)17時13分
    独連銀

    ○独成長率の結果は見通しに沿っている

  • 2012年08月14日(火)17時10分
    仏・財務相

    ○9月にギリシャに訪問○ギリシャが約束を守る限りユーロ圏残留を支持する

  • 2012年08月14日(火)16時37分
    ドル安・円安継続、ユーロドルは厚めの売りゾーンに突入

     欧州序盤から強まりを見せているリスクオンに伴うドル安・円安地合いが継続。ユーロドルは1.2386ドルまで上値を伸ばし、同水準から1.2400ドル近辺まで断続的に観測されている売りオーダーを目前にしている。またユーロ円も97.32円まで本日高値を更新した。
     他通貨も対ドル・対円で続伸。豪ドル/ドルは、「米系の買い」(外銀筋)も手伝って1.0543ドルまで上昇し、豪ドル円は82.83円まで水準を切り上げた。この間、ドル円はドル売り・円売りに挟まれて動きづらさがあるものの、米長期債利回りの上昇を支えに78.60円のこれまでの高値近辺で底堅く推移している。

  • 2012年08月14日(火)16時33分
    ドル/加ドル、0.9900加ドルにOPバリア観測

     「ドル/加ドルの0.9900加ドルにはオプション・バリアが観測されている」(外銀筋)という。

  • 2012年08月14日(火)16時24分
    対ユーロでの反転も支えにポンドや資源国通貨が強含み

     リスクオンの動きが強まるなか、対ユーロでの売りが重しとなってやや出遅れ感のあったポンドや資源国通貨も買いの勢いを強めている。ポンドドルは1.5709ドル、豪ドル/ドルは1.0540ドル、NZドル/ドルは0.8116ドルまで上値を切り上げた。ユーロポンドやユーロ/豪ドルにおいて、ユーロ高基調が一巡したことも追い風。

  • 2012年08月14日(火)16時15分
    スイス・7月生産者輸入価格

    スイス・7月生産者輸入価格(前月比)

    前回:-0.3% 予想:-0.2% 今回:-0.3%

  • 2012年08月14日(火)16時15分
    TKY午後=ユーロは買い戻し強まる リスクオンの流れ優勢に

     東京タイム午後の為替市場は、リスクオンの流れに。仏GDPが四半期ベースで3年ぶりのマイナス成長を回避したほか、独GDPも前回からの低下幅が限られるなど、全体的には予想ほど悪くなかったほか、中国の証券会社の巨額損失の話題で下げが先行していた上海総合指数が午後にプラス圏を回復したことなどが手掛かりとなって、ドル売り・円売りの流れが優勢となった。仏4−6月期GDP・速報値は前期比±0.0%(市場予想-0.1%)、同前年比・速報値は+0.3%(市場予想+0.2%)とどちらも予想比上ぶれした。また、独4−6月期GDP・速報値に関しては、前期比で+0.3%と、市場予想+0.2%より強い結果となった一方で、同前年比(季調前)・速報値は+0.5%と、市場予想の+0.9%より弱い結果となった。
     ユーロは、仏GDP発表前から、アジア系中銀などの買いを受けて下値を切り上げていたが、仏・独GDPの結果を受けてさらに買いの勢いが強まった。ユーロドルは1.2370ドルまで上昇し、ユーロ円は97.22円と9日以来に97円台を回復した。そのほかでは、ポンドドルが1.5706ドルまで上昇幅を広げた。ドル円・クロス円もユーロ円の上昇幅拡大をきっかけに下値を切り上げ。ドル円は78.60円、ポンド円は123.45円、豪ドル円は82.73円、NZドル円は63.70円、加ドル円は79.23円までそれぞれ当日高値を更新した。また、豪ドル/ドルも底堅い動きに。対ユーロで豪ドル売りが強まったことから、上値は抑えられつつもリスク志向が強まるなかで、下方向への動きは限定的。1.05ドル前半での推移を続けた。
     この後は、ユーロ圏GDPや独ZEW景気期待指数が発表される。東京タイム終盤に強まったリスクオンの流れが、これらの結果を受けてさらに進むのか、それとも結果が嫌気されて投資家の期待感がしぼむのか注視したい。とはいえ、欧州に対する不透明感がくすぶるなかで、独ZEW景気期待指数が目立って強い結果とならないようなら、NYタイムでの小売売上高発表を前に、ユーロには短期勢の利食い売りが入る可能性はあるか。

  • 2012年08月14日(火)15時50分
    ユーロの対主要通貨での買い戻し続く

     ユーロは対主要通貨で、前日からの流れを継続させて買い戻しの動きが継続している。ユーロポンドは0.7883ポンド、ユーロ/豪ドルは1.1764豪ドル、ユーロ/NZドルは1.5269NZドルまでユーロ高・他通貨安推移。こうした動きがポンドドルや豪ドル/ドルの上値を抑える動きにつながっており、ポンドドルは1.56ドル後半、豪ドル/ドルは1.0520ドル近辺で伸び悩んでいる。

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